帰ってきた戯言日記

ぇーっと戯言

Chemistry- Merry-Go-Round Full

2011年04月05日 | 戯言
BS11でガンダムUCのスペシャルをやっていたのでふと呟きを。

初代から見続けてきた個人的なガンダムでのピークは劇場版3部作だったかな。
期待したZは途中からMSを見るだけの作業になったし
ZZは旧型MSを見るだけだった。

VGWXは「肌に合わないし」(ひとまとめか!

逆襲のシャアとF91は中々いいんだけど
あの時間に詰め込んでるので展開が忙しくオシイし。
ターンAは面白いけどあれガンダムだっけ?(マテ

08小隊は中々好き、ちょっとロミオとジュリエットやりすぎだけど。
ポケ戦はスタッフがまんまマクロスなのががんだむじゃない(もう言いがかりに近い・・・)
種と種死、00は結構面白く否定はしないけど「世代が違う」気がして本気で楽しめない部分もあり。。。

で、本題。

やっぱりユニコーンは面白い。初代がないとガンダムなんて無かったという矛盾はあるけど
ファースト含めても一番好きなのがこれかもしれない(3話までの現時点だけど)
冒頭はお姫様が空から落ちてきて、お邸から「君の来るところじゃない」と帰されて
あれ?ジブリのアニメみてたっけ?と錯覚するけど

展開の面白さと説得力、主人公の性格やヒロインの聡明さ
あと大人がきちんと大人しているのもいい。
王道な冒険活劇な流れなので、とても気持ちよく鑑賞できます。

アニメは尺の関係で細かい描写ははしょっている所があるので
(マリーダやジンネマンの過去話とか)
できれば小説も読んでいるとさらに面白さは増します。

ふと思ったのは逆襲のシャアのシャアは富野監督の「言葉」だけど
ユニコーンでのフロンタルは福井氏がガンダムという作品に抱く想いの「器」なのかな。
富野監督のガンダムという世界観を緻密かつ整合的&冷静に組み立て直そうとしている自分を
富野ガンダムのファンはどう見てるか。これでいいのか?と自問自答してるように。

人間だけが神を持つ。 今を超える力。可能性という名の内なる神を。

そこにはフロンタルのセリフのように熱い思いは確かに無く
冷静にただ「普通のドラマ」になってしまうのではと作者が危惧してるようだ。

富野氏の作品の世界観は熱い思いに満ち溢れているが(狂信的な部分もあるが)
愚民はそれを気付いてくれない。いや気付いていても気付いていないフリをしているのかも。

革新へと向かう作品を作らせて欲しいのに
重力(ガンダム)に縛られた愚民がそれをさせてくれない。

「地球(ガンダム)に残っている連中は地球(アニメという作品を)を汚染しているだけの、重力に魂を縛られている人々だ!」
「地球は!人間のエゴ全部を飲み込めやしない!」  
「アムロ!地球上に残った人類などは、地上の蚤だということが何故分からんのだ!!」
「ならば、今すぐ愚民共すべてに叡智をさずけてみせろ!」



------------------------------
Chemistry- Merry-Go-Round Full


------------------------------
バナージ… ティクバを・・・家族を頼む。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Billy Joel: Piano Man

2011年04月03日 | 戯言
Billy Joel: Piano Man


----------------
土曜の夜は九時
いつもの顔ぶれが揃い出す
私の隣には年を召した男性
ジントニックを愛でるように飲んでいる

彼が言う、「わかいの、思い出ってやつは弾けるのかな
別に実際どうこうしようってわけじゃないんだ
ただ、あのかなしくて、あまいものを、おれは忘れちまった
少なくとも、まだ若い服を着ていた頃には覚えていたんだがね」

”歌っておくれよ、ピアノマン
共に今夜は歌い明かそう
皆一つそうしたい気分なんだ
私たちを晴れやかにしておくれ!”

今じゃバーテンのジョンとはすっかり友達
私のために酒も入れてくれる
味なジョークを言う彼は、他人のタバコにもよく気がつく
けれど、彼はここにいるべき器じゃない

彼が言う、「ビル、俺はもういやなんだよ」
そう言った彼の顔からは笑顔が消えている
「なぁ、俺はなろうと思えば映画の花形にもなれるんだぜ
ただし、ここを出られたらの話なんだ」

ポールもすっかり人気の作家
結婚しようという暇も無いほどだ
彼の話し相手はデイビー、海軍勤めの男だ
たぶん、一生ネイビーのつもりだ

政治学を実践中のウェイトレス、
ゆっくり酔っていくビジネスマン達、
そうさ、皆が皆、孤独という酒で乾杯している
しかし、一人で飲むよりはずっといい、そうだろ

”歌っておくれよ、ピアノマン
今夜は共に歌おう
どうにもそういう気分なんだ
そうしてくれると気が晴れる!”

土曜に集まるのは良い客ばかり
マネージャーが私に微笑みかける
彼は知っているんだ、何故私のところに客が集まるのか
一刻ばかり、いろんなことを忘れるためなんだよ

ピアノはカーニバルのような音を奏で
マイクにはビールの匂いが染み入っている
彼らが座り、私にチップを渡すと決まって言う、
「お前、まだここでやってるのかよ?」

”歌っておくれよ、ピアノマン
今夜は共に歌おうじゃないか
どうにも一つ、そういう気分なのさ
やってくれりゃ、俺らの気も済むぜ!”


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする