益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

我が国政治家に良心はあるのか!!!

2006-04-29 14:00:07 | Weblog

 

  我国の政治家は一体何を考えているのか!!!良心はあるのか!

               自由と民主主義と平和のための

我々国民は吉本興業などのお笑い産業に毒され、TVメディアのバカ番組垂れ流しに総白痴化されている時ではないのではないか!

ある新聞コラム&社説より

東京・府中市で現金輸送車が襲われた「三億円事件」は、三十八年前になる。巧妙な手口と、史上最高額の強奪金に日本中が驚かされた。当時の三億円は目を見張るような大金だった

▲ライブドア事件で起訴された堀江貴文被告に対し、東京地裁は保釈を認めた。その保釈金が三億円。高額だが「それくらいは当然だろう」と多くの人が思ったのではないか。だが、在日米軍再編の日本側負担が「三兆円」と言われて跳び上がった。何しろ安倍晋三官房長官が会見で「途方もない金額」と述べたほどだ

▲米海兵隊が沖縄からグアムへ移転する経費を、日本側が約七千百億円負担することで合意したばかり。それに驚いていたら、日本側の負担は六、七年間で総額約三兆円になる、とローレス米国防副次官が明らかにした。それも「控えめな試算」だそうである

▲しかし、具体的な費用の内訳は示されていない。日本は既に、米軍に年間六千二百億円も支出してきている。日本は米国にとって都合のいい「現金自動支払機」なのか、と言いたくもなる

▲小泉純一郎首相は「日米関係が緊密であれば、中国、韓国とも良好な関係を築ける」と言ってきた。日米関係の重要さは分かる。だが、日中、日韓関係は最悪の状態である

▲国債や借入金など国の借金残高は七百兆円を超える。行財政改革の名の下に、増税など国民の負担増が進んでいる。さらに三兆円は、日本の四人家族で約十万円の負担を強いることになる。

 条文化にはなじまない 愛国心 

教育基本法改正案が国会に提出された。「愛国心」を条文化するなど、現行法にはない理念が盛り込まれている。国民の声を聞きながら、改正の是非も含め、じっくりと議論を進めてほしい。

 政府案は前文と十八条からなっている。主な改正点は次の通りだ。  前文で「公共の精神を尊ぶ」ことを明記し、義務教育の延長をにらんで、現行法で「九年」としている年限を削除。さらに教育を取り巻く環境の変化を考慮し「生涯学習」「家庭教育」「教育振興基本計画」などの理念を盛り込んでいる。  

国会の審議で最大の焦点となる「愛国心」については「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと」と条文化している。

 制定後約六十年たつ現行の基本法については、現状にそぐわない部分もでてきたとして三年前、中央教育審議会が改正の答申を出していた。  小泉純一郎首相は常々、靖国参拝を「心の問題」と強調している。  

自分の国を愛する、というような感情も、よい政治が行われ、国民一人一人の安全や安心が担保されていれば、国民の心の中に自然と芽生えてくるたぐいのものだ。基本法を改定してまで条文化することにはなじまない。

 教育の憲法ともいえる基本法に明記すれば、当然、それに連なる学校教育法などの関連法令、さらには教える内容を定めている学習指導要領にも色濃く反映され、強制の度合いを深めていくことになろう。

 小中学校の社会科や道徳で先取りしている「国を愛する心」を持つとの目標を、さらに拡大・推進したい、との思いが見て取れる。  教育現場では既に二〇〇二年、福岡市の小学校で「愛国心」を通知表で評価していることが表面化したが、条文化すればこうした動きにも法的な根拠を与えることになる。

 国旗国歌法が成立したとき、小渕首相(当時)は「強制するものではない」と、国会で答弁した。にもかかわらず、国歌を斉唱する際、起立を事実上強制する教育委員会が出てきたのが現実だった。

 愛国心が基本法で明文化されれば、学校の現場で拡大解釈されない、との保証はない。  与党は連休明けに、衆院に特別委員会を設け、会期内の成立を目指す。巨大与党の数にものをいわせ、法案を押し切るようなことだけは、やめてもらいたい。

 


