益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

益鳥動画

2008-04-30 18:54:30 | Weblog
                                     ちょっと驚いたが・・・
                                          ちょっと驚いたが・・・ 

                  まだまだ楽しめる
                    まだまだ楽しめる

                  いつ出会っても美しい
                   いつ出会っても美しい

                  あなたとの出会い
                                            あなたとの出会い


今頃は・・・

2008-04-25 20:18:45 | Weblog
2008年4月25日(金) 晴れ

A teatime


益鳥の身辺余話 AM6時24分、室内温度22℃、湿度60%、晴れ。

雲が被って遮られた日差しはなかなか登壇がおそかった。が、後はなんとか期待に応えて爽やかな一日にしてくれた。ガソリンを入れに行った。すでに今日道は混み始めていた。どこえ行くという計画もない身にとってはどうってこともないのだが、勢いのあった若い頃には前々から計画して楽しんだものだが、人ごみの中へ身をおくことさえ億劫になって、ましてや、渋滞をものともせず、却って張り合いが持てた当時の気力も体力もない。今は家族と思い出話に興じる楽しみがあるだけだ。

人には、人生には、その時々にやっておかねばならないことがあり、それを充分にこなしておくことだ。若い頃・・・とは、若い頃という時期そのものが、老いた、歳をとった時期のために存在する計画そのものなのだ。若い頃、本を多量に買い込んでいる友がいて、「どうするんだ。そんなに毎月毎月買い込んで・・・第一そんなに読めるのかよ!良く時間があるなぁ~」と言うと、友達は一瞥をくれて「歳をとってから読むのさ・・・」と不機嫌にぶすっと応えた。「歳取ってからか・・・」この友人の計画を正面きって哂えなかった。私には歳をとってから・・・などという時期を想定した上での計画など一切皆無に等かったからだ。

私は時々思う。今頃は、あの友人があの買いためた多量の本を、一冊一冊読破して自分の計画に狂いのなかったことに、ほくそ笑んでいるのだろうか?と。そういえば、猛烈な読書家が他にもいた。人それぞれだから、老後はそれぞれ当人が満足できていればそれに越したことはない。もし後悔するような点があったとしても、後悔したって始まらないもんなぁ・・・ってなことだ。
 
それぞれにそれぞれの友人を立派だと思う。私には真似できない人たちばかりが、友人として私の周りにはいてくれる。ありがたいことだ。さぁまたお茶でも飲みながら思い出話に興じるとしようか・・・



どうするか?

2008-04-24 20:28:54 | Weblog
2008年4月24日(木) くもり

答えることすら空しい


益鳥の身辺余話 AM6時24分、室内温度22℃、湿度57%、曇り。

8時過ぎにぱらぱらっと雨になったが、大降りするでもなく、時たま気乗りしない素振りで如雨露散水よろしく降り渋るしぶり雨だった。途中で風が強まり桜の花茎を吹き散らし、道路や自動車の屋根を飾った。GWの天気はどうなのだろう?家でゆっくりしたい・・・男性のGWの過ごし方第一位。解かるなぁ・・・どこへ動こうにも大変だ。渋滞でただただ流れていくあの無駄な時間の、居た堪れなさには閉口するもんなぁ。それに現在は、日常生活にへとへとに疲れさせられる恵まれない非情な現実がある。

毎日のように自らの命を絶つ若者、生活に疲れた中高年者、孤独老人の多さには衝撃を受けないではいられない。嫌な世の中だなぁ・・・どうした世の中になったんだろう・・・あふれる様な人が蠢いているが、誰も、誰とも、何のつながりも、関係もあるわけではない。無関心と偶然と、惰性と、マグマのように怪しく棲息する本能と、バランスの悪い頼りない理性と、人を愛せない、希薄に枯渇した感情が欲望に操られながら、まともさという仮面をかぶって、友達面をして、同志面して、親友ぶって、ままごとか、「00ごっこ」だか・・・を演じている。肉親も他人も「関係ねえ!」憂うべき事態なのだ。

TVには大食いをはじめ、お笑いタレントの馬鹿番組があふれ、一方で世界のどこかで多数の餓死者が、或いは医療も受けられないで死んで行くしかない環境の民族がいる。貧しさや、未開発さが原因である。しかし、現在の我が国を見るとき、ただ単に貧しさや、未開発さが人の尊い命を奪う原因の一極にあるとしても、豊かさに満ち溢れた先進国日本に、同じく尊い命が奪われ、絶たれて行く未曾有の多発現象があるという現実に驚かされる筈である。やはり「貧しさ」がキーワードだろうか。

我が国の貧しさ・・・それはどうしたら解決できるのだろうか。驕りがもたらした罪だろうか。我が国に限らない、人類全体の問題でもあるのだろう・・・どうすれば良いか・・・答えることすら空しくて黙するしかない。さぁGWはいつものように、おとなしくして過ごすに越したことはないと決め込もうか。




Oil いや・・・老いる

2008-04-21 00:15:52 | Weblog
2008年4月20日(日) 晴れ

条件


益鳥の身辺余話 AM6時59分、室内温度20℃、湿度50%、晴れ。

晴れては来たが風がつよく洗濯物をベランダへ出すのは躊躇われた。今日は急に海が見たくなって出かけた。すっかり不信感がつのり、コンビに弁当は敬遠し家内の手作り即席弁当持参で出かけた。海辺の公園で食べた弁当は、不思議に美味しかった。手作りがいい。安心を食べるのがいい。家内の気持ちを食べるのがいい。空は、海は、陽射しは、風は、花は、風景は、自然はいい。束の間の至福。

公園には大勢の人々がいた。大勢の親子がいた。大勢の家族がいた。何組もの若者たちのカップルがいた。仲良く談笑する老夫婦がいた。夢中のデジカメ撮影者も大勢いた。束の間の癒し。
GWが近づいてる。さまざまな過ごし方が検討され、計画され、その時の来ることを待っている。
条件が満たされる時に思い切り楽しむことだ。条件を整えられる幸せを満喫すべきだ。条件は満たされなくなるときが来る。それが人生の条件というものを満たしているということであることは哀しいが、それが人生の条件自体であるということであるなら何を悲しむべきだろうか。

老いることは幸せというものであるとするなら、老いて悲しい、老いる悲しみ、老いの悲哀も幸せを味わうための条件であり、老いることそのものの条件である。老いることの幸せを味わい、感じ、認識できるほど不幸なことはなく、哀しいことはない。哀しいことはあくまでも哀しく、幸せはあくまでも幸せであることが条件であっても、それはその限りにあるとは限らないからである。老いることは哀しくまた幸せなものである。





みっともないぞ!!!

