レース鳩日記 勝利の翼

1933年 
ポーのレースで
デュレイ鳩舎の鳩の帰還を見守る愛鳩家達

2番子巣立ち

2019-05-20 20:57:55 | 日記
今日の予報は曇りのち雨・・・が!
朝は曇ってましたが日中は晴れて良い天気
気温25・3度で強風が吹き荒れてます!

今日から2番子の巣立ちです
これで選手小屋もだいぶ賑やかになります

晩年の岩田777

この写真が撮られたのは1964年か65年
777が13才か14才の頃
さすがに覇気がなく寄る年波には勝てない

鼻コブの咲かない雌のような鳩
俗に言う雌タイプの雄だった?

この777は岩田さんの欧州訪問でも触れてます

「(アカルディーが)絶対にこの鳩をと
言いきるので持って来た鳩の中に
例のスリーセブン(777)がいたのです

これは鳩を買うと言うより
その人を信用して買ったと言うことで
それが非常に当たったと言う経験をもってます」

中略

「他人の鳩舎の鳩が分からないのは当然のことです
相手が信頼のおける愛鳩家であるならば
その人の言う通りの鳩を買うという方法も
成功する率の高いものだと思います」

これは相手が信頼できる人ということが重要で
中には不要な鳩や悪い鳩から売ってしまおうとする人もいる


昔々先輩から聞いた話し
1970年代だったと思いますが
高度成長期で輸入鳩ブームでした

ある全国的に著名な強豪さんがベルギーを訪問し
種鳩鳩舎 選手鳩鳩舎などの他に
沢山の鳩が入った小屋があったそうです

ここは?と聞くと
「これはジャパン(日本)へ行く鳩だ!」

当時日本鳩界は輸入鳩ブームで
需要が沢山あったので
不要鳩とか淘汰鳩まで輸出してた?

だから「輸入鳩を買うときは注意しろ!」と
その著名な強豪さんにアドバイスを貰ったそうです

日本でも同じような話を聞いたことがあります
ある有名鳩舎(今も有名です)へ鳩を買いに行ったら
売り鳩専用の部屋へ案内されて
そこから選ぶように言われたとか・・・