変ったか?談義

2006-04-28 18:24:32 | Weblog

ある新聞コラム&社説より

 深々と頭を下げた彼は、以前より引き締まった顔つきに見えた。六年前、二十七歳の若さで自社の上場を果たし、メディアに注目され始めたころの顔に何となく戻ったようにも見えた。  

ライブドアの前社長で、証券取引法違反で逮捕された堀江貴文被告が、久しぶりに姿を現した。保釈された東京拘置所前では三百人近い報道陣が待ち構え、上空にはヘリコプターが舞っていた。保釈金は三億円。大物政治家も真っ青な扱いだった。  三カ月以上もの間、否認を続けて調書もろくに取らさなかったところも、そんじょそこらの被告ではない。最近でこそ「弱気になってきた」なんて報道もあったが、そのエネルギーには恐れ入った。  

彼は檻の中で変わったのか、変わらなかったのか、それはまだ分からない。わずか九十日余り。小泉純一郎首相に言わせると、「人間なかなか変わらない」らしい。もっとも、そう言う小泉首相も変わり身が早い人だから、あまり参考にはならない。

 少なくとも、彼を取り巻く状況が大きく変わったのは間違いない。大きく育てた会社は風前の灯火になった。側近たちは皆、彼のもとから去った。彼に集まっていた期待の大半は失望に変わった。

 逆に変わらなかったものもある。金こそが大事、稼ぐが勝ちといった風潮は相変わらず。彼を応援していた政治家たちも、メール問題のどさくさにまぎれて結局何も責任をとらなかったという意味で、様変わりはしていない。

 彼の顔つきは変わった。彼自身も変わったのか、何も変わっていないのか。金銭欲よりも大きな夢を持っていたあのころに、少しは戻ったのだろうか。

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 負担軽減  七千億円といえばしまなみ海道の総事業費に匹敵する。そんな巨費もほんの露払いだったのか。在沖縄米海兵隊のグアム移転費負担をのませたのを見計らったように、米側は在日米軍再編経費として総額三兆円近い請求書を突きつけてきた

▲  二月に沖縄で聞いた米大使館担当者の講演を思い出す。再編の狙いはまず抑止力向上。それ抜きの「沖縄の負担軽減」はありえない。しかも計画個々は一体不可分である―。その趣旨に照らせば、今度の巨額要求も、拒めば再編すなわち負担軽減はご破算という通告に思える

▲  沖縄の負担軽減と聞くと本土住民は絶対視して思考停止してしまいがちだ。が、ではそう呼ぶに足る再編案か。海兵隊で移転するのは司令部など。実戦部隊は残り日常的に訓練をする。犯罪や事故で市民生活を脅かす当事者でもある

▲  一方、普天間代替施設は「必要性が失われたときは撤去可能なもの」とされていた。名護市長との合意案はむしろ基地の新たな固定化を招く。大学構内へのヘリ墜落事故で小泉首相が明言した県外移設もどこへやらだ

▲  米同時テロ後、日本では多額の経済支援をしながら国際貢献が認められなかった「湾岸戦争のトラウマ」を喧伝(けんでん)された。米高官の「ショー・ザ・フラッグ」発言も広まり対米支援へ突き進んだ。すべては国論誘導のため意図して流された―梅林宏道著「在日米軍」(岩波新書)はそう指摘する

▲  米軍再編はあくまで米国の世界戦略だ。出発点を見失わず、負担軽減の中身にこだわりたい。 自前の鑑定眼鍛えよ 骨董(こっとう)の世界には「自分目利き」「他人目利き」「相手目利き」というのがあるそうだ。目利きとは鑑定眼のことで、たとえば自分目利きは他人の忠告に耳を貸さぬ独りよがりの収集家だ。ほとんどの場合ガラクタ集めに終始する

▲他人目利きは他人の見方を自分の知識のように語ること。相手目利きは自分では真贋(しんがん)が分からず、相手の鑑定眼頼りの商売をいう。ただ本当は偽と知りながら相手に勝手に判断させて売りつける場合も指すそうだから油断ならない(中島誠之助「体験的骨董用語録」ちくま文庫)

▲自前の鑑定眼を欠いたまま相手の言い値に振りまわされるのは骨董の取引ばかりでもないようだ。だがその言い値もいきなり260億ドル、約3兆円出せといわれては、どんなおうようなダンナ衆でも笑って小切手に手を伸ばすわけにはいかない

