天地明察 冲方 丁

　　　　　発刊された当初　剣客も戦も無い時代小説が気に入って読みふけった
　　　　　読書を禁じられてしばらく休んで　そのつづき　終盤を読んだ
　　　　
　　　　　


　　　　　４代将軍綱吉の時代　日本独特の大陰暦を作るプロジェクトに　　　　
　　　　　一介の碁打ちが挑戦！　なんども挫折を繰り返す
　　　　　しかし　時に大きな力添えもあり　改暦という日本文化を変えた
　　　　　青年の成長物語であり　日本の暦の発布がいかに時の権力の象徴
　　　　　となるか　固唾を飲んで読み続けた本。
　　　　　今、暗きから脱出しようと必死の日本に　不撓不屈の精神が詠われて
　　　　　応援歌のようにも思えました

　　　　　　　今秋には映画化されるとのこと　
　　　　　　　楽しみであり　読みふけって描いた自分のイメージと
　　　　　　　合致すればいいな....と思ったり
　　　　　　　　これだけの重厚な小説の映画化　やっぱり観に行くでしょうね