2008-04-18 20:50:16 | Weblog
2008年4月18日(金) くもり

潔く信を問え!!!


益鳥の身辺余話 AM6時54分、室内温度20℃、湿度57%、雨後曇り。

昨夜降り始めた雨が残ってる午前中、予報どおり7時過ぎの通勤通学時間に合わせるように、強風が吹き荒れた。自転車走行なみの遅い低気圧移動のせいだというこの強風と雨。被害が出たところもあったらしいが、早くも台風1号もお目見えになられ、ここのところの天災の常識外の驚異的規模が心配される季節到来予告を受けた気がした。桜で浮かれたのはつい何日も前のことではないのだが・・・。

去年甥が持ってきてくれたさくらんぼうの苗木が、今年は5、6輪だが花をつけた。花をつけたが結実するかどうかは分からない。「これって一本で大丈夫なもんかね」と問うと、甥が言うには、甥の家でも一本だが結実したとの返事だった。妹の言うに至っては、「兄さんちは桜があるから大丈夫だと思うよ」・・・と、どうにもへんてこりんな講釈をのたまうのだった。まぁ、結果は直ぐに判明することであり、右から左へ受け流す・・・ってところで問題ないことなのではあるが。

イラク違憲判決・・・空自部隊は直ちに撤収すべきではないか。憲法違反という、それは誰の目にも当たり前のこととして分かっていた事ではあるが、名古屋高裁においてはっきりこうした判決を得たのは画期的なことである。政府はこれに従うのが本当だろう。何等影響のあるものではない・・・などという町村官房長官の政府見解の言は、断じて許されるべきことではあるまい。

改憲を目論む政府与党にとっては認めがたい判決であろうが、現「平和憲法」があればこその判決であり、改憲改悪され、その平和憲法の基幹的条項が「機軸」としての役割をはたさないものへ改正され、改悪されたとしたら、「違憲」もへったくれもなくなるわけだから、如何に現憲法を護憲してゆくことに意義があるかが明らかであろうというものである。

福田政権も支持率は、政権維持が可能な域はとっくに過ぎている。今勝てないことがはっきりしているから、出来るだけ延長すべきだとの政府与党の悪あがきはみっともないことだ。潔く解散し国民に信を問うべきであろう。何から言ってももう政権を明け渡すべき時期に至っていることには間違いがない。長期政権の悪弊に自公民連立内閣与党が、自らの責任をはっきりと肝に銘じ、野党政権へのバトンタッチを国民のまえに潔く示すべきだ。





ベルトコンベア発言の真実味

2008-04-16 22:28:44 | Weblog
2008年4月16日(水) 晴れくもり

庶民の代弁者長周新聞 http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/index.html


益鳥の身辺余話 AM5時25分、室内温度19℃、湿度59%、晴れ時々曇り。

昨日12ヶ月点検も無事終わった。「何の心配もありませんよ。大丈夫です」整備士さんが言った。ありがたいことだ。これで安心して乗れる。八重桜がソメイヨシノが終わった後を咲き誇っている。しかし庶民はそれどころではない感じだ。何という社会になってしまったのだろうか。毎日毎日、事件事件事件である。それも人の命が簡単に、何のためらいもなく奪われ続けている。そして、必ず責任能力の有無が問題視され、精神鑑定の必要なといわれる事例が多い。心を病む人による事件が多い。

事件に巻き込まれるか、自ら絶つか、国家に国家の名において殺されるか・・・そんな時代、社会になったことを実感させられる。これまでも自殺者の数は急激に増え続けている。殺人事件の数も更に言うに及ばず増多の一途をたどっている。そして「改革」に名をかりた弱者切捨て行政である。障害者や、生活保護者の切捨ては記憶に新しい。そして今回のメタボ検診、後期高齢者医療制度導入である。

自殺者は増えるだろう。このまま政府がこの悪法、制度の撤廃をすることなく続けられるとするなら、確実に政府に、国家に命を奪われるにも等しい高齢者の自殺者は増えつづけるだろう。鳩山法相の奇しくも言った「ベルトコンベア式」殺人である。法相のいう「押印の手間省き」的効果と結果を、何の罪科のない高齢者の身の上に、まるで手間省きの、政府は手を汚すことなき「死刑執行」のように、効果と結果を覆い被せるのである。

