いきものつながり

~淀橋第四小学校で観察された「いきものたち」を紹介します~

6月24日 屋上ビオトープに、ミナミヌマエビを放流

2013年06月25日 | 水棲・エビ・ミナミヌマエビ

Dscf9955_2Dscf9957_2  以前、主事さんから藻類繁茂の相談を受けました。
 浮遊している藻は、噴水の再開により沈殿し、目立たなくなりました。
 底の藻の中にはヤゴが隠れているので、処分には注意が必要です。
 最近になり、PTAさんから、飼育しているエビが藻を食べるという事を聞きました。そこで、エビを30匹ほど提供して頂き、学校に相談の上、放流を行いました。
 限られた空間ですが、今までに7種類のトンボを確認しました。
 水辺には、メダカ・巻き貝・水生昆虫などが生息していますが、ヤゴに捕食されながらも生態系を保っています。
 エビも豊富な藻を糧に繁殖して、ヤゴに捕食されながらも数に頼んで定着する事を願っています。
 その結果、ヤゴも増えて、校庭の上空にトンボが群れ舞う情景を子供たちに見せてあげたいです。
 実際にどのような生態系の変化が起こるか観察します。

  (参考:姉妹サイトより転載)