▲在日米軍再編をめぐり米国防総省高官の口から飛び出た日本側負担額に対しては、安倍晋三官房長官も「途方もない金額」と評した。相手にふっかけられた時はまず実際以上に驚いてみせるのが駆け引きの常道だが、やぶから棒の巨額要求には心底開いた口がふさがらぬ人が多かろう

▲何しろ米海兵隊のグアム移転経費のうち60億ドルの負担を受け入れたと思ったら、すぐに「あれはほんの一部」というわけだ。しかも費用の内実も、必要性も、政府首脳ですら真贋判定ができないうちに3兆円の請求書だけが回ってくるようでは、日米安保の根幹をなす相互信頼が危うくなる

▲こと安全保障については、かつて筋の悪い「自分目利き」で身を滅ぼした経験がこうじての長年にわたる「相手目利き」依存だ。今はまず政府が自前の鑑定眼を鍛え、それにもとづく調査と交渉、国民への説明をきちんとすることだ。

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「どうする? アイフル!」と切なそうな顔で尾を振るチワワ犬「くぅ~ちゃん」と俳優・清水章吾さん演じる「お父さんとチワワ」シリーズのCMが打ち切られることになった

▼消費者金融大手のアイフルが、金融庁から全店業務停止の行政処分を受け、広告宣伝が二カ月自粛になったあおりだ。強引な取り立てと、チワワの愛らしいしぐさとのイメージ落差は歴然としているから、まあ仕方がなかろう

▼これが葉巻をくわえたブルドッグに「どうする? 三兆円!」とすごまれたら、気の弱いお父さんなら腰を抜かす。安倍官房長官も「印象としては、途方もない金額だ」などと悠長なことを言っている場合ではなかろう

▼ちなみにブルドッグは米海兵隊のマスコット。三兆円はリチャード・ローレス米国防副次官が示した在日米軍再編で今後日本側が負担する費用の試算だという。今後六、七年で毎年の米軍駐留経費負担(おもいやり予算)の二倍以上、五千億円が上乗せされていく計算。アイフルの過剰金利どころの騒ぎではない

▼だいたい急ぎ訪米した額賀防衛庁長官が二十三日、ラムズフェルド米国防長官との間で、沖縄駐留海兵隊のグアム移転費用を総額の59%、約七千百億円と決めて帰ったばかりなのに、もう付け馬がついてきたわけだ

▼山口県岩国市長選、沖縄県沖縄市長選で与党候補が相次いで敗れた。国内移転の地元自治体との合意もまだこれからだというのに、安保論議抜きで米軍ペースの再編協議と費用負担話ばかりが先行する。日米同盟は“お自動さん”か。

 


民主党の存在意義

2006-04-27 15:16:59 | Weblog

 

4月27日GWが迫ってきたなや・・・いろいろ計画あるんだろうなぁ~世の中そんな気分にもなれないような出来事ばかりだけど・・・でも楽しみは必要だもんねぇ~(笑い)気をつけて行ってらっしゃ~い!楽しんでらっしゃ~い!!!ね。フフフッ\(^0^)/

千葉補選・・・何はともあれ良かった。しかし・・・民主党が国民の為の施策を行える政党であるか?・・・については、自公民政権と共通した不適切政党の懸念を抱かざるを得ない国民がいることをまた知るべきである。

・・・が、この政党の党勢を拡大し、国政へ国民の為の真の政策を実践反映させることが出来る、国民サイドの政党としての安定した党勢拡充支援が、政権交代の有無に関わらず、国民生活と我国の将来及び、自公民独裁暴政への抑止力的効果に対する期待をも含めて、不可欠且つ早道であるかも知れないと思う政党として、民主党が存在している現実を大事にすべきではないかと思うようになった。あくまでも民主党が、自公民と異なる真の国民の為の、明確な政策を打ち出して行く事が最前提である話であることは言うまでもない。

 社説 ・・・ある新聞社説より・・・

小泉首相5年 気力がうせてはいませんか 小泉政権が発足して以来、26日で丸5年となった。戦後3番目の長期政権である。5年間を総括するのはもちろん大切だ。だが、その前に指摘しておきたいことがある。9月退陣を表明している小泉純一郎首相に最近、気迫が感じられないことだ。