こんなことが許されていい筈はない。ここに長周新聞の主張記事を紹介しよう。庶民の気持ちを代弁してくれていると思う。一読を乞う。
以下その抜粋転載である・・・

長周新聞より抜粋転載http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/index.html

「違反なら罰金」の懲罰社会

 目標未達成は診療報酬減 メタボ検診等
 小泉改革で「毎年、社会保障費の自然増分を2200億円削る骨太の方針」を立てて強行して きたが、いまや削りようもなくなり、舛添厚生労働大臣自身が「もはや限界、やめたい」と発言する事 態となった。ところが、これをさらに強行するために、2008年度から後期高齢者医療制度を見切り 発車させ、都道府県ごとの「医療費適正化計画」の初年度としてスタートさせた。
 「医療費適正化計画」は、「メタボ検診」として知られる高血圧症、高脂血症、糖尿病など内臓 脂肪の蓄積に起因する成人病該当者および予備軍を、2008年度を起点として2015年度まで に25%減少させる目標が1つである。
 2012年度までに都道府県ごとの目標数値を設定。「メタボ検診」を40歳~74に義務づけ、国 が金を出すのではなく健康保険を使って特定健康診断、特定保健指導をおこない、25削減すると いうもの。
 第2の目標は、「平均在院日数の短縮計画」で、2006年の全国平均在院日数34・7日を、 最短の長野県の26・7日に近づけることを目標としている。8日間の開きを、2012年度までに3分 の1短縮して32・0日とし、2015年度には2分の1まで短縮して30・7日にする。
 これは急性期病院だけの在院日数ではなく、すべての入院施設の平均在院日数の目標で、長 野県のように予防医療と受皿となる福祉政策が日本一の県を目標に、全都道府県の目標数値を 設定するのはむちゃくちゃである。この目標を達成するための受皿もなく、患者の病院からの短期間 追い出しが、空前に激化することは歴然としている。
 第3の目標は療養病床の削減、再編である。全国で医療用23万床、介護用13万床の計38 万床あった療養病床の6割・23万床を廃止、医療用15万床だけとする。マスコミは一時、「20万 床残す」かのような報道をしたが、政府はなに1つ明言していない。
 これが何万人もの介護・医療難民を巷にあふれさせ、悲劇の続出を招くことは目に見えている。


 国は、①「メタボ検診」によって成人病患者と予備軍を25%減らす、②病院在院日数を短縮す る、③療養病床削減・再編の3つの柱による「医療費適正化基本指針」を作成、都道府県の計 画作成の指針とする。そして2010年度に推進状況の評価をし、2013年度に実施結果を評価 するとしている。
 この評価のうえで、医療費削減計画を「都道府県において公平に推進する観点」から「合理的で あると認めた場合」は、「国は特例診療報酬を設定できる」としている。
 すなわち、「医療費適正計画」が進まない都道府県の医療機関に対して、懲罰的な診療報酬 を設定する。
 下関市内の急性期総合病院の医師は、「まったくむちゃくちゃだ。国民の医療の必要に応えるので はなく、"小さな靴に合わせて足を削る"医療政策だ。懲罰的診療報酬は医療機関をつぎつぎにつ ぶし、救急医療をはじめ医療崩壊を全面的なものにする。半世紀に渡る医療費削減策がおいそれ とは解決できない医師不足を招いた。なんの反省もなく強権で削減を強行する。医療政策を転換 する政府に変えなければ、国民の悲劇は輪をかけたものになる。医療界は腹をすえるべきだ」と強 調した。

貧困がもたらす犯罪が激増
 窃盗や詐欺が刑法犯の大半  
  2008年4月7日付


 悲しい親殺し子殺しが連日のように報道され、世の中を震撼させるような猟奇的な殺人事件があ とを絶たない。社会の貧困化を背景にした精神世界の崩壊を反映しており、絶望から自虐的殺人 に走ったり、それを真似する模倣犯罪が起きたりしている。自殺者の数も交通事故死の数よりはる かに多い。いまや個人の心がけの範ちゅうを超えた社会現象になっており、問題の根源を社会的に 解決せざるをえないものとなっている。

 絶望から親殺しや子殺しも
 3月初旬、山口県長門市油谷向津具で、71歳の男性が特別養護老人ホームに勤めていた事 務長男性の自宅に行き、その妻ともども殺傷する事件が起きた。殺害された男性は利用者の介護 や相談、ケアプランの作成などの仕事をこなし施設の中心的な存在だった。その翌日、容疑者の男 性も近くの山中で首をくくって死んでいる姿が発見された。
 近くに住んでいる人人の話では、刺した70代男性は無職で、特別養護老人ホームに入れていた 母親の年金を頼りに暮らしていた。ところが母親が死亡して「年金を全部出せ」といわれ、それでは 生活ができないということで事務長ともめていたという。「最近は葬式までその施設でするので、費用 を請求されたのではないか。周囲は、このままではなにかが起こると心配していた。そうしたら案の定、 事件が起きた。やけくそになっていたのだと思う」とも話されている。
 東京都では3月28日、42歳の男性が両親と妻の胸や腹を刺して死亡させ、小学2年の長男と 幼稚園児の二男も重傷を負うという事件が起きた。寝ているところを襲い、男性自身も自殺を図っ ていた。74歳の父親は心臓を患って身体が不自由だった。家族経営の製本会社を営んでおり、大 黒柱だった男性は、6人家族を養うために午後9時過ぎまで働いていることもざらだったという。一家 にとって致命的だったのは、得意先が他県に移転する計画を進めていたことで、それならばと作業場 ごと移すことを検討したものの、「家賃が高くて移転できない」と周囲に漏らしていた。明るくまじめな 性格で、町内会の活動もがんばっていたと周囲は見ていた。
 千葉県では40歳の母親が9歳の長男の首を絞めて殺し、自身も睡眠薬や解熱剤を大量に服 用して自殺を図っていた。子育てや暮らしがままならないことに絶望しての無理心中だった。2月中 旬、大阪府寝屋川では、6歳の女児が母親(29歳)と同居していた男性(21歳)に暴行されて死 亡する事件があった。1月末には川崎市で39歳の会社員男性が16歳の息子を殴って死なせた。 都内の私立高校を退学した息子は無職で、生活態度をめぐってもめていた。5人家族だった。同じ 日には、宮城県仙台市で空調会社を経営している男性(53歳)が家族を斬り殺す事件があった。 妻は刃物で切られたうえネクタイを首に巻かれた状態で、中学3年の次女も刃物で切られて死亡し た。長女や長男は顔や腕、背中を切られながらも逃げて助かった。父親は家に火を付けて、みずか らも自宅近くの調整池で心中を図っていた。1月中旬、埼玉県では会社員男性(31歳)が1歳児 の息子に暴行を加えて意識不明の重体にする事件もあった。
 親が子を殺し、子が親を殺す。本来、子どもを授かって希望と幸福に輝いているであろう若い親た ち、あるいは拠り所となるはずの家族が虐待や撲殺、刺殺をする。灰色にうち続く生活の苦悩と憂 鬱のなかで、将来を絶望の目でながめ、死をもって解決する事態がますます増えている。自殺者が 年間3万人を超えていることも、そのあらわれとなっている。3万人という数字は、交通事故で亡くな る人の数字の3倍以上である。


