帰ってきた戯言日記

ぇーっと戯言

ガンプラブーム考察その1

2014年12月23日 | 戯言
マットさんがガンプラってどのあたりからブームになったんだろうという
質問があったので自分の記憶を頼りにちょっと考察してみました。

巷でよく言われてる300円シリーズ、これが最初のガンプラのシリーズですが
この「ベストメカコレクション」というのはガンダム専用のシリーズではなく
300~400円で買えるコレクションモデルのシリーズを指します。
(以前ナンバリングをまとめたのがこれ

TV放映終了から半年後の1980年7月に1/144のガンダム、ムサイが8月、9月にシャアザクが発売。
まだこの頃は普通に買えてましたね、当時シャアザクをツノ付けないで緑に塗ったのを覚えてます。

この3種類に続いて毎月1作の感じで発売されて行きます。

(発売日は確か電撃ホビーに記載されてたのを自分で記録したものです)

1/144ジオン軍モビルスーツ グフ          1980年10月 300円
1/144ジオン軍水陸両用モビルスーツ 量産型ズゴッグ 1980年11月 300円
1/144ジオン軍モビルスーツ 量産型ザク       1980年12月 300円

それとベストメカコレとは別枠で発売されたのが

1/100ガンダム       1980年7月 700円
1/100ドム         1980年11月 800円

1/1200 ホワイトベース 1980年12月 1000円

そして年越えてから少しずつ手に入りにくくなったんですよ。
1月は新製品お休みで、2月から怒涛の如くガンプラ偏重のベストメカコシリーズに。
とりあえず8月まで並べてみた。

1/1200 ジオン軍巡洋艦 シャア専用ムサイ   1981年2月 300円
1/2400 地球連邦軍宇宙空母ホワイトベース   1981年3月 300円
1/144 ガンダム・モビルスーツ用武器セット  1981年4月 300円
1/144 地球連邦軍量産型モビルスーツGM   1981年4月 300円
1/144 連邦軍試作モビルスーツ ガンキャノン 1981年4月 300円
1/144 ジオン軍水陸両用モビルスーツ ゴック 1981年4月 400円
1/144 マ・クベ専用モビルスーツ ギャン   1981年6月 300円
1/144 水陸両用MS シャア専用ズゴッグ   1981年7月 300円
1/144 水陸両用モビルスーツ アッガイ    1981年8月 300円

メカコレじゃない枠だとこんな感じ

1/144 ジオング       1981年3月 600円
1/144 ガンタンク      1981年5月 500円
1/144 リックドム      1981年6月 500円
1/144 シャア専用ゲルググ  1981年6月 500円
1/144 MSM-10 ゾック     1981年8月 600円

1/100 シャア専用ゲルググ  1981年3月 800円
1/100 ガンキャノン     1981年3月 700円
1/100 量産タイプゲルググ  1981年6月 800円
1/100 MS-06S シャア専用ザク1981年7月 700円

そして私の体感だと7月からですね、ブームの始まりは。
え?何故かって、シャア専用ズゴックが買えなかったの覚えてるから
手に入った量産型を2個買って来て1個は色塗り替えたから…




後もう一つ根拠があります、伝説のHJ別冊「HOW TO BUILD GUNDAM」
これの1が発売されたのが7月末なので、これの影響もあるはず。

なので1981年の夏ごろからブームが来たのではないかと思います。
まぁ田舎でしたのでタイムラグはあると思いますが(笑)

ただ、劇場版の製作発表が1980年の10月なので製作側の手応えとしてはもっと前からあったのでしょうね
打ち切りが決まってから人気が出たとか?アムロが死ぬ予定だったのを変えるぐらいには…

ぁ~第二次ガンプラブームというかHG云々の話はまた今度にしますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

The Cover Girls / SHOW ME

2014年12月22日 | 戯言
ジョブズは「ネットをするために人々はコンピューターを買う」と1985年に予言していた


少し前のGIGAZINEの記事を観てぱっと浮かんだのが

「ウォーゲーム」(1983年公開映画)

