2005年10月31日(月) 晴れ
説明不足は(伝達不足)井上判事よりも小泉首相が一枚上手
いい天気で気持ちが良いが、組閣人事待ちの妙な雰囲気も、関係ないねと一蹴できない政界の成行きだ。空に、海に、山に、風に我国の祖霊の嘆きが煙霧のように覆い被さり、立ち絡まりて庶民の怨嗟の声呻吟に似て、地を這うが如く高まり憂い愈々深し。
結論と無関係な記述は判決文から省くべきだと主張する「司法のしゃべりすぎ」の著書で知られる横浜地裁の井上薫判事(50)が、上司から「判決理由が短すぎる」とのマイナス評価を受けた。・・・私の知り合いにも日常会話の中の挨拶の部分を省き、いきなり用件のみを言い、お礼や、感謝のことばも省略・・・といった人物がいる。判決文とは勿論比較にならない次元の話ではあるが、共通点がないわけではない。
伝えること・・・の為の文章であり、言葉であるはずであってみれば、丁寧に意を尽くして当然だろう。如何に合理化一色のご時世とはいえ、伝達手段の簡略化のみに捉われると、文章や言葉はその真意を伝えるきれない不合理さと、無味乾燥への追い討ちとなることは必定である。簡潔さも確かに要求されるところではあっても、適度な範囲を逸脱しては真意を伝えきれない簡略にすぎない悪文に陥るだろう。そもそも簡潔の潔を軽んじては簡潔とは言えないし、ことに判決文はその重大性を思えば尚更のことではないか。(笑い)
横須賀へ日本初の原子力空母艦配備問題・・・我国は核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずとの非核三原則を堅持してゆくのではなかったか?一体どこへこの日本政府の立場は行ってしまったのか!!!
消費者や生産者団体は先日、緊急集会を開き、「もし再開された場合、米国産牛肉は『食べない』『買わない』運動を展開していきたい」と訴えた。政府はこの声を真剣に受け止めるべきである。・・・売れないとなると、業者が偽表示して消費者を騙しにかかる構図の頻度が懸念される。この方のチェックも力いれてやって貰わんと、知らんうちに食べさされてしまうんじゃないのっ!(笑)