 猟奇的な殺人事件頻発
 ハリウッド映画かなにかを丸写ししたかのような、不気味さと凶暴さを特徴とした事件も相次いでい る。社会への不満を募らせた通り魔事件も相次いでおり猟奇的な模倣犯を誘発している。
 3月末、茨城県土浦市のJR荒川沖駅周辺で、24歳の男があたり構わず8人を殺傷するという おぞましい事件が起きた。その前段では、通りがかりの玄関先にいた72歳の老人を文化包丁で刺 し殺して逃走。母親には「おれが犯人だ。犠牲者が増えるよ」とメールを送っていた。逃亡先の東京 で丸刈りにし、秋葉原で発売間もない格斗ゲームソフトを購入。110番通報して「早く捕まえてごら ん」と警察を挑発したりしていた。変装した格好で地元駅に戻り、あっという間に犯行に及んだ。パニ ックで出払っていた無人の交番に進入し、不在転送電話を使って「私が犯人です。捕まえてください 」と連絡して逮捕された。
 

父親は外務省勤務で4人兄弟の長男。少年時代から物静かで優しいと周囲からは見られていた が、進路が迫られる高校3年の夏以後荒れ始め、卒業後は定職に就かず、自宅に引きこもってゲ ームにのめり込んでいたとされている。逮捕後、「最初の計画では、妹を殺して、出身中学や高校、 以前住んでいた横浜でも人を殺し、ネットオークションで名前を知った京都の人も殺害するつもりだっ た」と供述。殺害の対象については「誰でもよかった」といった。1月に東京都で起きた18歳の少年 による通り魔事件の模倣でもあった。
 岡山市のJR岡山駅では、3月25日、38歳の男性がホームに突き落とされ、電車に跳ねられて 死亡する事件が起きた。逮捕された18歳の少年は、「誰か人を刺してやろう」と思い、大阪府の自 宅からナイフを持って家出していた。岡山駅にたどりついても決心がつかず躊躇していたが、最後は ニュースで見た知識から突き落としを思いつき、見も知らぬ男性を背後から無言で突き飛ばしたとさ れている。少年は、成績優秀で進学希望を持っていたが、経済的な事情で断念。「1、2年働いて 、お金を貯めて大学に行きたい」と周囲に漏らしていたが、就職先も決まらないまま卒業。精神的な 拠り所がなく、がんばっても報われない現実に直面して行き場を失い、荒んでいた。3年間で欠席は 2日だけで、2月末におこなわれた卒業式では精勤賞を受けていた。一家は阪神大震災で被災し て大阪府に転居。少年は新しい学校にも馴染めず、いじめられていたという。
 青森県八戸市では1月中旬、アパート火災の現場から母子3人の遺体が見つかった。

殺された 母親(43歳)の腹部は切り裂かれ、人形一体が詰められていた。中学3年の次男、中学1年の長 女も出血多量で死亡。家庭内暴力を振るっていた長男(18歳)が殺害と放火を認めた。ナイフや 軍グッズ収集に異様な執着を見せていたという。
 昨年12月には、長崎県佐世保市で米大学乱射を模倣したかのような乱射事件が起きて世の 中を震撼させた。
 通り魔事件が相次いでいるのも特徴で、下関市では3月初旬、JR下関駅に近い路上で、店舗 経営をしていた男性が殺害された。刺し傷は胸や背中など10数カ所にものぼるなど、恨みの犯行 だった。
 福岡市城南区の路上でも30代の女性が刃物で刺されて重傷を負った。男に「お金」といわれて、 抵抗する間もなく腹や首などを刺された。今年だけ振り返っても、つぎつぎと痛ましい殺人が起きて いる。


 金に関する犯罪が急増
 犯罪件数は認知されているものだけでも、戦後からこの方上昇傾向をたどっている。刑法犯の認 知件数は、1980年代までは年間150万件前後を推移していたのが、ジワジワと増え始めて200 0年代に入ってからは350万件(2002年)を突破するなど異常な伸びを見せている。その5~6割 を占めるのが窃盗だ。2006年度の刑法犯認知件数は287万7000件で、そのうち窃盗が153 万件、詐欺が7万5000件、横領が9万6000件と、お金にまつわる犯罪がほかの分野と比べても ダントツに多い。窃盗件数は、交通関連(違反など)の82万件よりも2倍近く発生していることにな る。殺人は1309件、強盗は5108件、傷害・暴行があわせて6万5000件だった。
 また犯罪者のうち60歳以上の年齢層の占める割合が上昇している。犯罪白書では、1977年 には全犯罪者のうち2・9%だったのが、2006年には17・5%にまでなった。
 窃盗関連では、農業用の防霜ファンの銅線が大量に盗まれたり、ガソリンスタンドや運送会社から は貯蔵タンクの油が丸ごと盗まれるなどの事件も起きている。


