数年前 幸田真音の新刊書で「藍のアドべンチャー」を読んで
(江戸時代 藩の焼物を軸に 生涯をかけた夫婦の物語)
この作家は よほど経済通の人だなーという感想を持ち
それから一連の著書を読んで見ました
- 有利子
- Eの悲劇
- 凛冽
- 日銀券
- ザ・ヘッジ
- 日本国債
- タックスシェルター (生真面目な主人公が迷い込んだ税金の抜け道)どれも 経済のトッピックを軸に 世界を舞台にした肉厚のストーリー展開熾裂な企業戦争の中でも 稔持を失わない主人公が登場する。 私の知りえない 公の機関のしくみ 天文学的な数字経済ゆくえ日ごろの庶民の生活とかけ離れた事柄だけにストーリーを追いながら ハラハラ どきどきで 4~500ページのハードカバーも読めました 日本人の心根を感じ遠く及びもしない事なのに 読み終えてなぜか ほっとする本でした
- 「藍のアドベンチャー」で経済通と感じたのも最もで 作家 幸田真音は外資系銀行や証券会社で債権のディラーとして 外国債券セールスウーマンとして活躍 した人だった。ザ・ヘッジで作家に転身 公的機関にも強くよく調査研究された上で執筆活動されていることがわかり 重厚な小説の原動力があった人でした今どんな 執筆をしているのでしょう 次なる 発刊が愉しみです