サミュエル・ベケット
『ゴドーを待ちながら』
安堂信也、高橋康也(訳)
白水社
2013
『ハムレット』に匹敵するともいわれる不条理文学の傑作『ゴドーを待ちながら』。
作者ベケットはドイツ・ロマン主義の画家フリードリヒ(1774-1840)の作品にインスピレーションを受けて、この戯曲を書いたという。
画家の脳裏にあったのは、あるいは同主題のこちらの絵か。
『ハムレット』と『ゴドー』。
表面上は対極にあっても、根源的には共通した問題意識を喚起させる。
(参考)
・"Waiting for Godot and Caspar David Friedrich" (ブログ)
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