北九州市では住宅の駐車場などから 相次いで金属製門扉が持ち去られるという出来事も起きている。"オレオレ詐欺"や悪質なマルチ商 法なども目立っている。
 家庭内暴力の件数は、被害届が出された件数だけでも昨年は2万件を超え、近年はうなぎ登り で数値が推移している。そのうち8割が、現役世代である20~40代のなかで起きている。
 ちなみに警察絡みを見てみると性犯罪者がなんと多いことか。最近では福岡県警の警部(48歳) が捜査に協力していた27歳の女性を強姦しようとして逮捕。その前日には同県警本部捜査二課 の巡査長(31歳)が団地の自宅隣室ベランダに進入して女性を覗き見していた。さらにその2日前 には、同県警に採用が決まっていた未来の警察2人(25歳)が、知人女性に睡眠薬を飲ませて乱 暴し、準強姦容疑で逮捕された。山口県警では、下関署の巡査部長が少女売春をやっていたこと が明るみに出た。女性を襲うことばかり考えているのか、やたら警察官の変態的な性犯罪者が多い のが特徴だ。
 ただ生きていくことすら困難ななかで、希望とか満たされた精神世界とは真反対の荒廃した凶暴 犯罪が相次ぎ、他人を巻き添えにした突発的で動物的な殺人や、精神崩壊、暮らしの不安定さ を基盤にした家庭崩壊・一家無理心中が後を絶たない。お金がないために、年配者の窃盗も増え るばかりとなっている。そして世界的にも群を抜く自殺者数である。それらの根底にあるのは絶対的 な貧困で、まさに犯罪国家アメリカを追いかけるような事態が進行している。"カネ"は社会の一片の 道具にしかすぎないのに、生命を奪い、人格を抹消し、おびただしい罪悪の根幹にすらなる。
 世の中で、大きいものであれ、小さくささやかなものであれ、"生き甲斐"もなく生きている人間はい ない。未来への希望が泡沫のようにもろく崩れたとき、哀しい悲劇が繰り返されている。自分本位で 果てしもなく身勝手なイデオロギーが浸透していることも特徴になっている。これに抗して、労働者の イデオロギーを勝利させること、貧困に立ち向かって労働の解放をめざす労働者の運動が切実に求 められている。




支持率上昇指南

2008-04-14 17:44:42 | Weblog
2008年4月14日(月) 晴れ

起死回生の手段


益鳥の身辺余話 AM7時54分、室内温度17℃、湿度59%、晴れ。

9時ごろまでは春雨が細い絹糸のように音もなく、戸外という私の部屋の窓からの視野を静かに湿らせていた。その所為か気温は上がらず、冷え冷えとしてそっけなかった。いつともなく上がった雨。昨日のような風はない。地植えしたクリスマスローズが少し元気を取り戻してきた。チュウリップが咲き、百合、夏桜が、フリージャー、桔梗が着々と健気な準備をすすめている。

明日は予約していた12ヶ月点検の日だ。先日のトラック後輪タイヤ脱落観光バス直撃事故のことといい、整備点検の重要性はいまさら言うに及ばないことである。自分の命を乗せて走るばかりではない。自分以外の人をも巻き添えにしてしまう可能性大なる自動車運行である。整備不良のまま公道に出てゆくことは許されることではない。

福田康夫首相は14日午前、後期高齢者(長寿)医療制度による年金からの保険料天引きが15日に始まるのを前に、「説明不足で混乱している。もう少し早く段取りよく、十分な説明をして不安を与えないようにしなければいけない。そういうことをしなかったのは非常にまずかったと反省している」と述べ、制度変更による混乱を陳謝し、その上で「制度的な必要性からスタートしたので、何とか定着させなければならない」と語った・・・という。とても単なる陳謝で済ませる問題とは違うのではないか。

しかも、制度的な必要性からスタートしたので・・・定着させねば・・・とは、この悪法、制度が家庭や家族を犠牲にし、粉骨砕身仕事人間をまっとうし、やっと余生はのんびりと・・・と楽しみにして迎えた年金生活者の、その決して、ただでさえ充分とは言えない年金からは減額につぐ減額を強い、その果てに物価上昇、しかも年金から天引き負担させる悪制度導入し、高齢者健康維持管理とは程遠い、逆に手厚く優遇されて当たり前の医療受診権利の前に、医療受診権利から拒絶され、ボイコットされ、医者にも掛かれず死んで行くしかないような仕打ちを、なぜに高齢者がそんな境遇を強制されなければならないのか!!!・・・を考えるとき、「制度的な必要性からスタートしたので、何とか定着させなければならない」・・・との認識は首相の価値も、政治家の価値もあるとは思えないコメントだ。

庶民の目線で・・・国民の目線で・・・対応して行く所存だと所信を表明した筈ではなかったか!一体どこが庶民の目線や・・・国民目線なのか!この制度の撤廃を断行すべきではないか。そうするなら、福田首相の、内閣の支持率は一挙に回復上昇することは間違いないことを請合うのだが・・・。





風はたしかに・・・

2008-04-13 21:21:52 | Weblog
2008年4月13日(日) くもり

lame duck されど・・・


益鳥の身辺余話 AM5時56分、室内温度19℃、湿度59%、曇り。

朝残っていた雨が引き上げると、機嫌斜めの表情のまま次第に風が出て、心地いい寒さを演出した。窓を通しての戸外はまるで冬を思わせるところがあったが、出てみると冷たい風が却って心地よかった。他の桜はどこももう葉桜となり、花を残してはいないが、我が家の桜はまだきれいな花を残して頑張っている。いつも一番長持ちの桜となる。

チベット民族への弾圧抗議が聖火リレーを追ってコースを伴走し、中国の非道弾圧を世界各国が一様に抗議批判している。中国の独りよがりな非道極まりないやり方は、世界を敵に回すことになろう。しかし、どこかの類似したお国柄と同様、そなったとしても一向にお構いなしの横暴さであるから、世界も手を焼くことになることは必定であり、最早すでにその構図は出来上がって上澄みのところはともかくとして、底辺でのギクシャクぶりは経験済みのお相手だ。御し難い難物だ。

本来スポーツと政治は無関係であるべきことであるが、例外的に充分理解と支援の意思表明をすべき事態のようだ。親中派の福田首相、なにやら相変わらず、むにゃむにゃむにゃと解からぬことを呟いたきりだ。外交的にはどうであれ、世界に対して我が国のメッセージはしっかりと発信しなければ、我が国が世界への信用を喪失しかねないのではないか。確かに火中の栗を・・・の例えもあるが、それはそれで、その結果は必ず失うものよりも大きな収穫となって還ってくるのではあるまいか。

山口での選挙・・・注目に値する。人気のない福田首相は応援演説のオファーがないらしい。すっかり敬遠された正にlame duck そのものの内閣だ。誰を投入したってどれほどの変わりがあろうか。
と、言い切っても・・・不安がまったくないわけではない。選挙だけは分からない・・・ところがある。その懸念が危惧に終わることを願いたい。






小賢しき者たちの教え

2008-04-12 19:24:53 | Weblog
2008年4月12日(土) くもり晴れ

よ~し待ってろよ!!!


