益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

春一番

2008-02-23 19:52:44 | Weblog
2008年2月23日(土) 晴れくもり

降り込め詐欺 その注意点


益鳥の身辺余話 AM7時5分、室内温度13℃、湿度42%、晴れ後曇り。

いい天気を装っていた朝の顔が豹変し、威嚇的な雲を呼び、次第にこれでもか、これでもか・・・っとでもいうように風が恐喝行為を繰り返した。洗濯物は出していなかったので取り込みに煩わされることはなかったが、買い物に出て行かねばならぬ予定があり、心持億劫がり屋の気乗りを削がれる現象に、自ら内心困惑気味だった。が、出かける必要は日延べできないことは分かっていた。

振込み用件もあり、先ずは郵便局へそして買い物のためスーパー二店を回った。買い物を終えて帰途に就いた頃には西空を黒雲がはっきりとした層を際立たせ、夕陽にその境界線を僅かに染めて大人気ない行為を咎め立てされた悪戯坊やのように、羞恥心を照れくさそうに浮かべているようだった。春一番!という風の悪戯だった。

昨夕防災無線放送で何かの注意を呼びかける放送が流れたのを聞いたが、余りにも聞き取りがたい音声で、要領を得なかった。しかし、「市職員を名乗り・・・の被害に合われた・・・では一切そのようなことはありませんので・・・して下さい・・・」で凡その判断はついた。降り込め詐欺被害への注意を喚起するものであったらしいと合点した。

我が家でも子供宛の葉書が届いたことがあった経験がある。明らかに可笑しい請求であり、インターネットで予ねて呼びかけられている消費者組合提供のはがきの文面等の類似参考事例を見てみると、そこへ同じものがあり、間違いないと確信し、消費者組合へTELをかけ、指示を仰いだ。「何もしないで,放っておいて下さい。それでいいですから・・・。その文面だと後も何も言ってこないと思いますが、もし何かあるようでしたら、一報下さい。念のため葉書文面をFAXで送ってください」そのようなことで終わった。

今日の新聞を見ると、・・・振り込め詐欺の被害が県内でも後を絶たない。県警の調べでは、県内における昨年1年間の被害総額は約2億4500万円にも上り、過去最悪だった。手口の悪質さが目立つ。今年も1月末までで被害総額は2300万円を超え、深刻な事態だ・・・と載っていた。

新聞に載っている注意点を参考までに引用してみると・・・ 県警では未然防止の一環として、これまでの主な手口をまとめたチラシをつくり、今月から県内全世帯に配布を始めた。これによると、電話口で「交通事故を起こした」「金を使い込んだ」「会社を首になる」「時間がない」「還付金を振り込むのでATMを操作してほしい」などと言われたら要注意。 また「振込先口座の名義人を知らない」「子や孫の名前を自分から名乗らない」「警察官や弁護士を名乗る」「事前に電話番号が変わったとの連絡があった」などについても注意を心掛けたい・・・・ということのようだ。

そして新聞記事は・・・振り込め詐欺の被害者はこれまで、被害回復には泣き寝入りせざるを得なかったのが現実だった。しかし、被害金の返還を円滑に進めるための新法「振り込め詐欺被害回復分配金支払法」が作年末に成立した。資金返還の手続きが容易になり、被害者救済に大きく役立ちそうだ・・・という朗報を伝えて記事は終わっている。とはいえ、被害に遭わないことが一番であることは間違いない。気をつけたいものだ。