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いったん捨てて、もう一度拾う

2012-12-14 20:07:34 | Weblog
他人と自分の能力を比較して、常に焦ったり落ち込んだりする自分がいた。そんな自意識過剰な己を捨てようとずっと振る舞ってきた。ある程度「人は人、自分は自分」と分別できるようになった手応えを得て、今、他者と自己の違いに改めて向き合う必要を感じている。
 
戦う相手を想定する、自分の能力をひいきも謙遜もなく正当に評価する。どうやら自分と他人、どちらもしっかり観察し真っ向から競うべき時期が来ている。どのフィールドで戦って、誰にどう勝つか考えるため。何もかも自分一人でこなせるわけじゃなく、自分の能力を超えた大きな挑戦が求められる時が巡ってくる。
 
40年近くなんとか生きてきて、多分世の中に不可能はないと直感した。ただ時間さえ無限にあれば。それが真理なら、能力の個人差は時間の使い方の違いにすぎない。力を手に入れ、成果を挙げるまでの道のりで優先順位の付け方の違いに個性がある。誰しも自分が活きる場所とタイミングがある。でも時間は限られる。優先する何かの為に切り捨てなきゃならないものがある。
 
知らずに与えられたり自分で手にいれたもの、執着すてて、ぶん投げる。また必要を覚えて、手に入れる。その繰り返し。どちらが正解なわけでもなく、適材適宜適所、ちゃんと段階を踏んで獲得と放棄を延々と繰り返す覚悟で生きる。学ぶことに終わりは無いし、それはある日突然終わるべきでもある。今日一日、この一瞬がどちらのタイミングなのか、自問自答し続けることにする。
 
いったん捨てて、もう一度拾う、そしてきっとまた捨てる

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