益鳥の身辺余話 AM5時25分、室内温度18℃、湿度52%、曇り。

時々に日差しは射した。妹が送ってきてくれたクリスマスローズの白を地植えした。移植は9~10月ころが良いらしいが、早く植えてくれとでも言うように萎び、葉の色を黄ばませ生気を失ってゆく姿をみて・・・といっても、手入れが悪いだけのことであるのははっきりしている。ほったらかしでは可哀想なことになるのは当たり前の結末だ。それを詫びながらの地植えと相成った。ついでに草引きもできた。

反戦ビラ判決・・・各社「表現の自由」が脅かされる・・・と指摘している。我が国の危うさがここにもあった。三浦和義氏の米国逮捕に対しても「一事不再理」を以って抗議するでもなく、成り行きを見守っている・・・とのコメントに止まっていた我が国の対応は、米兵事件頻発に対するものにしても、どこまで腰の引けた対応に終始するのであろうかと訝しい限りである。

米国は、協力だけは強引にでも求めるが、我が国への対応は実に誠意がない。何一つ取り上げれる材料がない。むしろ肝心なことにおいて、口だけは協力を惜しまないとただ言うだけ・・・いざそのときが迫れば、そっぽを向いて無視、何のFollowもない。誠意のないと来たらこの上ない事だらけだ。にも拘わらず、我が国政府は国民を蔑ろにしてでも尻尾をふり続けている犬である。

恒久法、今国会提出見送りへ=公明が慎重姿勢-自衛隊派遣・・・は本当の意味において公明党が慎重になっているのではないことが喜べない。ただ解散総選挙を意識し、睨んだものでしかあるまい。この公明党という党はいつもこうなのだ。自民党援護射撃的国民たぶらかしを必ず選挙前に行うことを繰り返している。ということは、解散が間近であることが符合して来そうだ。卑怯者の小賢しさが答えを教えているってことになる。よーし!首をあらって待ってろなぁ・・・(笑い)




矢張りこんなもんか・・・

2008-04-11 21:12:23 | Weblog
2008年4月11日(金) 晴れ

所詮政治家の感覚なんて・・・


益鳥の身辺余話 AM6時55分、室内温度18℃、湿度53%、晴れ。

態度を決めかねていたようであったが、一応晴れた。午後3時近くになって雲が多くなった。洗濯物を取り入れ入浴した。もっぱら明るいうちの入浴が習慣化した。贅沢なひと時だ。

党首会談。面白さはあったが、中身はなんともいただけないものだった。福田首相の「権力の乱用だ・・・」主張には思わず「あなたたちに言えた義理かよ!」って呟いてしまったよ・・・。暫定税率維持再可決の予想通りの展開のようだ。またガソリン価格は上がる結果になる。しかし、特定財源の一般財源化の約束は大きい。ユーザーにしてもこれまでのような無駄遣いをされるよりは・・・と思うと理解されるのではないか。

死刑廃止論者の亀井氏の「彼は人間じゃない」との批判に「蝶にでもトンボにでもなる・・・それでいい」鳩山法相は答えた。鳩山褒章は就任直後に「ベルトコンベア」執行を提案しただけの人物である。その面目躍如たるものがある。蝶やトンボは気がよすぎるのではないか。「ゴキブリ」が一番お似合いだと思うが・・・。すでに先日の発表で、10人に上る執行命令書に押印したことになる。日本という我が国を危うくする人物に堂々の殿堂入りだ。

先日取り上げた袴田事件・・・の袴田巌さん。まさかこのような冤罪の疑い濃厚な人物まで、執行することにはなるまいが、でも、でも・・・不安がないわけではない。もし執行したなら、大問題に発展することは間違いないと思われるが、それは常識的思いであって、ゴキブリの感覚では当てはまらない可能性だって大だ。気がかりところである。事前に発表があるわけではない。発表されるのはすべて執行後のことだ。

長寿医療制度に理解求める=パネルで力説-町村官房長官
4月11日19時1分配信 時事通信・・・というニュース。「あらかたの人は保険料が下がる」「銀行に行って収める手間が省け、行政コストもかからなくなる」「便利な制度」「有利な仕組み」・・・と繰り返した・・・という。どこまで感覚のずれ大なることを言っているのだろうか。政治家の感覚なんて所詮こんなものか!!!

年寄りが銀行へ行って納める手間が省けるので嬉しがるとでも・・・おまけに行政コストが省けるから・・・そんなこと突き刺した短刀を念入りにもう一度つき込み、しかも回転、えぐったに等しいことを感じもしない鈍感さだ。「便利な制度」「有利な仕組み」だ!ありがたがれ~と言われて、ありがたがる年寄りがいるとでも思ってるのか!お年寄りにとって、そんなことは小島よしおギャグなのだ。

支給減額、まだ不明のまま貰えないままの年金・・・徴収される税金、負担額だけは容赦なく徴収され、おまけに物価高騰の直撃。ただでさえギリギリの生活をやっとしている年寄りに、この更なる負担増を強いておきながら、よくもまぁ言えたものだ。「あらかたの人は保険料が下がる」「銀行に行って収める手間が省け、行政コストもかからなくなる」「便利な制度」「有利な仕組み」・・・だと!!!この大馬鹿者、大うつけ者奴が!!!

