益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

まだ60数年前のことだ・・・

2008-02-18 18:25:24 | Weblog
2008年2月18日(月) 晴れ

危険な時代へ逆戻りさせてはならない・・・


益鳥の身辺余話 AM6時12分室内温度8℃、湿度37%、晴れ。

東の稜線の上の空を朝日が耀ませていた。いい天気のようだ。それは確かに思えた。が、それから長い沈思黙考が続いて、窓に陽射しが射したのは8時39分ごろだった。それまで気温は福田内閣支持率のように低迷し続けた。エアコンは勢いよく設定温度へ近づけようと室外機を唸らせ、噴出し口の風音もやや高い。せめて季節ぐらい爽快で癒される国民の味方であって欲しいと思うが、それさえも侭ならぬ環境破壊の付け回しが日に日に異常な刃向かいを見せ、失望させられる緊急時を迎えていてもう長い。

やっとこさ罷免要求が上ってき始めた。罷免要求の俎上に乗せながら、これまで幾人か、失敗し続けてきた野党。それどころか自党に大きな痛手を蒙ることになってしまう事態をまねいて、その矛先は鈍らざるを得なかった。野党ならずとも人権擁護法案再提出の動きに至っては、あの大手Y新聞さえも大上段に振りかぶった反対論を社説に載せている。
 
メディア規制が含まれているからだ。先日「このキャラが危険な臭いがする・・・」と書いた私の危惧するところが、こういったところでもあったわけだ。仕様もない奴さんがまた「馬鹿」言ってるってな具合に軽んじて見過ごすと、大変なことになるって訳だ。

昔・・・と言ってもつい60数年前に過ぎないことだが、お上の意向に逆らう者は、「危険分子」とか名づけてどんどん所謂「別件逮捕」手法で、邪魔者掃討投獄を行ってきた歴史を忘れてはならない。
その手法に使われる規制とか、法律が何気ないふりをしながら整備されつつあるってことなのだ。最近でもそういったことが皆無ではない。マスコミで政府批判を舌鋒鋭く切り込んで人気のあったS氏などは、見事に封じられた。

そして次第に体制に気に入られることを言う、体制に都合のよい発言をする者だけが居残ってゆく訳だ。まぁそれでも一人や二人はそうではない、体制にもの申す・・・風を保持しながら人気を博すマスコミ人も居ないわけではない。
 
しかし、その者とても国民に怪しまれないための、感づかれないための当て馬的存在であったりする訳だ。うかうかしては居れないことが、ねじれ現象で減速したとはいえ、着々と、虎視眈々と、よく閣僚が使用する「粛々」と進められようとしているのだ。

沖縄県名護市で起きた米海兵隊員の住居侵入事件について、町村信孝官房長官は18日午前の記者会見で「(女子中学生暴行事件を受け)綱紀粛正が叫ばれている中での事件で、たるんでいるとしか言いようがない。米政府に本当に強い反省を促さないといけない。まことに遺憾千万で憤っている」と厳しく批判した・・・
 
町村官房長官にしても、高村外相にしても「あなた方は、本当に我が国の閣僚ですか?」と言いたいような対応だ。米国にまともにものを言うことも、言う気も、政治家としての責務を果たそうとする意欲も、意志も、情熱も、態度も持てない駄目人間、失格人間、失格閣僚でしかないのだ。だから改善とは程遠い結果しか得られない。「たるんどる・・・」といいたいのだったら自分達だって同罪だろうが!・・・と言いたい。