Those Were The Days of My Life

I will send you to The Path of Nevermore...
2度と戻れない過去への招待状

FREDDIE MERCURY

2005-11-24 23:59:00 | Queen
1991年11月24日、フレディ・マーキュリーが亡くなった。
この日、私の青春は終わった。
(既に青春と呼べる年齢はとうに過ぎていたが...
1976年の初めにクイーンに出会って以来約16年、ずっとクイーンと共に過ごしてきたといっても過言ではないほどだった。

(11月25日日経夕刊)

フレディを初めて間近で見たときの事を思い出す。
'79年4月15日、新宿京王プラザホテルでのこと。
その時周りにいたファンは少なかったが、誰も近寄らず声もかけず、皆遠巻きに見ていただけだった。
2、3人のボディガード&関係者に周りを囲まれていたせいもあるが、フレディ自身も「近寄るな!」というオーラを発しているように見えたのだ。
その時の印象を私は自分のサークルの会報に「本物のフレディはなんだかとてもおっかなそうな人だった。」と書いていた。
武道館の入り待ちのときも、他の3人は車の窓越しに手を振ってくれる事が多かったが、フレディは手を振らない事の方が多かった。

ステージの上のフレディはまさに王様だった。
スーパーマンに肩車されて出てきたり、ユニオンジャックを自分の後に広げて出てきてステージ中央で後を向くとユニオンジャックの裏が日の丸になっていたり...
小柄なフレディがステージではとても大きく見えた。

'98年6月、ロンドンにあるフレディが住んでいた家の前に行った。

今はもう落書きは消されているが、このときはまだ壁いっぱいにファンの思いが書かれていた。

フレディがソロとして遺した作品たちは、2000年に「Freddie Mercury Collection」というボックスセットになってファンの手元に届いた。


昨日「オペラ座の夜30周年記念盤」が発売された。
今夜はこれから「オペラ座」のDVDと、フレディのDVDを観ようと思う。
I miss you, Freddie...