 むしろ、退陣まで「まだ5カ月もある」と見るべきである。まさか、首相も「きれいな引き際」のみを考えて9月まで漫然と過ごすつもりはあるまい。しかし、発言こそ相変わらず強気一辺倒だが、現状は心もとないのだ。  

高支持率を維持してきた小泉内閣だが、やはり「先」が見えれば求心力は衰えるものだ。政界の関心はすでに「ポスト小泉」に移っている。首相を訪ねる政治家や官僚は減り、懸案は後継候補の一人、安倍晋三官房長官に任せられる場面が増えた。「実態は安倍内閣」との声まである。

 有権者も同様に見ているはずだ。衆院千葉7区補選での自民党敗北も、「先が見えた」ことと無縁ではなかったと思われる。「劇場型」が飽きられてきたのも確かだろうし、郵政民営化に代わる新たな改革メッセージも発信できなかった。首相が一度しか地元に入らず、腰を引いたのは、有権者の「小泉離れ」を自身が最も感じていたからではなかろうか。

 今国会の最重要課題と位置づける行政改革推進法案の国会審議は盛り上がりを欠いたままだ。行革法案後は教育基本法の改正問題が大きなテーマになるが、首相に高い関心があるようには見えない。実際、首相は改正案の中身は与党に委ねるのみだった。

 在沖縄・米海兵隊グアム移転経費の59%を日本側が負担する日米合意では、首相は額賀福志郎防衛庁長官に国民にわかりやすく説明し、理解を求めるよう指示したという。ここでも自ら先頭に立つ意欲は感じられないのだ。

 6月18日までの今国会の会期を延長することに首相は一貫して慎重だという。最近の「丸投げ」ぶりを見ていると、「国会で論戦する気力がうせているのでは」と思えてくる。自民党からは「論戦を続けても民主党に有利になるだけだ。早く閉会して自民党総裁選のみに国民の関心を引きつけた方がいい」との声も聞こえるほどだ。

  残る任期中、解決の道筋くらいはつけてもらいたい課題は少なくない。だが、首相は25日、靖国参拝に中韓両国が反発している点に関し、売られたけんかは買うと言わんばかりに「(両国は)後悔すると思う」と批判。格差拡大の指摘に対しても「小泉改革を進めなかったら逆に格差は増えていったのでは」と反論した。つまり、在任中、本腰を入れて是正に取り組む考えはないという宣言である。これは無責任というものだ。  

小泉首相の退陣は「自民党総裁任期」という党の決まりによる。法で定められているわけでなく、国民と直接関係のないルールだ。後始末すべき課題に何ら手をつけないというのなら、総裁選を前倒しして、後継を早く決めてもらって一向に構わないのだ。

 


何はともあれ良かった。しかし・・・

2006-04-24 23:21:04 | Weblog

 

何はともあれ良かった。しかし・・・民主党が国民の為の施策を行える政党であるか?・・・については、自公民政権と共通した不適切政党の懸念を抱かざるを得ない国民がいることをまた知るべきである。 

                                         今月の歌 (H18.4)

                                         今月の詩 (H18.4)

                                         エッセイ(H18.4)

                                         拙者がお相手仕り候



ある新聞社説より・・・

 

 衆院千葉補選 あきられた?小泉政治 衆院千葉7区補選はまれな接戦の末に、小沢一郎氏の民主党が競り勝った。昨年の総選挙で自民党が圧勝した異様な熱狂は消えた。まる五年となる小泉政治が有権者にあきられたのかもしれない。

 小泉首相ら自民、公明党幹部は「改革続行」を強調し、小沢氏は「政権交代こそが本当の構造改革だ」と訴えた。

 自民圧勝の総選挙からわずか半年余。激しい戦いだった。民主党候補の勝因の一端が本紙の出口調査に見える。総選挙で自民になだれ込んだ支持政党なし層の六割近くが小泉自民から離れた。

 小沢代表の誕生による「ご祝儀相場」で民主党に風が吹いていたのは確かだ。それ以上に「小泉政治」が問われた補選だった。  「最初はグー、サイトーケン」。自民党の武部勤幹事長は公募候補の知名度を上げるため、パフォーマンスをした。安倍晋三官房長官ら「ポスト小泉」候補を投入するなど総力戦で臨んだ。杉村太蔵氏ら「小泉チルドレン」も総動員した。  

