益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

2008-02-11 18:00:46 | Weblog
2008年2月11日(月) 晴れ

秀吉得意技


益鳥の身辺余話 AM8時22分、室内温度12℃、湿度38%、晴れ。

また飲みすぎた。やはり大滝秀治のCMセリフじゃないが、酒量の抑制は生半なことではない。つい度を越して「まぁいいか!」・・・と高見盛のCMセリフになってしまう。まぁいいか・・・とそれで居れるのはまだ切羽詰った事情があるわけではない所為がある。それも含めて酒の楽しみ方の一つなのかも知れない。しかし、若い者達に交じって度を過ごしていると碌なことにはならない、という戒めが心底にナスカの地上絵のように鮮明であることも事実だ。気をつけようと素直に思うのだが・・・

岩国の市長選の結果が出た。何ともやりきれない経緯、事情、結果だ。厚木の二の舞が単なる懸念に終わる保証はない。むしろ、予測どおりとなることの方が確率が高いことは言うまでもないことだろう。にも拘わらず、二度までも反対賛成の住民意思表示がここに至って覆った。兵糧攻めである。城への兵糧輸送を絶つ、豊臣秀吉が得意とした城攻め方法だ。
 
今騒然としている国会の暫定税率攻防も正に地方の道路整備予算獲得を、城への兵糧輸送即地方への兵糧輸送と置き換えれば、秀吉の得意とした城攻めに似ていて非なるものではない。交付金支給に関わる市の台所事情を思うとき住民の複雑、苦渋の決断が窺える岩国市長選結果であった。新市長の対応に市民ならずとも関心大なるところがある問題である。

米国追従政策で骨の髄まで侵され続けている、我が国の体調管理は国民にとってまた、兵糧攻めの一面がないとは言えない聳え立つ安保城への、国益と言う名の兵糧輸送路が歴然と存在している。それは国民にとっての平和や、安全への致し返しの人柱、人質、担保を取られた銀行融資というところだ。
 
米軍再編成、東アジア圏安全確保の米国戦略の要塞化・・・に身を置くことで得られる平和と安全・・・新テロ特措法に関する海外派遣恒久化も、憲法改悪への目論みもその米国が握っている「紐」の先にがんじがらめになっているのだ。このジゴロから逃げ切ることは出来ないとしても、諦めることなく、しっかりと意思表示をし続ける必要は決して放棄してはならない我々国民一人一人の責務である。愚かな選択をしてはならない・・・それだけは肝に銘ずべきだ。