レース鳩日記 勝利の翼

1933年 
ポーのレースで
デュレイ鳩舎の鳩の帰還を見守る愛鳩家達

ちょこっと考えて見ました

2018-05-14 21:36:17 | 日記
今朝は雨が降ってましたが日中は良く晴れました
気温22度でも西寄りも風が強く結構暑かった!

近年の帰還率の悪さでちょこっと考えた
大昔はなかなか鳩が帰らず600k帰すのも大変だった
鳩も天気予報や放鳩技術もまた管理なども
今とは雲泥の差があったと思われます

それが先人達の努力と情熱で
より早くより遠くの超長距離時代になり
誰もが1000k以上のレースを目指し
1400kとか1500kを帰る鳩も多数出た

欧州からはバルセロナ鳩
米国からは1600k鳩や2000k鳩など
超長距離鳩や系統が沢山導入されたのです

誰もが1000kを帰すようになり
1980年代になると中距離スピード時代に
レジョナルや地区Nの羽数が多いレースが盛んに

そうなると総合優勝偏重主義の日本
誰もが総合優勝したいがために
地理的有利不利で連盟の細分化が始まり
それまで1都道府県に1連盟
あるいは複数の県に1連盟だったのが
1県に4~5の連盟が出来るように

有利な地区に住んでる人は
地理的有利不利は関係ないと声高らかに言いますが
ならなぜ連盟を細分化したのですか?
有利不利がないのなら
昔のように大きな連盟でやれば良いのです
その方が経費の面でも助かるはずです

で・・中距離スピード時代は
欧米から短中距離スピード系を争って導入し
ヤンセンなどが一時期ブームに

その中距離スピードレースも飽きると
やはり広範囲の長距離レースに魅力を感じるようになり
長距離スピード時代で当日帰るのが当たり前のように
しかも若鳩重点主義で若鳩で最後まで勝負する
その弊害か近年は昔のように鳩が帰らない

我舎が初めてGNを帰したのは若鳩で
(再スタートで若鳩しかいなかった)
確か総合34位だったか?
昔の鳩本に成績が載ってるので調べれば分かりますが
調べるのも面倒なので記憶で書いてます

その34位は若鳩だと1位だった
つまり上位33位までは全て成鳩だったのです

昔の長距離の成績表は成鳩がズラリで若鳩がポツポツ
今の長距離は若鳩がズラリで成鳩がポツポツ
今年の関東三大レースも同じでした
これは参加の大多数が若鳩だからですが
先日の書きましたが その辺も帰還率に影響してると思います