いきものつながり

~淀橋第四小学校で観察された「いきものたち」を紹介します~

6月27日 屋上ビオトープ~「コミズムシ」が増えています

2013年06月28日 | 昆虫・水生・コミズムシ

Dscf9973Dscf9968_2Dscf9982_1   最近ここで「コミズムシ」をよく見かけるようになりました。
 体長は5㍉に満たない程の小さな水生の昆虫です。
 似ている種類に「マツモムシ」がいますが、こちらはもう少し大きくて、背泳ぎをするので見分けがつきます。
 「コミズムシ」の習性を利用した遊びも、観察にもなり面白いものです。コップに沈んだ紙切れをつかんで、次々と浮かび上がってきます。この様子から、別名「風船虫」とも呼ばれています。私も小学生の頃、この遊びをしたのを思い出しました。

 (参考:小学校理科 花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ)


6月24日 屋上ビオトープに、ミナミヌマエビを放流

2013年06月25日 | 水棲・エビ・ミナミヌマエビ

Dscf9955_2Dscf9957_2  以前、主事さんから藻類繁茂の相談を受けました。
 浮遊している藻は、噴水の再開により沈殿し、目立たなくなりました。
 底の藻の中にはヤゴが隠れているので、処分には注意が必要です。
 最近になり、PTAさんから、飼育しているエビが藻を食べるという事を聞きました。そこで、エビを30匹ほど提供して頂き、学校に相談の上、放流を行いました。
 限られた空間ですが、今までに7種類のトンボを確認しました。
 水辺には、メダカ・巻き貝・水生昆虫などが生息していますが、ヤゴに捕食されながらも生態系を保っています。
 エビも豊富な藻を糧に繁殖して、ヤゴに捕食されながらも数に頼んで定着する事を願っています。
 その結果、ヤゴも増えて、校庭の上空にトンボが群れ舞う情景を子供たちに見せてあげたいです。
 実際にどのような生態系の変化が起こるか観察します。

  (参考:姉妹サイトより転載)


2013年6月16日 「ヤブヤンマ」~オニヤンマに似ているけれど…?

2013年06月17日 | 昆虫・トンボ・ヤブヤンマ

Dscf9631Dscf9632 体育館に、珍しいトンボが迷い込んでいました。この地域で見るのは初めてです。
 観察をした後、逃がしてあげました。
 オニヤンマより小型なので、サナエトンボ等、他の種類かも知れません。

  地域の方を通じて、トンボに詳しい方に種類を確認して頂くことが出来ました。
 トンボの種類は、「コヤマトンボ」で、メスということが分かりました。
 ヤゴは、足の長いクモ型です。御礼:夜遅くに調べて頂きましてありがとうございました。

 その後、5年を経て、「コヤマトンボ」ではなく、「ヤブヤンマ」ではないかとの指摘を頂き、ありがとうございました。資料として「トンボのすべて」を改めて参照しましたが、両方とも初めて知る名前で、ソックリでした。
 これを機会に、ご指摘を頂いた方と、交流ができれば嬉しいです。