断じてこの悪法、悪制度撤廃、廃止を訴え続けなければ、他人事ではない直ぐ直面せねばならない、いずれ「自分たちの問題」である・・・ことなのだ。






冤罪の恐れ・・・

2008-04-09 17:28:55 | Weblog
2008年4月9日(水) くもり

どう見ても無罪ではないか・・・


益鳥の身辺余話 AM5時56分、室内温度15℃、湿度50%、曇り。

雨はあがっているが、風はかなりまだ威勢良さを保っていた。そして肌寒い。街路は桜の花びらが張り付いている。窓ガラスにもその花びらがアート作品のように収まっていた。

先日最高裁が再審請求を却下したことが報道されたが、この事件本当にそれで良いのだろうか?大いに疑問のある最高裁対応である。こんなところ見ると、陪審員制度の意義もあるかと思えてくる。冤罪は絶対に避けられるべきである。もし何らかの貢献ができるとすれば、陪審員制度導入の意義もあろうかと思える。どう見ても袴田事件を死刑確定のままで終わらせるのは大きな疑問が残る。

内藤選手が死刑囚・袴田巌さんへの支援イベントに参加決定
1月23日17時42分配信 オーマイニュース


 明日24日に東京・後楽園ホールで開かれる死刑囚・袴田巌さんの支援イベントに、WBCフライ級王者の内藤大助選手(宮田ジム)が参加することが決定した。

 次期防衛戦(3月8日、ポンサクレック・ウォンジョンカム戦)に向けた調整の合間を縫っての登場。渡嘉敷勝男さんが司会を務めるチャリティオークションに、サイン入りグローブとサイン入りTシャツを出品する。売上金は支援金にあてられる。

 袴田事件とは1966年、元プロボクサーの袴田巌さん(当時30)が、住み込みで働いていた静岡県の味噌会社専務一家4人を殺害、放火したとされる事件。1980年に死刑が確定したが、弁護側は再審を申し立て、現在も最高裁にて係属中だ。冤罪が主張されるケースとしても良く知られる。元プロボクサーにかけられた疑いということで、日本プロボクシング協会(JPBA)も90年代から公式に再審請求の支援活動を続けている。

 24日のイベント「袴田巌支援チャリティBOXING ~FREE HAKAMADA NOW~」では、日本ボクシングコミッション(JBC)が、元日本フェザー級6位という袴田さんの現役時代の功績と、40年にわたる法廷での闘いを讃え、名誉ライセンスを発行・贈呈する。

 チャリティオークションには、内藤選手のほか、具志堅用高選手、畑山隆則選手、坂田健史選手、長谷川穂積選手、新井田豊選手、川嶋勝重選手など、現・元世界王者ら10数人が参加。サイン入りTシャツのほか関連グッズを出品する。

 内藤選手の参加は、スケジュールの関係で決定が直前になったが、袴田事件への関心はもともと高く、18日にあったイベント記者会見にもビデオレターで、次のメッセージが寄せられていた。

 「獄中にいる袴田さん、頑張ってください。やっていないことを僕らみんなが信じています。これで無実にならないのであれば、どんなことでも許される国になってしまう。実際やっていないんだから。応援します。頑張ってください」

 誠実な人柄でお茶の間の人気も高い内藤選手の社会活動に、事件への注目も上がりそうだ。





何でもなさそうに思えるが・・・

2008-04-08 18:42:49 | Weblog
2008年4月8日(火)

今日本が危ない!


益鳥の身辺余話 AM6時37分、室内温度17℃、湿度46%、雨。

昨夜からの雨が強い風をともなって荒れ狂っている。ゴミだしは傘が使えそうにない。時間をまてば治まるかと暫く様子をみたが、矛収めの気配はなかった。仕方なく雨合羽着用してのゴミだしとなった。

今日本が危ない!裁判官陪審制度導入をはじめ、共謀罪導入再燃、国民投票法、教育基本法、特措法恒久化、メタボ健診、後期高齢者医療制度導入、住基ネットワーク導入などetc・・・個人の基本的人権の喪失蹂躙剥奪が進んでいる。つまり北朝鮮化が進んでいると言えよう。

米国の要求を受け入れ、それに沿った政策をとりながら尚且つ、北朝鮮化しているといった状態である。陪審制度導入実施がせまる中、不安感、参加したくない思いなどの一般人の当然の感慨をたくみに利用、義務付けし相当以上の理由がなければことわれないとし、その選択判断のために資料データベース化を妥当化し、公然と個人情報収集の合法化を定着させようとしている。いやもう当然化してしまっている。
 
一度有事があれば即、全国民の「お国のための召集令状」作成に転用できる仕組みだ。陪審員として罪科判定に参加する・・・といった形をとりながら、その実それは国民を欺く隠れ蓑で、個人情報の収集と転用化への本当の目的が隠されているのだ。個人情報保護法を制定したゆえに、個人情報収集が難しくなった為の苦肉の策としてさりげなく目論まれた個人情報収集制度なのだ。

  

義務化・・・義務である・・・といった義務化が増え始めているところに密かな企みが隠されているのだ。国民参加型形態をとり、国民の意識啓蒙を国家へと誘導し、大きくは憲法改正ほか米国従属国家体制を容易にしかも確実に実現できる環境整備の為の意識操作の一環なのである。早くも「義務なれば仕方がない、参加してもいい・・・」といった変化に結びついてゆく・・・この「過程」を政府は期待し、その効果に利用価値のあることを狙っているのである。
 
義務化にお慣れになられたようですねぇ・・・ではOO歳青年男子から二年間自衛隊経験入隊の義務を負うものとする・・・ってなことになるのは早い将来のことだろうと思われる。その布石は着々と整備されつつあるということだ。


メタボ健診および後期高齢者医療制度導入も、個人人権の蹂躙喪失剥奪の由々しき問題である。公然と如何にも国民のためを掲げながら、これほど巧みに国民の人権蹂躙喪失剥奪へ踏み込んだ制度はない。直ちに撤廃廃止すべきだ。

