ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2013/12/14「ディパーテッド」

2013-12-14 00:00:00 | 日記
「ディパーテッド」(2006年米)

サリバン 刑事。実はコステロの手下(マット・デイモン)
ビリー 刑事。組織に潜入(レオナルド・デュカプリオ)
フランク・コステロ ギャング(ジャック・ニコルソン)
クイーナン警部 上司(マーチン・シーン)
ディグナム巡査部長 上司(マーク・ウォールバーグ)
エーラビー警部 上司(アレック・ボールドウィン)
マドリン セラピスト(ヴェラ・ファーミガ)
フレンチ コステロの右腕

起:ビリー刑事は組織に潜入。逆に組織のサリバンは警察に潜入する。
承:警察と組織は、互いに潜入者の存在を疑う。
転:サリバンはボスであるコステロの裏切りを知って射殺する。
結:サリバンは正体に気付いたビリーを射殺するが、自身も射殺される。

 サリバンとビリーは警察学校を卒業。
サリバンは私服刑事になるが、実はギャングのコステロが警察に潜入させていた。
 ディグナム巡査部長は、成績優秀で家族がいないビリーに注目。
ディグナムは、まず犯罪者になり、刑務所に入れと命ずる。
ビリーは出所すると、いとこである売人の所で働く事になる。

 軍事用マイクロチップが盗まれ、ディグナムはコステロが中国に売る気だと考える。
 コステロは、ビリーが警官ではないかと警戒するが、ビリーはそれを否定する。
ビリーの正体を知っているのは2人だけで、おかしくなりそうだと悩む。
ビリーは任務を外れたいと言うが、ディグナムは許可しない。
 サリバンはコステロに、組織に潜入した捜査官がいて、
正体は上司のエーラビー警部も知らないと報告する。
 一方、警察内部にコステロのネズミが潜入した疑いが浮上。
 エーラビー警部は、サリバンにネズミを探らせる。
サリバンはコステロに報告。
ビリーはコステロを監視しており、
接触するネズミを捕らえようとするが、逃げられてしまう。
 サリバンは、監視映像で自分を追っていた人物を確認するが、顔はわからなかった。

 コステロはビリーを呼び、ネズミが潜り込んでいると指摘。
ビリーは、自らの関与を否定する。
 ビリーはクイーナンを呼び出し、いずれ正体がばれて殺されると訴える。
だが、クイーナンは尾行されていた。
クイーナンはビリーを逃がすが、自身は屋上から突き落とされて死ぬ。
 サリバンがクイーナンの後任となり、一味を逮捕すると言う。
一味を襲撃してみせるが、メモを見て、コステロがFBIの犬となっていたと知る。
コステロが抵抗して為、サリバンは彼を射殺する。

 コステロの死で組織の捜査は終了とされる。
警察を辞める決意をするビリーだが、
サリバンがコステロから金を受け取っていたと知る。
ビリーは、セラピストのマドリンに証拠の封筒を託す。
信用できるのは君しかいないと。
 サリバンはビリーを呼び出し、証拠を渡せと格闘に。
警察に潜入したネズミは、サリバンだけではなかったのだ。
だが、サリバンは彼を射殺し、襲われたと証言する。
 ビリーの葬儀が行われる。
サリバンは恋仲だったマドリンに声をかけるが、彼女は無言で立ち去る。
サリバンが部屋に戻ると、ディグナムが待っており、射殺されるのだった。

 と言うわけで、レオ対デイモンと言う作品。元は香港作のリメイク。
レオは新人警官だが、柄の悪い地区出身である事から、
組織のボス、ジャック・ニコルソンを探る潜入捜査につく事に。
レオが担当している事を知っているのは、
マーチン・シーンとマーク・ウォールバーグのみ。
その上司であるアレック・ボールドウィンすら、誰が潜入しているか知らないのだ。
一方、マット・デイモンは幼い頃からニコルソンに世話されていて、
警察に潜り込む事に。組織は警察のネズミがいる事を知り、レオに探らせる。
警察も組織のネズミがいると知り、デイモンに探らせると言う訳。
互いにきわどい所で捜索を回避したりして、何となく均衡が保たれる。
だが、マーチン・シーンが殺されたため、
デイモンが後任になったあたりから均衡が破られる。
あいつも裏切り者でした、実はこいつも。と言う話の繰り返しは、
本当は物語的にあまり感心しないんだけど、出演陣の豪華さで見せられる。
ところで、マーク・ウォールバーグはかつてクルーニの子分格だったが、
オーシャンズ出演からはずれた経緯があった。
その代役がデイモンのはずで、本作で2人が競演しているのは面白い。
コメント
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