ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2013/12/13「悪魔の虚像 ドッペルゲンガー」

2013-12-13 00:00:00 | 日記
悪魔の虚像 ドッペルゲンガー(1970年英)

ペルハム氏 (ロジャー・ムーア)
イヴ ペルハムの妻
ジュリー 恋人と称する女性
ハリス 精神医

 ペルハム氏は車の事故を起こし入院するが、回復して職場へ。
同僚や友人に先週会ったと言われるが、記憶がない。
カジノではよく来ていると言われ、恋人と称する女ジュリーも現れ困惑。
宝石を贈った記録もあるが、彼女に会った記憶がないのだ。
給仕に連絡すると、ペルハムと称する別の人物がいると言われ混乱。
精神医は分裂症と診断する。
取引先と身に覚えのない秘密交渉をしたとして、解雇される。
治療を受け退院した彼は、自身が取引先の社長に就任したと知り驚く。
あわてて帰宅すると、そこには自身に瓜二つの人物が。
彼は自分こそペルハムで、君は手術台で死んだのだと言う。
混乱したペルハムは車を走らせるが、運転を誤り、橋から落ちて死ぬ。
それを見届けたもう1人のペルハムは、
少し苦しそうな表情をするが、やがて正常に戻り、立ち去るのだった。

 と言うわけで、ロジャー・ムーアが007の前に出たホラー(?)
彼は会社重役だが、交通事故を起こしてから周囲に異変を感じる。
妻や同僚、そして身に覚えのない愛人が、彼の先週、昨日、
そしてつい先刻の行動を指摘。だが、いずれもまったく記憶にないのだ。
と来たら、お約束の二重人格みたいだけど、本作はそういう訳でもない様子。
終盤、周囲の見ている所で、2人のムーアが対面する為だ。
二重人格の裏返しで、2人で1人を演じたと言う事か?
邦題のドッペルゲンガーは、自らの分身を見ると、
直後に死ぬと言う都市伝説みたいな話だが、本作とはちょっと違う気がする。
ラストに片方が死んだ際、もう片方はちょっと苦しそうな表情をしたが、
持ち直して立ち去った。
分身なら、片方が死んだら、もう片方も死にそうだが。。。
突然現れた(なぜ現れたかは不明)偽者に、人生を乗っ取られる恐怖って事ですかね。
コメント
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