レース鳩日記 勝利の翼

1933年 
ポーのレースで
デュレイ鳩舎の鳩の帰還を見守る愛鳩家達

ロイヤルドリーム

2013-11-13 20:54:18 | 日記
いや~今日も寒い一日でした
昨日 我がクラブ長から出た言葉
「あんだいのロイヤルドリームのヒ孫だぞい」

ロイヤルドリーム
思い出しながら書いて見ますが
間違いもあるかも知れません
昔の資料を見れば分かるのですが
探すのが面倒なので・・・

ロイヤルドリームは89年生の♀で
両親は地元の強豪の作出鳩でした
それぞれ別の鳩舎です

♂親は濃い灰栗で
シルバーというよりはミリー
♀親は灰でドス灰ではありません
2羽ともシオンの血が流れてましたが
地元の飛び筋でした

確か3番仔で1羽孵し
もう1卵は無精卵か潰れたか?
友人に♀親の直仔が欲しいと
頼まれてたので
この鳩をあげようかと思ったのですが
体が貧弱でふにゃふにゃだったので
こんな鳩では!と止めたのですが
その友人には翌年の仔をあげました

レースはどうだったのか
早くもなく遅くもなく
帰って来てたのでしょうね?

覚えてるのは2才の春
GP800kで翌日早朝帰還
確か連合会で8位だったか?
帰った時も疲れた様子がなく
ピンピンしてたので翌年GNへ

西鹿児島GNは実距離1144k弱
最初のGNは3日目帰り9時頃だったか
この時も疲れた様子のない鳩でした

そして2回目のGN
この時は日延べが何日かあって
難レースになりました
この鳩は翌日の正午少し前に帰還

実は同日に宮崎CHも行われていて
前年のGPで当日薄暗くなってから
突っ込んで来て連合会2位になった
ロゼール系の♀鳩を宮崎へ出していて
此方が本命だったのです

当然宮崎の方が早く帰ると考えてたので
西鹿児島が先に帰った時は
一瞬ガッカリしたのですが
連盟に帰還報告を入れると
まだ何処も帰ってないとか
こらは総合優勝か~!が
低分速が災いして宮城の2羽に
ひっくり返されてしまいました
分速900m台は3羽だけ
参加1699羽中総合3位連盟優勝
当時の西鹿児島GNは
今の東日本GNと同じ位の参加羽数でした

この時の帰還時も疲れた様子はなく
すぐに入舎したので
ゴム輪を抜くのに捕まえようとしたら
鳩小屋の中を逃げ回ったのです
人間に掴まれるのが嫌いな鳩でしたね

帰還の情報を聞いて
友人がすぐに見に来たのですが
「何だこれ!全然肉が落ちてねべした~!」
と驚いてたのを覚えてます
あと300k~400kは楽に飛べる体でした

この鳩は普段は神経質で
掴むのに一苦労でしたが
抱卵すると掴もうとしても
絶対巣から離れない鳩でしたね

宮崎本命のロゼールの♀鳩も
その後に帰り連合会3位
総合でも結構上位に入ってくれました

現在のGNレースは
西鹿児島は帰らない!参加者も少ない
と約100k短い宮崎でGNですが
それでも参加者激減で何十羽のレースです
昔は西鹿児島に1軍を出して
宮崎は2軍のレースでしたが
鳩が残らなくてGNまで参加出来ない
大多数の会員は最初からGNを諦めてる
悲しいかなこれが実情です