出口調査では、総選挙で自民党候補を支持した有権者の約二割が今回は民主党候補に投票している。「面白さ」にこだわる小泉手法に、嫌気がさした。そんな印象を持つ。  選挙戦で争われたのは小泉路線そのものだった。都市部の補選にしては投票率が高かった。公明党・創価学会も最大級の組織戦を組んだが、接戦になったこと自体に、世の中の風向きの変化が表れている。

 来年の参院選を占う意味もある補選だった。  無党派層の動向を見ると、「改革続行」をいう首相よりも、民主党の二十六歳の女性候補の訴えた「負け組ゼロへ」の方へ票が動いた。  自民党は総力戦にもかかわらず、なぜこんな結果になったのか、しっかり考えるべきだ。安易な劇場型選挙では、いつまでも無党派層をつなぎとめられないのだ。

 参院の青木幹雄氏や片山虎之助氏は、人気取りでない地方重視の政権運営を参院選勝利の条件に挙げている。この補選の結果は「ポスト小泉」選びにも大きく影響するはずだ。  民主党はメール問題を払拭(ふっしょく)し、終盤国会での攻勢に足がかりを得た。しかし、無党派票を取り戻したとはいえ、依然、女性に不人気であることを出口調査は物語っている。  

自民党も民主党も接戦が何を意味しているのか、かみしめなければならない。民意は浮ついた選挙戦より、日本の在り方をしっかりと示す政治を求めている。そのことを教えてくれた選挙だった。

 


麻生外相は小泉純一郎と共に人後に落ちない大バカモノなんじゃなかと!!!

2006-04-21 16:22:32 | Weblog

  

                                         今月の歌 (H18.4)

                                         今月の詩 (H18.4)

                                         エッセイ(H18.4)

                                         拙者がお相手仕り候



ある新聞社説より・・・

 

2006/04/21 11:06:11 空母安全性で文書 原子力空母の横須賀配備問題で、シーファー駐日米大使が麻生太郎外相に米政府がまとめた原子力空母の安全性に関する文書(ファクト・シート)を提示した。これを受けた横須賀市の蒲谷亮一市長はキティホークの後継艦に通常型空母を求める方針に変わりはないものの、「情勢は極めて厳しくなった」という認識を示した。

同文書については「検討はこれから」としながらも一定の評価をし、原子力空母容認に傾きつつある姿勢をにじませた。容認に傾くのは早すぎる。市長は揺るがない姿勢を市民に示してほしい。  理解できないのは麻生外相の発言である。

シーファー大使に「日本政府は従来から一貫して米原子力艦の寄港時の安全性を確信しており、ファクト・シートはその判断を一層裏付ける」と述べたという。日本政府による同文書の検証が行われていない段階で、”お墨付き”を与えていることには驚きを禁じ得ない。

市民団体から「米政府は『安全だから信じよ』と言い、日本政府は『米国が言うことは間違いないから安全だ』と言っている」などと批判が出るのは当然である。  日本でファクト・シートが提示されたころ、横須賀商工会議所のメンバーや市議会の副議長、主要四会派の団長らが原子力空母の安全性検証のため、サンディエゴなどを視察していた。

市長は近く訪米団と会う方針だが、十分に話し合う時間を設け、情報を共有する必要がある。  米側は訪米団に艦内の概要を説明したが、原子炉関連設備や機関室は軍事機密として公開しなかった。「厚いベール」に隠されたままである。

その一方で、原子力空母の安全性を強調。米海軍航空部隊司令官で全空母部隊の責任者ゾートマン中将が市長が求めている通常型空母ジョン・F・ケネディの配備について「可能性はない」と断言するなど、横須賀市に原子力空母以外の選択肢はないことを「明言」している。

 米側には訪米団の視察を機に、横須賀で原子力空母容認の機運を一気に高めようという狙いがあるようだ。ファクト・シートの提示も訪米団の視察に合わせたようにみられる。  

市民団体などは同文書について「新事実は示されず、米海軍に都合の良い一方的、抽象的なデータのみ書かれ、数多くの事故や放射能漏れ事故を起こしていることを明らかにしていない」と指摘。各項目の反論を市長に提示している。

