益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

来年もよろしく・・・

2007-12-27 22:49:22 | Weblog

益鳥の身辺余話

今年も愈々押し迫った。いろいろあった一年・・・世相は「偽」で現された。前年の「命」を引き摺りながら、身を竦めるような事件の続発増大がニュース面に居坐り始めた年でもあった。安倍が流行語「アベする」を産んだお坊ちゃま唐突辞職、麻生のあわよくば狙い型奸臣横柄自信過剰人間の環境破壊的総理選立候補、福田を選んだ腐っても鯛的自民党という政党DNAの健在顕著さの再認識、小泉純一郎の狂気的パホーマンス政治の毒気に旗を振り、嬌声をあげて付和雷同,盲動した女性・婦人達の愚行の顛末が、いま国民にどんな結果となって降りかかって来ているかを知らしめられる年でもあった。

今年今尚色濃く小泉純一郎の残した狂気政治が我々に突きつけている「凶器」は、格差の拡大と人間的最低限の生活保障をも脅かされ、死を選ばざるを得ない「小泉狂気政治難民」の直面している現実が、何等救済措置もなく、無策に放置され、見捨てられ、置き去りにされ、尚且つ、負担の増大と痛みの押しつけのみが堂々罷りとおってゆく理不尽極まりない、政治不在、政治家不在の状況を呈している一年でもあると言えよう


一言に言えば、経済生活の不安定さが最大の犯罪事件の多発増大の原因であることを物語っている。国会延長も「国民の生活」に向けられた庶民に政治の温かさが届く、国民の為の政治審議を尽くす為の国会会期延長であれば文句は言わないが、自公民内閣にその政局担当政党の誠意は、熱情は片鱗も窺がえないのだから、我々国民は救われる筈がないのも当然なのかも知れない。我々は我々のこの思いを、政治の場に反映さす為には「選挙」の投票権に託すよりて術はないのだ。解散総選挙も間近いせめて「頑張ろう!!!」との思いを新たにして、この果てしなく暗い冬野の荒野を彷徨う「小泉狂気政治難民」の意地を通したい決意をして、行く年を送り、希望の年の始まりを迎えたいと思う。希望のもてる・・・年であることを信じて・・・



筆洗(東京新聞コラムより転載)
2007年12月27日

▼ 横浜市内の読者の女性から小欄に手紙をいただいた。薬害肝炎の問題の解決に向けた記事を読んでいて、複雑な思いにかられているようだ

▼患者の腹立ち、もどかしさ、悔しさは理解できるし、発言にも同感だという。自分自身も、<けがをさせられたこともあり、何で私なの、という不運の連続で今、七十歳になろうとしている>とある。それでも心に引っかかる点がある

▼女性は<貧困人>と自称している。いつでも食うや食わずの人生で、年金を頼りにしている今は一円の余裕もない。そんな自分が支払っている税金が回り回って救済に使われるのかと考えると、つい<貧困人から取らないで>と思ってしまうのだ

▼「そういうことではない」と説明されても、自分が税金で救われていないと思っていたら、納得できないかもしれない。苦しんでいる人、困っている人が足を引っ張り合うことほど不幸なことはない

▼女性は最後に、<苦しみがどこにでもあることを、けど、集団で国に求めることなどできない人間もいる>ことを知ってほしいとつづっている。理不尽なことがあっても声を出せない人、出せても小さな声の人が確かにいる。無念なことに政治はえてして、その人たちの声を聞き取ろうとしない

▼だから貧困層が増大しているのに、対策が十分ではないのだろう。来年度の予算案を見ても国民、厚生年金の保険料の引き上げが続くなど、国民の負担は増える。女性の手紙の真意は、「人々の暮らしにもっと敏感であれ」と政治に訴えることにあると受け止めている。

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