ネコのひたい

暴力ネコと映画、写真、音楽を楽しんでます。

プロデューサーズ

2006-04-25 21:30:07 | 映画・舞台
あちらこちらで「大笑いした」というご意見を拝見して期待して観に行ったのですが・・・
あんまり笑わなかったです。(^^;)
っていうか、あんまり面白くなかったかも。
最初の方なんて眠たかった・・・。


・・・が!しかし!


じゃあ、この映画イマイチか、嫌いか、というとその反対で、
大好きです!!

ご存知の方も多いと思いますが、元々1968年に同名の映画が公開され、その後ブロードウェイで上演されて今回2度目の映画化になったんですね。
最初の映画版は観てないんですけど、主演がゼロ・モステルとジーン・ワイルダーと聞けば、ものすごく期待してしまいます!
二人の芸風?が好きなんですよー。

そして、ブロードウェイ版。
評判を聞くにつけ観たくて観たくて仕方ありませんでした。
でも、簡単にニューヨークに行けるはずもなく・・・ですから今回のオリジナルキャストでの映画化は本当に楽しみでした。
実際に観て驚いたのは主演二人だけでなく、沢山のオリジナルキャストの方々が出演されていたんですね。
舞台そのままの役の人もいれば、他の役で出ている人も。
舞台の映画化の場合、なかなか舞台のオリジナルキャストで観られないのが不満でしたが、今回は舞台や舞台役者さんへの愛情が感じられて嬉しかったですね。

舞台は未見ですが、多分、こんな感じなんだろうなあと想像できる映画で、昔ながらのミュージカル映画という演出が楽しかったです。
すごく懐かしい感じがしました。


映画のパンフでは渡辺祥子さんが主演のネイサン・レイン、マシュー・ブロデリックと監督のスーザン・ストローマンにインタビューしてますが、相変らずミーハーな香りがして(笑)、まぁそれはいいのですが、もしかしてあまり舞台はご覧にならないのかなってちょっと思ってしまいました。
それより小堺一機さんのインタビューの方が大変共感できました。

結局、私、この映画を絶賛してますよね。(^^;)
最初になんであまり面白くないと書いたんでしょう。(笑)
でも、エンドロールも、その後の「お楽しみ」もホントに楽しくて、ちょっとビックリして、やっぱり私はメル・ブルックスが好きだあ~~と再確認しました。(笑)
そしてオリジナルキャストでなくても、やはり舞台を観たいと強く思いました。

最後にメル・ブルックスにお願いしたいです。
「ヤング・フランケンシュタイン」もぜひ舞台化して下さい!(笑)