シュレック フォーエバー(2010年米)
シュレック (マイク・マイヤーズ)
フィオナ姫 (キャメロン・ディアス)
ドンキー ロバ(エディ・マーフィ)
長ぐつをはいたネコ (アントニオ・バンデラス)
王 カエル(ジョン・クリーズ)
王妃 (ジュリー・アンドリュース)
ランプルスティルスキン 通称ランプル
[前作のざっくりしたあらすじ]
起:シュレックが王位を継ぐ話が出る。
承:シュレックはフィオナのいとこアーサーに継がせようとする。
転:チャーミング王子が王位を奪おうと妨害する。
結:アーサーが王となる覚悟を決め、シュレックは家族と暮らす。
起:ランプルの罠で、シュレックは怪物の頃に戻されてしまう。
承:ランプルが王となり、シュレックはフィオナと出会わない人生にされる。
転:シュレックは、フィオナとキスしても何も起こらないと知る。
結:フィオナがシュレックを愛するようになり、シュレックは元の姿に戻る。
フィオナが怪物の姿になってしまい、
父である王はランプルスティルスキンに相談する。
フィオナの呪いを解く代わりに、ランプルは国をいただくと言う。
王は承諾しかけるが、シュレックが姫を助けた為、
この話はなくなり、ランプルはシュレックを恨む。
シュレックは子供たちに振り回されていた。
昔は怪物だったのに、今ではただの父親だ。
あの頃のような暮らしがしたいと言う。
すべてを手にしているのに何が足りないのかと、フィオナは不思議がる。
ランプルはシュレックに声をかけ、魔法の取引をしないかと誘う。
1日だけ、シュレックを怪物の日々に戻せると言うのだ。
シュレックが契約書にサインすると、どこかに飛ばされてしまう。
シュレックが町へ出かけると、人々が逃げ出す。
彼には賞金がかけられていたのだ。
さらに、フィオナにも賞金がかけられているとわかる。
ドンキーはシュレックに会った事はないと言い、町の人々も粗暴だ。
城へ到着すると、ランプルが王になっていたとわかる。
シュレックがいない為、前王が契約を認めたのだ。
シュレックはフィオナと出会わず、子供も産まれない。
逃げ出したシュレックは、契約書に取り消し条項を見付ける。
夜明けまでに「運命の人」とキスする事が出来れば、契約は無効となるのだ。
シュレックはレジスタンスと合流。
リーダーはフィオナだったが、シュレックを知らないと言って蹴飛ばす。
フィオナはシュレックに助けを求め、戦いに備える。
シュレックは、フィオナが呪いをかけられたと指摘し、彼女を動揺させる。
その間に仲間が囮にかかって捕まってしまう。
フィオナは、シュレックのせいで失敗したと非難。
シュレックが「運命の人」だと聞き、仲間を助ける為にキスする。
だが、何も変わらなかった。
フィオナかシュレックを愛していない為だ。
ランプルはシュレックに、一生に一度の取引を持ちかける。
シュレックが契約すれば、怪物たちは解放されるのだ。
だがランプルは、フィオナは怪物ではないとし、彼女は解放されなかった。
フィオナはドラゴンのいけにえにされそうに。
そこへ、ドンキーらが怪物の仲間を連れて乱入。ドラゴンを倒す。
時間切れになるが、ギリギリにフィオナがキスする。
気が付くとシュレックは元の姿に戻り、誕生パーティをしていた。
シュレックは、ずっとフィオナを助けているつもりだったが、
助けられたのは自分の方だったと気付くのだった。
と言うわけで、シュレックの第4弾。
今回、彼は平穏な暮らしに退屈し、ランプルスティルスキンと過去を交換。
その結果として、人生が変わってしまうと言うタイムパラドックス的な展開。
元の状態に戻すには、運命の人とキスしなければならないが、
肝心のフィオナがシュレックを、運命の人と思っていないと言う訳。
まあ、結局丸く収まるんだけど、今回も初期にあったシニカルな雰囲気はあまりない。