市長は同文書の内容を有識者などを通じてしっかり検証するべきである。日本政府にも検証を要請する必要がある。さらに、日本政府を通じて米側にこれまであったという事故を含め、原子力空母に関するすべての情報公開を求めてほしい。市長は弱気になってはいけない。

 


ある新聞コラム欄より・・・

2006-04-20 22:50:55 | Weblog


                                         今月の歌 (H18.4)

                                         今月の詩 (H18.4)

                                         エッセイ(H18.4)

                                         拙者がお相手仕り候



ある新聞コラム欄より・・・

 

 日本が優勝したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、まだ記憶に新しい。国と国がぶつかり合 う国際試合。盛り上がる大きな要因は「愛国心」だろう

▲五輪やサッカーのワールドカップでも同じだが、君 が代が流れ日の丸が揚がるのを見ると、じんとくる。だが、「教育の憲法」とも呼ばれる教育基本法の改正案 にあえて「愛国心」という文字を盛り込むかどうか、になると話は別である

▲焦点だった「愛国心」の表現を めぐり、「我が国と郷土を愛する…態度」で与党が合意した。対立した自民、公明の両党が足して二で割った 妥協の産物だ。「明記は当然」「愛国心のおしつけ」と国民の間でも意見が分かれる。それなのになぜ今、そ んなに急ぐのか

▲一九九九年に成立した国旗・国歌法。政府は「扱いは変わらない」と答弁していたのに、国 旗掲揚の際の起立や国歌の斉唱を教職員らに強制するようになった。東京都や広島県などで、入学式や卒業式 の国歌斉唱の際に起立しなかった教員らが処分を受けた

▲「愛国心イコール戦前の教育」と短絡的に考えたく ないが、国家の統制的な動きが気になる。WBCの時のように、日本人の心が一つになるのはうれしい半面、 世の中の右傾化に呼応するのでは、という怖さもある

▲改正によって学校現場や家庭での教育がどう変わるの か、もうひとつイメージがわいてこない。愛国心のあるなしを数字で評価されるようになってはかなわない。

 作家の星野智幸さんが三日付の本紙夕刊文化欄に寄稿した『差別…  作家の星野智幸さんが三日付の本紙夕刊文化欄に寄稿した『差別はなかったか』に、読者から多くの反響が 寄せられ、十九日付同欄で担当記者が特集している

▼寄稿は、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック )で見せたイチロー選手の言動とその国内での受け止められ方に違和感を表明したものだ。とりわけ二次リー グで韓国に連敗を喫した後の「ぼくの野球人生の中のもっとも屈辱的な日です」という発言に注目した

▼この 「屈辱」という言葉の差別的ニュアンスとデリカシーの欠如が、日本社会の中でそれほど物議を醸さなかった ことへの疑問を指摘、小泉首相の靖国参拝に反対する韓国世論への反発にも通じるナショナリズムの高揚をみ て問題視する

▼読者の反響は賛否がほぼ二分され、テーマの今日性を示す。反対論の中に「売国奴」といった 言葉や、差別的な排除の傾向が強かったことに、担当記者は「現状に意見を持ち、時に批判する。それが排除 されてしまっては、自由で民主的な社会は成り立たない」と注意喚起する

▼星野さんの三島賞受賞作『目覚め よと人魚は歌う』(新潮文庫)は、愛知県で起きた日系ブラジル人殺害事件をもとに、日系人と地元暴走族の 対立を、原理主義やナショナリズムの「尖鋭(せんえい)化する過ち」として、サルサのリズムに乗せて濃密 に描く恋物語

▼日韓が領有権をめぐって対立する竹島(韓国名・独島)周辺海域調査のため、海上保安庁の測 量船が出航した。韓国は警備艇を配備し警戒する。巨人快進撃のように日韓共同とはいかないか。

 


ある新聞コラム欄より・・・

2006-04-16 11:20:40 | Weblog

ある新聞社説より・・・


                                         今月の歌 (H18.4)

                                         今月の詩 (H18.4)

                                         エッセイ(H18.4)

