いきものつながり

~淀橋第四小学校で観察された「いきものたち」を紹介します~

2019年8月29日 「田んぼは、生物の宝庫」との嬉しい報告~(読売新聞)

2019年08月30日 | いきものと話題

        
  農業・食品産業技術総合研究機構は、有機水田と農薬を使う水田の、動植物の生息状況を調べた結果を発表しました。それによると、農薬を使わない有機水田は、使う水田に比べて、動植物の生息数が多い事が報告されました。特に、トンボは、通常の水田の約5倍も生息してたそうです。地域小学校の「ミニ・田んぼ」や「バケツ稲」も、は形態は有機水田と同じですから、狭い限られた環境ながら、色々な種類のトンボが観察されています。


2019年8月18日 全身真っ赤な「ショウジョウトンボ」~2年ぶりに観察。

2019年08月21日 | 昆虫・トンボ・ショウジョウトンボ

   噴水が復活したのと合わせるように、ショウジョウトンボが訪れました。このトンボを初めて見たのは7年前ですが、いつも単独行動です。図鑑によると、「オスは、広く開けた水面の抽水植物の葉に止まって、メスを待ち受けます。他のオスが近づくと、執拗に追い回します。」(赤トンボのすべて)と記述されていますが、確かにその通りの行動をしています。また、ショウジョウトンボは、「アカネ属」以外にある三種のトンボの代表種です。アカネ属が、秋に成熟するのに対し、ショウジョウトンボは、真夏に繁殖期を迎え、「夏の赤トンボ」とも言われています。また、生息分布は九州から本州、北海道の南部まで広く分布しています。