いきものつながり

~淀橋第四小学校で観察された「いきものたち」を紹介します~

2018年8月30日 「昆虫食で地域おこし」~和歌山県・高野町。

2018年08月30日 | いきものと話題

 国連食糧農業機関では、2050年に世界人口は90億人に達し、食料危機になると予想、これを回避するために、「昆虫を活用すべき」と提言。
 そんな折り、和歌山県・高野町・筒香地区地区では、昆虫食(バッタ・アリ・オオゴキブリ・コオロギ・カメムシ・カワムシ)で地域おこし。
 私はせいぜい、蜂の子・イナゴぐらいかな。


2018年8月26日 クロメダカの棲むビオトープが、干上がりの危機。

2018年08月27日 | クロメダカ

        台風20号が通過した後、点検に見回ると、8ッあるバケツ稲のケージの内、2ッが倒れていました。続いてクロメダカの棲むビオトープを見ると、水が干上がる寸前でした。台風で自動給水の装置が故障したかと思い調べた所、別の工事の際、給水栓が閉められていたことが原因と分かりました。塩素の影響が気になりましたが、早速給水を再開しました。幸い給水の前後共、犠牲になったメダカは見られませんでした。

 


2018年8月3日 「ツクズクボウシ」と異常気象。

2018年08月03日 | 昆虫・セミ

  7月中旬頃、地域の小学校に来校したことがある、プロ・ナチュラリストの佐々木洋さんは「もう、夏の終わりに鳴く、ツクツクボウシの抜け殻が有り、異常です」とコメントしていました。その後、もはや「災害」と云われるほどの猛暑が続きました。


2018年8月2日 ようやく見つけた「アブラゼミ」。

2018年08月03日 | 昆虫・セミ

  この場所では、セミの抜け殻はよく見かけましたが、セミの姿は中々見つけられませんでした。猛暑のせいか、鳴き始めも弱々しくどこか遠くから聞こえる程度でした。


2018年7月31日 「クロメダカ」の放流と、「火星観察会」。

2018年08月01日 | クロメダカ

   今日は火星が15年ぶりに最接近する日なので、「火星観察会」が行われました。これに参加した高校生の皆さんが、「芝刈り」と「メダカ放流」を体験しました。これからも、小学生の皆さんに、順次放流体験をしてもらう計画です。


2018年7月26日 「クロメダカ」の転校と、放流体験。

2018年08月01日 | クロメダカ

     稲の苗は、茨城県・坂東市の小野里農場さんから来ています。その稲と同じ故郷のクロメダカさんが、いっぱい転校してきました。メダカさんたちは、いくつかの分校に分かれました。現在の分校は、淀四小の他、窓口になった個人宅・鎧神社などです。淀四小では、屋上水槽・ビオトープ・湿地などに、順次放流する計画です。
7月31日「火星観察会」と「放流」。

   今日は火星が15年ぶりに大接近するので、観察会を行いました。日が暮れる
までの間、卒業した高校生の皆さんが、芝刈りをしたり、メダカの放流も体験しました。
8月4日 スポカル広場で、「放流体験」。
8月11日「稲のネット設置」と「放流体験」。
   バケツ稲の施肥とネット設置をした後で、放流体験をしました。
8月19
日「稲の点検」と「放流体験」。
   


2018年7月21日 「クロメダカ」と「ミナミヌマエビ」~命の連鎖。

2018年07月22日 | クロメダカ

       
 クロメダカが棲んでいる屋上水槽の水位が低下していたので、給水をしました。成魚のメダカの場合、1/3程度なら直接水道水を入れても大丈夫です。メダカは、水の流れに逆らって泳ぐ習性があるので、それまで、てんでんに向いていたメダカたちが、スイスイと並び始めました。久々に見る、メダカの学校のようです。
 屋上水槽のクロメダカがやせ気味で、余り子メダカの発生が見られません。そこで、自然発生した藻に替えて、水質浄化と、産卵・子メダカの隠れ家として期待できる、サヤミドロの増殖を開始しました。また、ミナミヌマエビを放流しました。このエビは、主に藻や水草を食べますが、弱ったメダカも補食するようです。一方、クロメダカは、子エビを補食して、エサ不足を補うことができるかも知れません。


2018年5月27日 巣立った子スズメの無事を祈って。

2018年05月28日 | 鳥・スズメ

    地域の小学校は、昨日の運動会が無事盛大に終わりお休みです。今日は花の世話や掲示板の書き換えのため出向いた所、当の掲示板の下に子スズメがいました。まだクチバシが黄色く、巣立ちが少し早かったのか、満足に飛べないようです。暫く遠目で観察していると、親鳥が様子を伺いに来しましたが、間もなく去り、その後は中々姿を見ませんでした。その内、カラスが近くに飛来したので、追い払いました。やがて再び親鳥が飛来して、数度給餌を繰り返していました。1時間ほど観察をして、その場を離れました。
 毎年、小学校で稲を育てていますが、稔りの時期のスズメ対策には苦心しています。この時期を除いては、都会では害虫を補食してくれる益鳥と考えられていますが、数が減少しています。
 子スズメは、稲の稔りの時期には好敵手になりますが、今は無事に成長することを祈っています。


2018年4月25日 「アメリカザリガニ」がやって来た。

2018年04月26日 | 水棲・アメリカザリガニ

     6年生の子から、ザリガニ飼育の相談がありました。区内の公園の池でも生息していますが、採取が禁止されています。そこで、茨城県・坂東市で自然に優しい「不耕起(耕さない)稲作」を営む小野里農場さんの田んぼで採取して頂きました。10年ほど前は、実際に田んぼに行って、田植えやザリガニ釣りを体験をしました。
  また、小野里農場さんからは、5年生の田植えの苗や、クロメダカも来ています。連休中には、田植えも行う予定です。 
 参考:ザリガニの餌を販売しているキョーリンの資料です。