                                         拙者がお相手仕り候



ある新聞コラム欄より・・・
 
「呑舟之魚(どんしゅうのうおは) 不游枝流(しりゅうにおよがず)」(列士)。舟を呑(の)み込むほどの大魚は支流を泳がない。その意味は、「大人物は高遠な志を抱いているから俗世間には住まない」「小事にはこだわらない」 ▼広大な敷地に建つ邸宅。その応接間の壁にあった色紙は、主(あるじ)自身による墨痕。聞けば、外国賓客を迎えるに際して、応接間をしつらえたり、増築したり。その懐の深さ、肝の大きさ。われわれ庶民とはスケールが違う▼それもそのはず。邸宅の主は戦後政治の基本路線を定め、サンフランシスコ講和条約に調印した故吉田茂。大磯町にある邸宅は「吉田御殿」と呼ばれ、当時の政治家が「大磯参り」をしたことで知られる▼養父健三が一八八四年に別荘を建てたのが始まり。一九五一~六一年、京都から宮大工を呼んで次々と増築したという。湘南海岸と富士山が見える絶景とあってか、七九年には大平・カーター日米首脳会談の場としても使われた。歴史的建造物なのである▼しかし、風雪はいかんともし難い。天井には染みも。「修理にもかなりの資金が要る」。県、大磯町は国に整備・活用を要請。自民党の保存促進議連も発足した。いまもなお邸宅を管理している案内人は、何としても保存したいとの思いを込めてつぶやいた。「小泉首相が来てくれれば…」  
 
海外の桜といえば、ワシントン・ポトマック河畔。今年の花は先の日曜が見ごろだったとか。100年も前、桜の美しさを伝えた女性がいた。エリザ・シドモア▼一般に米人は食に適さない樹木に強い関心を示さないと言われる。その中で、彼女は日本流にめでる桜に魅了された。大統領夫人に手紙を書いて事が動いた。これが尾崎行雄・東京市長の桜の木のプレゼントにつながる  ▼数年先、こちらの桜も有名になるかもしれない。中央アジアはウズベキスタン。4年前、首都タシケントの公園に二十数種、1300本が植えられた。梅や桃も計100本あるそうで、成長が待たれる▼音頭を取ったのは当時の中山恭子大使。北朝鮮拉致被害者支援に働いたあの人。ウズベク国内には13カ所に日本人墓地がある。戦後、シベリア抑留者が移され大勢が働かされた。望郷の念を抱いたまま果てた人は多い  ▼中山さんは全墓地を整備し、鎮魂に桜を植えた。話は広まり、タシケントに桜を植えることになった。「日本では桜が花をつけたら、その下で宴を催すのです。将来、一緒にお花見をしましょう」(学士会会報3月号)▼世界に広がる桜。ルーツはネパールらしい。ヒマラヤザクラ。秋咲きだが、中国を経て日本に渡るうち春咲きに変わった。桜の長旅を思えばいとしさは増す。
 
 

ある新聞コラム欄より・・・

2006-04-15 20:47:06 | Weblog

     

                          

今月の歌 (H18.4)

                       今月の詩 (H18.4)

                                         拙者がお相手仕り候

 

ある新聞コラム欄より・・・

 「うちはしあわせになってはいけんのじゃ」と広島弁でつぶやく主人公の女性。原爆でがれきの下になった父を助けられなかった。生き残った身を責め、人を恋う気持ちすら禁じようとする▼映画『父と暮せば』(井上ひさしさん原作)の一場面。孤独な家に幽霊となった父が現れ、「わしは恋の応援団長じゃ」と励ます。対話劇がおかしくも悲しい

 ▼1年半前の公開後、自主上映も仙台など約400カ所を重ねる。監督は先日逝った黒木和雄さん(75)。1970年代の青春映画「祭りの準備」や「竜馬暗殺」を懐かしむ人も多かろう。戦争レクイエムと呼ぶ連作に晩年を費やした▼その1本「父と暮せば」の女性はいわば自らの分身。故郷宮崎で学徒動員中、米軍機に攻撃され11人が犠牲に。苦しむ友を助けず逃げ、自責に苦しみ続けた。諸悪の根元が戦争だった

