国連食糧農業機関では、2050年に世界人口は90億人に達し、食料危機になると予想、これを回避するために、「昆虫を活用すべき」と提言。
そんな折り、和歌山県・高野町・筒香地区地区では、昆虫食(バッタ・アリ・オオゴキブリ・コオロギ・カメムシ・カワムシ)で地域おこし。
私はせいぜい、蜂の子・イナゴぐらいかな。
稲の苗は、茨城県・坂東市の小野里農場さんから来ています。その稲と同じ故郷のクロメダカさんが、いっぱい転校してきました。メダカさんたちは、いくつかの分校に分かれました。現在の分校は、淀四小の他、窓口になった個人宅・鎧神社などです。淀四小では、屋上水槽・ビオトープ・湿地などに、順次放流する計画です。
7月31日「火星観察会」と「放流」。
今日は火星が15年ぶりに大接近するので、観察会を行いました。日が暮れるまでの間、卒業した高校生の皆さんが、芝刈りをしたり、メダカの放流も体験しました。
8月4日 スポカル広場で、「放流体験」。
8月11日「稲のネット設置」と「放流体験」。
バケツ稲の施肥とネット設置をした後で、放流体験をしました。
8月19日「稲の点検」と「放流体験」。
クロメダカが棲んでいる屋上水槽の水位が低下していたので、給水をしました。成魚のメダカの場合、1/3程度なら直接水道水を入れても大丈夫です。メダカは、水の流れに逆らって泳ぐ習性があるので、それまで、てんでんに向いていたメダカたちが、スイスイと並び始めました。久々に見る、メダカの学校のようです。
屋上水槽のクロメダカがやせ気味で、余り子メダカの発生が見られません。そこで、自然発生した藻に替えて、水質浄化と、産卵・子メダカの隠れ家として期待できる、サヤミドロの増殖を開始しました。また、ミナミヌマエビを放流しました。このエビは、主に藻や水草を食べますが、弱ったメダカも補食するようです。一方、クロメダカは、子エビを補食して、エサ不足を補うことができるかも知れません。
地域の小学校は、昨日の運動会が無事盛大に終わりお休みです。今日は花の世話や掲示板の書き換えのため出向いた所、当の掲示板の下に子スズメがいました。まだクチバシが黄色く、巣立ちが少し早かったのか、満足に飛べないようです。暫く遠目で観察していると、親鳥が様子を伺いに来しましたが、間もなく去り、その後は中々姿を見ませんでした。その内、カラスが近くに飛来したので、追い払いました。やがて再び親鳥が飛来して、数度給餌を繰り返していました。1時間ほど観察をして、その場を離れました。
毎年、小学校で稲を育てていますが、稔りの時期のスズメ対策には苦心しています。この時期を除いては、都会では害虫を補食してくれる益鳥と考えられていますが、数が減少しています。
子スズメは、稲の稔りの時期には好敵手になりますが、今は無事に成長することを祈っています。
6年生の子から、ザリガニ飼育の相談がありました。区内の公園の池でも生息していますが、採取が禁止されています。そこで、茨城県・坂東市で自然に優しい「不耕起(耕さない)稲作」を営む小野里農場さんの田んぼで採取して頂きました。10年ほど前は、実際に田んぼに行って、田植えやザリガニ釣りを体験をしました。
また、小野里農場さんからは、5年生の田植えの苗や、クロメダカも来ています。連休中には、田植えも行う予定です。
参考:ザリガニの餌を販売しているキョーリンの資料です。
10年前に参加した小6の子は、今年、保母さんになりました。
3月1日 春の嵐に誘われて、ヒキガエのルが姿を見せました。
昨夜から朝方まで雨が降りました。東京に「春一番」が吹くかも知れないとの予報で、気温も20℃を超え、4月下旬頃の陽気になりました。そんな暖かさに誘われてか、小学校の「冬湛水水田」(自然耕田んぼ)に、ヒキガエルが、数匹姿を見せました。現れるのは、例年2月末頃ですから、ほぼ、平年並 みでした。例年の育ち方は、下記のリンクでご覧になれます。
(参考:カエルの写真は、2016年時のスナップです)http://blog.goo.ne.jp/econess06/e/66b632eff5ee9fb43b55adbf4ccd27ac
気象庁は翌2日になり、関東で1日「春一番」が吹いたと発表しました。南風は午前中から徐々に強まり、東京都心では、同日午後6時前に最大瞬間風速15.7㍍を観測しました。
2月138日(日)クロメダカを試験放流。
校庭のビオトープで、クロメダカと小エビを採取しました。屋上の水槽に試験放流しました。屋上のビオトープには、ヒメダカが泳いでいます。ヒメダカは、子供たちの飼育観察用に、教室に移住してもらう予定です。
(在校生と、60年前に卒業した先輩と一緒にメダカをすくう微笑ましいシーンがみられました)
3月17日(日)クロメダカを追加放流。
校庭のビオトープで、クロメダカを10匹採取して、屋上の水槽に放流しました。
4月6日(土)クロメダカの生息を確認。
3月17日の放流後、姿を見つけられなかったので心配でした。
暖かくなり、動きが俊敏になり、人が近づくと素早く隠れていたようです。今日は5匹ほどを確認しました。
5月13日(日)初めて、子メダカの誕生を確認。
同種のクロメダカを育てている鎧神社で、子メダカが誕生したので、注意して良く見ると、子メダカが泳いでいました。スナップには4匹写っていますが、他にも数匹確認しました。
その後、午後から夜半過ぎまで本降りの雨になりました。水がオーバーフローしないか、雨で水面を叩かれて、子メダカへの影響も心配でした。水面は、2㌢余り残して余裕がありました。子メダカの生息も確認できて安心しました。また、卵も産み付けられていました。
5月19日(土)親メダカが卵を抱えていました。
この水槽で卵を抱えたメダカを見たのは初めてです。
11月5日 鎧神社より、水槽を移設しました。
小学校の隣の鎧神社には、今や絶滅危惧種の「クロメダカ」(ニホンメダカ)が棲んでいる水槽が有ります。その水槽を学校の屋上に移設する話しがまとまりました。今日は、地域の運送店や、スポカル参加中のお父さんの協力を得て、水槽の移設を行いました。底砂や水草を入れてから、メダカが泳ぐ日が楽しみです。これだけ大きい水槽ですからメダカの観察や、どんな生き物たちが生まれるか、興味が尽きません。
校庭の田んぼとビオトープにも、既にクロメダカが棲んでいます。学校のクロメダカも、鎧神社のクロメダカも、田植えに使う稲の苗も、みんな茨城県・坂東市の小野里農場さんの自然耕田んぼが故郷です。小野里農場さんには「稲刈り体験」に行った懐かしい思い出も有ります。
11月18日 水槽に土入れを行いました。
12月 3日 テスト注水を行いました。
バケツ稲から、サヤミドロを移しました。
サヤミドロは水質浄化の他、メダカの産卵、子メダカの隠れ場所にもなります。