福田首相は「目的を理解されて・・・」云々と答弁しているが、目的が仮にご大層なものであっても、ご大層なれば何をしてもよいといったものでは断じてあるまい。国家の名において政治家のやることは、その目的とやらは常にご立派な文言をつらねて大義として、その国家が権力によって国民を虐げ、弾圧し、犠牲にすることを常套としている。

それは戦争への道に連なる危険性と不可分なものではない。その危険性が迫っていることを予感させるに充分な成り行きである。陪審員制度についての世論調査によると、最初は腰が引けっぱなしの消極的意見が大半を占めていたが、昨今微妙に変化して「義務なれば仕方ない」参加してもいい・・・などの答えが出始めている。

人間は暗示に弱い生き物である。加えて時間の経過がトーンを下げ、緩和し、諦め、同調へと変化してゆく、マインドコントロール現象が進む・・・一段階を消化させれば、二段階三段階へと納得容認させる可能性は驚異的に大となる経過をたどることは常識である。

今日本の政府内閣与党政治家は国民総白痴化へむけてタクトをふり、号砲をならす悪魔の手先的マジシャン達そのものである。繰り返し繰り返しこれまで幾たびも書いてきたが、これ位のことなら大したことにはなるまい・・・と思って見過ごすことが、先々の一大事に連結して取り返しの利かない事態となってしまうことを、肝に銘ずべきである。

悪法制度導入を撤廃し阻止しなければならない。これこそが真に国民のためになることなのである。読売新聞によると、憲法改正についての世論調査で、改憲派が減少し、護憲派が増えているとの結果を報じている。
 
そして、政治の混迷状態、ねじれ国会が改正論者の減少を招いていると指摘し、安倍前首相が大きく踏み出した改憲ステップの勢いづきが、ねじれ国会による福田首相の対応指針の中には、すっかり影を潜めてしまったと評して、再び推進へのリーダーシップを執るようにと促している。

・・・が、世論はもう二度と笛聞え、太鼓響けど踊り、なびくことはないであろうことは明白である。読売新聞の無責任な世論誘導も含めて国民は決してもう騙されない、騙されることはない、騙される事のないように身を糾すべきである。

もし、国際貢献の必要から何らかの対応を必要とするなら、自衛隊法や、特措法によって限定的対応することで事足りる訳で、平和憲法そのものを改悪することは決して許されない、許されてはならないことだ。




立ち上がらねばなるまい!

2008-04-03 20:41:05 | Weblog
2008年4月3日(木) 晴れ

膝も痛いし、腰もガタガタだが・・・


益鳥の身辺余話 AM8時24分、室内温度18℃、湿度42%、晴れ。

3ヶ月ごとに回ってくるゴミ当番。それがあったからというのでもないが、3時5分ごろに目覚め、そのままゴミステーションの折りたたみ式のネット柵を2組だし、我が家の可燃ゴミを一番乗りとした。
9時ごろの回収車が帰ったあと、簡単に清掃して終わり、当番札を次回当番者宅へ回す。ステーションの周りには殆ど散らかされたゴミはない。路面にはすでに散り始めた桜の花びらが、つぎつぎと舞いそそぐ。

「後期高齢者 医療制度」=「長寿医療制度」は、メタボ診療制度とともに悪法、劣悪制度だ。この制度は粉砕廃止すべきだ! 「サミット議長国が世界の流れに逆行するようなことはできない・・・」とガソリン税、暫定税率維持を主張する首相。高齢者が安心して暮らせる福祉へには程遠い、高齢者いじめそのものである、「後期高齢者 医療制度」=「長寿医療制度」、メタボ診療制度は、世界の流れに逆行しないのか!!!逆行しないとでも言うのか!!!高齢者いじめそのものではないか。

「後期高齢者 医療制度」=「長寿医療制度」は、メタボ診療制度とともに悪法、劣悪制度だ。この制度は粉砕廃止すべきだ!・・・と私は思う。膝も痛いし、腰もガタガタだが・・・立ち上がるべきではなかろうか・・・(笑い)粉砕破棄停止、廃止へむけて戦うべきだ。

こんなお年寄りに酷い仕打ちはやめてくれ!!!お年寄りがこんな歳になって、こんな思いをしなくてはならないとは・・・政治家の怠慢以外の何ものでもない。

政治家不在、政治が機能不全に陥っている証拠だ。こんな政治しか出来ないことこそ、日本の政治面した政治屋どもよ、福田首相よ!内閣与党の馬鹿どもよ!世界に恥よ!!!恥だと思うべきが本当だろう。

河北春秋コラムから転載  

 <またか/まただ/またまたか/またまたさ/なれっこだな/なれっこさ/よくないな/よくないよ> 。谷川俊太郎さんの詩『また』の一節。世の中への風刺に満ちている▼ニュースに接すれば「またか」 と舌打ちしたくなることの多いご時世だけれど、これなどはどうだろう。1日から始まった「後期高齢者 医療制度」。国は慌てて「長寿医療制度」と名前を変えた

 ▼この制度、75歳以上を全員、新たな医療保険に入れる仕組み。高齢者の医療費が膨張を 続けているため、高齢者にも保険料を負担してもらうのが狙い。保険料を年金から天引きする点が ミソ▼例によって国の説明は分かりづらく、制度自体の評判も悪い。地方議会からは見直しを求め る声が続き、高齢者からは「後期高齢者」なる呼称に怒りの声が上がっていた

 ▼名称を変更したって制度の中身は何も変わらない。当面、高齢者の医療費の負担は同じだと されるけれど、将来の値上げは、きっと織り込み済みだろう。負担が増える分、医療を充実させてくれ るなら特に不満はないが▼取るものはしっかり取る、使うのは自由にさせて―というのが国の本音で はあるまいかと疑う。ちなみに谷川さんの詩は<どうする/どうしよう/怒るか/怒ろう/プン/プン >と続く。そうだね、怒ろう怒ろう。