 ▼当時の学校で語られた「愛国心」。与党がまとめた教育基本法の改正案は、3年の言葉選びの末「我が国と郷土を愛する態度」となった。が、心配なのは、日本人の政治への無関心が昔とうり二つなこと、と黒木さんは語った。だからこそ戦争を知ろうと▼「おまいはわしによって生かされとる」「こよなむごい別れが二度とあっちゃいけん」と映画で父は娘に伝える。60年の自責から滴った遺言だ。

 


あるコラム欄より・・・

2006-04-12 17:50:21 | Weblog

                       

                 今月の歌 (H18.4)

                                         今月の詩 (H18.4)

                                         拙者がお相手仕り候

 

ある新聞コラム欄より・・・

電車の中でうとうとしていると急に寒くなった。隣の窓が半分以上開いている。閉めようとしたら、その手を逆にがっしりとつかまれてしまった。大柄な外国人が首を横に振っている。「ノー、ワタシ、アツーイ」  

▼車内のマナーがさまざま指摘されるが、こうした窓開けはどうなのだろう。人によって感じ方も違う。肌寒くもあれば蒸し暑くもあろう。乗り合わせた同士どう折り合うか。開閉の気遣い。寒暖の定まらず、花粉の飛散も続く今ごろが最も悩ましい季節だろう  

▼経験からいえば、いったん開けられてしまった窓は、雨が降って吹き込みでもしない限り、まず閉められることはない。電車は窓を開けたままひねもす行き来する。乗客の誰もその後始末にかかわろうとはしないのだ。そんな些事(さじ)で周りの気分でも害したら損とばかりに  

▼いかにも日本人らしいといえるかもしれない。窓を開ける際に「いいですか」の一言があれば。自らの都合で開けた窓は自ら閉めて降りるくらいの一顧があれば-。駅の雑踏、車内の混雑にも新社会人の姿が交じる。学ぶべきものはそこいらにある  

▼もっとも最近は窓の開かない型の車両が増えたから。そう納得しながら再びうとうと。気づけば既に暑がりのあの外国人は降りていた。あの窓は閉まっていた。

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今月の歌 今月の詩 見て行っとくれやす~

2006-04-10 22:08:38 | Weblog

昨日やっと許可が出まして退院しましたが、もう絶望的ですわ・・・監視の目が厳しゅうてPC無くせられるところでおます・・・手っ取り早い処理能力でごまかさならんと
きつうおますでっ!!!(笑い)これ・・・みっともないけど退院初仕事ですわ。見ておくれやす・・・

                                         今月の歌 (H18.4)

                                         今月の詩 (H18.4)

                                         拙者がお相手仕り候

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 ある新聞コラム欄より・・・

やった、ついに王様を倒したぞ―若者たちは、一七八九年に革命を成し遂げた市民のような気分を味わっているのではないか。フランスの若者雇用促進策をめぐる騒動は、若者のデモの圧力に政府が屈する形で収拾した。  

そもそもこの政策、政府にすれば若者のことを考えたつもりだった。採用から二年間は試用期間とし、理由なしで解雇できるようにすれば、採用を抑え気味の企業側も気軽に雇う気になる。20%を超える若者層の失業率も改善される。そう読んだ。

  何しろかの国の法定労働時間は週三十五時間、年間五週間のバカンスも義務付けられている。組合が強くて解雇も困難。労働者としてはこの上ない環境だが、企業側にはやっかい極まりなかった。  

裏を返せば、そこにたどり着くのに二年もかかるなんて、優秀な若者には耐えられない話。そうでない若者は、いつ簡単に首にされるか分からないなんて、将来が不安でたまらない。二種類の思惑が一致して、大規模なデモやストに発展したのだろう。

 行動への評価はともかく、彼らのすさまじいパワーには恐れ入った。昨年の移民暴動でも感じたが、将来への不安を前にすると、フランス人はとてつもない行動力を発揮する。どうやらフランス革命以来の伝統らしい。  

そういえば、かつての日本の若者もそうだった。安保条約やベトナム戦争に反対し、プラカードにヘルメット姿でデモ行進を繰り返した。明治維新を成し遂げたのも若者だった。

 ニートやフリーターが増え、将来の展望が見通せない点では、日本の若者も他人事ではないはずだ。彼らにフランスの雄たけびは聞こえていただろうか。