 10年前に参加した小6の子は、今年、保母さんになりました。


2018年3月25日 インコとサクラ。

2018年03月26日 | 鳥・インコ

   24日に満開宣言の出たソメイヨシノ。翌、25日には、一部では早くも散り始めました。自然に散る花びらに混じって、スズメも盛んに花をついばんでいます。今日は、珍しくインコも加わりました。
この鳥は「ワカケホンセイインコ」のようです。元はやはりペットが逃げ出して、世界中で野生化しているそうです。日本では、関東などでもよく観察されるそうです。昨日は、2羽見たのですが、今日は5羽も確認されたそうです。


2018年3月1日 ヒキガエルが姿を見せました。

2018年03月02日 | ヒキガエル

3月1日 春の嵐に誘われて、ヒキガエのルが姿を見せました。

   昨夜から朝方まで雨が降りました。東京に「春一番」が吹くかも知れないとの予報で、気温も20℃を超え、4月下旬頃の陽気になりました。そんな暖かさに誘われてか、小学校の「冬湛水水田」(自然耕田んぼ)に、ヒキガエルが、数匹姿を見せました。現れるのは、例年2月末頃ですから、ほぼ、平年並 みでした。例年の育ち方は、下記のリンクでご覧になれます。
(参考:カエルの写真は、2016年時のスナップです)http://blog.goo.ne.jp/econess06/e/66b632eff5ee9fb43b55adbf4ccd27ac

 気象庁は翌2日になり、関東で1日「春一番」が吹いたと発表しました。南風は午前中から徐々に強まり、東京都心では、同日午後6時前に最大瞬間風速15.7㍍を観測しました。


2018年2月18日 屋上水槽~クロメダカの放流と、その後の観察。

2018年03月01日 | クロメダカ

2月138日()クロメダカを試験放流。
     校庭のビオトープで、クロメダカと小エビを採取しました。屋上の水槽に試験放流しました。屋上のビオトープには、ヒメダカが泳いでいます。ヒメダカは、子供たちの飼育観察用に、教室に移住してもらう予定です。
(在校生と、60年前に卒業した先輩と一緒にメダカをすくう微笑ましいシーンがみられました)
3月17日()クロメダカを追加放流。
   

 校庭のビオトープで、クロメダカを10匹採取して、屋上の水槽に放流しました。
4月6日()クロメダカの生息を確認。
 3月17日の放流後、姿を見つけられなかったので心配でした。
 暖かくなり、動きが俊敏になり、人が近づくと素早く隠れていたようです。今日は5匹ほどを確認しました。
5月13日()初めて、子メダカの誕生を確認。
 
  同種のクロメダカを育てている鎧神社で、子メダカが誕生したので、注意して良く見ると、子メダカが泳いでいました。スナップには4匹写っていますが、他にも数匹確認しました

  その後、午後から夜半過ぎまで本降りの雨になりました。水がオーバーフローしないか、雨で水面を叩かれて、子メダカへの影響も心配でした。水面は、2㌢余り残して余裕がありました。子メダカの生息も確認できて安心しました。また、卵も産み付けられていました。
5月19日()親メダカが卵を抱えていました。
 
この水槽で卵を抱えたメダカを見たのは初めてです。 

 


2017年 11月5日 クロメダカの「観察用水槽」~移設と経過。

2017年11月06日 | クロメダカ

11月5日 鎧神社より、水槽を移設しました。
      小学校の隣の鎧神社には、今や絶滅危惧種の「クロメダカ」(ニホンメダカ)が棲んでいる水槽が有ります。その水槽を学校の屋上に移設する話しがまとまりました。今日は、地域の運送店や、スポカル参加中のお父さんの協力を得て、水槽の移設を行いました。底砂や水草を入れてから、メダカが泳ぐ日が楽しみです。これだけ大きい水槽ですからメダカの観察や、どんな生き物たちが生まれるか、興味が尽きません。 
 校庭の田んぼとビオトープにも、既にクロメダカが棲んでいます。学校のクロメダカも、鎧神社のクロメダカも、田植えに使う稲の苗も、みんな茨城県・坂東市の小野里農場さんの自然耕田んぼが故郷です。小野里農場さんには「稲刈り体験」に行った懐かしい思い出も有ります。
11月18日 水槽に土入れを行いました。
  
12月  3日 テスト注水を行いました。
  バケツ稲から、サヤミドロを移しました。
 サヤミドロは水質浄化の他、メダカの産卵、子メダカの隠れ場所にもなります。


2017年 8月18日 ようやく出会えた「イトトンボ」。

2017年08月18日 | 昆虫・トンボ・アオモンイトトンボ

    バケツ稲の世話をしている時、傍らに「イトトンボ」が、2匹いるのを見つけました。今年始めて、ようやく出会えました。また他に、ギンヤンマ・ウスバキトンボ・シオカラトンボ・ムギワラトンボなども飛んでいました。


2017年 8月13日 「シオカラトンボ」と「ムギワラトンボ」。

2017年08月13日 | 昆虫・トンボ・シオカラトンボ

  シオカラトンボとムギワラトンボは、それぞれ同種で、オスとメスです。実際には、オスのオカラトンボの方の姿を多く見かけます。
  この日は、ウスバキトンボやギンヤンマも飛んでいました。
    ~近年の観察記録~
〔2018年

 6月01日 屋上ビオトープで、羽化して間もないムギワラトンボを確認。
   7月01日 校庭田んぼで、ムギワラトンボが羽化。