この劇中で無料で長距離電話をかけるというフリーキングが出てくるんだが
(私が「ネットワーク」というイメージを持ったのはこれが最初だった)
こんな映画が作られるぐらいだから、そりゃ業界の方々はいずれネットの時代が来るだろうと
ある程度予見してたと思いますよ

何も出来ない(ゲームぐらい?)マイコンが夢の箱に見えていたそんな時代

そして新技術が普及の妨げになる理由の1番は「コストと使い勝手」
どんなに面白そうだとしてもこの当時のマイコンの価格を見れば
一般に普及するまでにはまだまだ先だという事も解ります

あとデジカメの黎明期にでたQV-10を思い出すなぁ(持ってましたよ)
これがいずれ画質が上がって銀塩が無くなるだろうとその時感じてた人も多かったでしょう

そのカメラをPHSや携帯に付けてどうするんだ?
着メロってなんだ?音楽をベル音にしてどうする?
でも、これが後に万能機として携帯の性能を底上げするんですよ
コンパクトデジカメとウォークマン、そしてビデオカメラを駆逐していくと…

小型のPCがモービルと呼ばれてた頃からのコンピューターファンなら
いつかは「モバイルPC」の時代になると思っていたはず
そのコンパクトガジェット系もスマホで一応の完成形なんだろうなぁ

そして次は間違いなく3Dプリンターだろう
どこまで「印刷」出来るようになるかは興味津々

車の補修パーツぐらいは結構出来る様になりそうな気もします(金属も印刷できるし)
何年後になるかは知らないけどね…



------------------------------
The Cover Girls SHOW ME

------------------------------

シンセサウンドを効果的に使ったこういう曲をフリースタイルというらしい。

フリースタイルといって浮かぶのはやっぱこっちだよね。
そしてこれの技術が受け継がれてると言うのがF-35だったりします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

My Revolution / 渡辺美里

2014年12月20日 | 戯言
バンダイザブングルシリーズのお話。

バンダイ模型といえば元々はイマイの資産&人材で始めた片手間のようなものだったのですが
その旧イマイの開発陣が車や1/48機甲師団シリーズを自社開発したのが1970年代後半だったと記憶しています。
(このあたりはSHOZOさんが詳しそう)
つまりこの時期はスケール系の開発チームとアニメ系のチームが存在していたのではないかと思います。

そしてこの時期に100円で買える1/2000統一スケールのネービーコレクションという艦船シリーズが出来ます。
そののちヤマトのメカコレが発売されるのですが、商品パッケージ内容が良く似ているのです。
旧メカコレを見れば解りますが精密なパーツがぎっしりと入ってますよね?
私の想像ですが、このメカコレを設計したのは先に挙げたスケール系のチームで無いかと思うのです。

その次にトラック野郎、そしてガンダムのヒットとなってバンダイはスケール系のイメージが
どんどん無くなっていきます。この頃スケール系はチーム解散の危機だったのかもしれません。

そして、その後登場するのがガンダムより最初の設定時点でかなり模型化を意識したタカラのダグラムや
実在の戦闘機を可変させるという新たなリアリズムを展開したイマイ&アリイのマクロスです。

これらののヒットでバンダイもリアルタイプ(既存品の成型色を変えて、デカールをセットした商品)
そしてプラモ狂四郎の人気もありMSVシリーズのようなスケールモデル志向の商品展開になっていきます。

ザブングルはガンダム以降久しぶりのアニメプラモの商品化だったので気合が入ったのでしょう
パッケージはタミヤのMMをイメージした白パッケージ、ドラム缶やフィギュア等アクセサリー付属。
設定画には書かれていないディテールを商品に追加(マスターグレードの原点はここかも)
しかも最初の商品が主人公メカでなく脇役メカのギャロップ、その次がトラッド11。
こんな商品展開を見ても解るように普通のアニメキットの企画とは思えません。

なのでこの企画の中心にスケール系の製作チームが関わっていたのではないかと私は推測しているのです。

------------------------------
My Revolution / 渡辺美里

------------------------------

映画ハンサムスーツをTVでやってたので観たんだが
熱いMy Revolution推しの映画だった(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

