帰ってきた戯言日記

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Mobile Suit Gundam Unicorn - MOBILE SUIT Live

2014年05月27日 | 戯言

ガンダムUCという作品のメッセージ

EP7が終わったばかりだがちょっとした総括をめいた話を。

福井氏が書いた小説のガンダムUCはどちらかというと旧作のファンに向けて作った内容だったと思うが
私自身はアニメ版は小説版とはちょっとだけ違うイメージを持ってます。

この作品を観て心から楽しめるのはどちらかというと
SEEDや00と同じその作品が「初めてのガンダム作品」という方々ではないか。
今までガンダムをゆっくり見たことがない、どれから見ていいかわからない
そんな方々に送る普通の「娯楽作品」という立ち位置としてみると逆にしっくりくる。

まずこの作品の舞台は正規軍同士の大規模な戦争ではないという事。
「袖付き」というテロリスト集団と連邦軍やそれを取り巻く集団が「箱」という物を探して取り合っている。
ぱっと思いつくのはラピュタの飛行石を奪い合ってる場面だろう。
他にもラピュタっぽい雰囲気すらある1話なんて、あれ?これガンダムだっけと錯覚するぐらい。

つまり旧作のファンに向けてのサービスはあちこちに散りばめられてるけど
実はその部分はそんなに大切なものじゃなくて本質は「ボーイミーツガール」なストーリで
それをガンダムの世界観でやっただけだと思う。

だからアンチが騒いで「こんなの俺の知ってるガンダムじゃない!」といっても
古橋監督は本音ではちょっと違うんだよなぁって感じてるんじゃないかな。

そして根底にあるテーマはきっと「世代交代」なのだろう。
バナージたち主人公を脇で支える大人のキャラクター達が
現実社会の旧作ファンの方々であって欲しいという願いがこの作品には込められてると思います。


だからこそ、可能性を繋ぐ為に「箱」(ガンダム)を若者に託すのです。

新たな未来へと!



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>福井晴敏氏に訊くガンダムUC【後編】“大人VS子供”ではなく“大人=子供”の物語

最近のガンダムは見ていない」- そんな人達を、もう一度ガンダムの世界に呼び寄せられるようにするには…
といってるので原作は旧作のファンに向けて書いたのだろう。

>小説以上の思いを込めたフル・フロンタルの造形

フロンタルはアンチファンそのものじゃないかな。

>■機動戦士ガンダムUC 古橋一浩監督「本作を一言で表すと、父性――託していくもの」

まさに若い次の世代へ「託す」というメッセージ

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Mobile Suit Gundam Unicorn - MOBILE SUIT Live


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澤野さん、UCのオーケストラライブを全国ツアーでやりませんか?
できれば純粋に音楽だけで台詞や映像はいりませんので。。。。

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