いきものつながり

~淀橋第四小学校で観察された「いきものたち」を紹介します~

2017年 7月22日 強毒を持つ「ヒアリ」~小学校にも注意の表示。

2017年07月26日 | 昆虫・アリ

     
  国内では5月26日、兵庫県尼崎市で初めて発見されて以来、主に貿易港などで次々に発見されています。7月3日には、東京・大井埠頭でもヒアリが見つかりました。小学校でも、注意ポスター(左)が掲示されました。ヒアリを見つけても絶対に触らず、環境省や専門機関に連絡するように呼びかけています。
 その後、7月27日、福岡市の博多港で、陸揚げされた中国からのコンテナの荷役作業中に男性作業員がヒアリに刺され、国内初のケースとなった。
  ヒアリの体長は5㍉前後で、天敵は、主に南アメリカいて、日本にも住んでいる「ノミバエ」。このハエは、ヒアリの体に卵を産み付け、卵から孵化した幼虫が、ヒアリの体液を吸いながら成長し、最後はヒアリを殺して体内から出てくる。アメリカでは天敵として利用できないか研究されているが、大量にノミバエを放すと生態系が壊れる可能性があるので、実現は難しそう。
(参考:読売KODOMO新聞