終わらない歌 /THE BLUE HEARTS

2014年12月16日 | 戯言
NHKの英雄たちの選択が好きだと以前このBlogで話したが
じゃぁ何がこの番組で一番面白いかというと
それは多方面の専門化が自分の視点で自分なりの回答を言うのだが
番組の創意としての答えを出さないところだ。

人は物事の結論に至るアプローチを検証すると
つい「これが最善な結論」と答えを出したがる。
それ故に個人の感想や論理で議論をする際に
多数決=正しい答えみたいな事になりがちです。

私の考え方は多数派でないので勝ち目がないのでなく
考え方を尊重して自分の考えを述べる姿勢って大切だなと思うんだ。

それが多数の考え方と違っても意見を言う事が大切であり
少数派である方々は卑屈になることなどないのです。

議論とは意見を戦わすことだが
勝ち負けは特にいらないと思うのが私の持論。

------------------------------
終わらない歌 THE BLUE HEARTS


------------------------------

くそったれの世界の為にも投票は行こうね♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Kalafina 『夢の大地』

2014年12月10日 | 戯言
凄く共感した話があった。

飛行機モデルで1/72は精密に作るのはそれほど難しくなく
1/32は手間は掛かるけどちゃんと手間が帰ってくる
でも1/48はどっちつかずになりとても難しいと

AFVでも思うのは1/72をチマチマ弄るのはそんなに難しくないと実感してる私
何か細かいディテールがあるだけで密度感が上がり、そんなに精度もいらないんよねぇ意外と。
だからミニスケAFV弄ると凄く模型が上手くなった気がしますよ、あくまでも当社比ですが(笑)


そしてこれは模型を写真に撮ると良く解る。

AFVの話だけど、1/35と1/48は写真でのプロポーションの差がほぼ出ない。
1/72、1/76はマクロで接写することも原因だろうけどプロポーションが崩れる。
でも、実際人間の目を近づけて見てるのも多少狂ってるはずだから
元々の狂いを逆手に取ったディテールを使った「ディフォルメ」が出来るんだ。

例を上げれば「戦艦&戦車の砲身」であったり「リベット表現」だろう。
そしてこれはスケールが大きくなるほど人間の目で見ると違和感が出る。
それはプロポーションが正確に人間の目で見えるからだと思う。

なので1/48は1/35並の精度をディテールに要求される
それが出来ないなら素組みの方がいいという、そんな感じ。

でも厄介なのは塗装なんですよねぇ…

特にスケールの大きい模型には自然と光の影が出来るので
余り強調した表現をしなくても自然に明暗がつきますが
対象物が小さい模型はどうしてものっぺりとした感じになります。

だからといって塗装でグラデーションを付けすぎると
実物を至近距離で見た際に違和感が生じちゃうのです
(塗装ディフォルメとでも言いますか)

最後は塗装は難しいというお話になってしまった…(上手くまとまってない)


-----------------------------

斎藤隆夫「支那事変処理に関する質問演説」

今一番楽しみにしてるTV番組「英雄たちの選択」
先週は「斉藤隆夫」これがとても面白かった。

実はこの人の事を知らなかった…
TV放送後いろいろ調べてみたが、う~んこんな凄い人居たのか。
これが本当の代議士なんだろうなぁ。

しかも地元のひとやないか(汗)


-----------------------------

Kalafina 『夢の大地』

-----------------------------

いつ出るのだろうか紅白に…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「自動車ショー歌/小林旭

2014年12月06日 | 戯言
マットさんとフィギュアを作ることになったので

ふと思い出した、子供時代に作ったジオラマのお話。

ガンプラブームの頃、模型屋さんのコンテストは
それはもうガンプラしかないような状況
そして何かしらの賞を受賞した殆どの作品が「ジオラマ」


実は私も近所の模型屋で賞をもらった事がありますが
その時の作品は「水中から飛び出てミサイルを撃つズゴック」でした。
(第28話「大西洋,血に染めて」の場面ですね)

今のガンプラユーザーからは考えにくい事だが
当時のガンプラの作品最高峰はジオラマだといっても過言ではないぐらい。

旧キットのガンプラを1度でも作った事が有る方なら解りますが
普通に説明書通りに作ると殆どの製品が「直立不動」から
両手両足を前に動かす程度の可動しかしないのです(笑)

当然、アニメ劇中のアクションポーズなんて絶対無理
仕方がないので両手両足を切り刻み固定ポーズで作るのです。
つまり仕方なくジオラマを作っていたユーザーが一定数居た筈なのです。

それが技術の進歩で固定しなくても劇中のポーズが取れるような可動が実現されて
わざわざ固定する必要がなくなったというのが理由でしょう。


そして私はジオラマを30年以上前にガンプラで数個作って以来
殆ど作ってない事に気づいたという事(汗)

-----------------------------
兵器を「人殺しの道具」と呼ぶ思考停止に対して『FURY』が突きつけてくるもの

ジオラマを作る時にも状況をリアルにすればするほどこの問題が出てくる
なので殆どの人は「死」の匂いを少なくした作品を作るはず。

映画のワンシーンと言えば逃げれるし、これはフィクションだよと。


X68K MDX FM音源64音(OPM*8個)+ PCM12音 RAYSTORM GEOMETRIC CITY(YOUTUBE

わお、こんな凄いことできるのか。

Crimson (PC-88) - battle(YOUTUBE

そしてふと聞きたくなった、探してたらあるもんだなぁ
この音色はFM音源好きにはたまりません。

-----------------------------

自動車ショー歌/小林旭


-----------------------------
この時代の車ってなんでこんなに魅力的に映るんだろう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

せがた三四郎 / とみた いちろう

2014年12月03日 | 戯言

ビルドファイターズトライでスレッガーさんパロが痛いとかネットで話題になってるけど
それより気になってるGファイターが狂四郎の魔改造オマージュって思ったのは私だけなんだろうか…


追記

先行上映で宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟を観ました。

ネタバレになるので感想は簡潔に言います。

正直、旧作のファンはちょっと肩透かしを食らうかも知れませんが
個人的には「そうきたか~」と思いました。

火中の栗」はやっぱり拾わなかった
あと私が思いつきで言ったことが(以下略

いろいろ言いましたが、とても気持ちのいいSF映画だと思います、劇場でもう一回観に行こうっと!!


---------------------------------

マウリシオ・カーゲル「ティンパニとオーケストラのための協奏曲」with Rie Watanabe

忠実に演奏するとこうなるらしい(笑)

【PC-98】Windows95で仕事ができるか実験してみた【フロッピー】

比べるのがおかしいけど我が家の車がほぼこのPCぐらいの年式だ。
特にまったく不便は無いのは嬉しい。

あ、まだカセットデッキもついてるよー(汗)
--------------------------------
せがた三四郎 / とみた いちろう


--------------------------------
10万枚も売れたのかこの曲(笑)
シロサターンは持ってませんがグレーならまだあるよ!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一番星ブルース/菅原文太&愛川欽也

2014年12月01日 | 戯言
文太さんが…鬼籍に入ってしまわれた。

5歳の私が憧れた 男らしくってやさしく、そしてとびっきりかっこいいおにいさんでした

夢をありがとう、御冥福をお祈り致します。



--------------------------
Rare Battle For Berlin Footage
何か模型の表現の幅が広がるかなと思ってWW2の着色カラー映像を観ていたんだが
このベルリンの映像はフレームレートも高いからか、時が経つことで薄まっていた「色」が戻ったことで
じーっと観ているだけで恐怖が襲ってくる。

少し前に母の知り合いに「鍾馗ってどんな飛行機でしたか?」と
軽々しく聞いた無神経な自分が少し嫌になりました。

やっぱりA-10は必要? ISIL対応で急遽中東へ派遣
>空軍幹部は他機種で充分に代替できると主張していますが
>急遽中東に派遣されたところを見ると説得力がありません。

たぶん言葉の意味が微妙に違うと思う
A-10がなくなったら陸上部隊優先で仕事をしてくれる航空機がなくなっちゃうが本音だろう


--------------------------
一番星ブルース

--------------------------

一番星 空から 俺の心を見てるだろう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする