Those Were The Days of My Life

I will send you to The Path of Nevermore...
2度と戻れない過去への招待状

KING 忌野清志郎PRESENTs SILENT NIGHT 2004

2007-03-01 21:01:12 | Live 2000-2004

2004年12月25日(土) SHIBUYA-AX

忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNSのクリスマスライヴ。

☆セットリスト☆
01. ROCK ME BABY
02. 自由
03. RAZOR SHARP
04. SKY PILOT
05. 仕草
06. ウイルス
07. 雑踏
08. いいことばかりはありゃしない
09. 恐るべきジェネレーションの違い(OH!YA!)
10.あなたと熱帯
11. GOD
12. 今宵はクリスマス (Vo.三宅伸治)
13. Run Rudolph Run (Vo.三宅伸治)
14. 鶏肌
15. トランジスタ・ラジオ
16. スローバラード
17. Sweet Soul Music~Happy Xmas
18. ドカドカうるさいR&Rバンド
19. キモちE
~アンコール~
20. BABY何もかも
21. 雨あがりの夜空に
~アンコール~
22. IN THE MIDNIGHT HOUR
23. ダーリンミシン
24. JUMP
~アンコール~
25. 世界中の人に自慢したいよ


ライヴ内容の詳細は、他の人のサイトやブログをご参照願います

ポールウェラーの川崎チッタライヴ以降、スタンディングを極力避けてきたというのに、ついスタンディングを承知で出かけてしまいました。
ライヴ、とても楽しかったです。

当日の日記↓
忌野清志郎のクリスマスライヴに行った。
今年最初のライヴが2月の清志郎ワンマンショーで、今年最後のライヴも清志郎になってしまった。
それも、ずっと避けていたオールスタンディング。
3時間立ちっ放しで腰が痛くなってしまった。
パルコの時と比べて若い人が多かったのはスタンディングのせいだろうな...(苦笑)。
KING、来年はGODになるそうで。
35年もロックンロール・ラブ&ピースしてれば、GODを名乗っても許される、かな?(笑)
エンディングでレノンのHappyChristmasが流れて、今年はこの曲をまだ聞いていなかったことに気付いた。

あなたが望めば戦争は終わる。。。

私はいつもそう望んでいるが、この世の中にはそう望んでいない人が多すぎるんだろうな。


ところが。。。
その楽しさが台無しになる事件が起きてしまいました。

体力に不安があったので、PAの後ろの柵の部分でまったり見ていたんですけど。。。
隣の人の体臭が。。。何日もお風呂に入っていない人の匂いでした。
開場は超満員で、移動するのも、快適な距離を保つのも至難の業。。。
しかたなくそのままその場で最後までライヴを楽しみました。
そして。。。

5日後の日記↓
どこの誰だが知らないが...インフルエンザ菌を撒き散らす可能性のある状態で超満員のライヴ会場に来るな!!!(怒)

27日の昼ごろ、突然のめまいに襲われて横になるも、夜になり38度の発熱。
しかし28日昼間は37度台に熱が下がったので様子を見ていたが、夕方から上がり始め38.9度になったところで病院を探して連絡。
時間外の急患なので病院選択の余地はなかった。

39度を越える熱と全身痛、症状から見てもあきらかにインフルエンザを疑うべきだと思うが、その医者(&看護士)は注射を打って帰宅するよりは即入院したほうがいいと言った。
で、私が注射だけで帰宅したいと言ったら...その医者はペンを机の上にパシッと放り投げて威嚇したのだ。
怖かったので仕方無しに入院承諾。
しかも個室。差額1日5000円とのこと。
タオルやパジャマは別料金で病院から貸し出すので私物持込は禁止とのこと。
外からの病原菌侵入を防ぐためとか言っていたが、じゃあ見舞い客も消毒してから入室させているとでも言うのか?
差額5000円の個室は、個室と言う響きからはほど遠い、あえて言うなら隔離室とでも言った方がいいような薄汚い部屋。
スプリングの抜けた寝心地最悪のベッド。
それでなくても全身痛で苦しんでいると言うのに。
夜通し点滴合計6本、筋肉注射2本。
頭を冷やす氷嚢も別料金で200円必要だと言われ、千円札を渡すと小銭じゃないとダメだと...そんなもの後から会計の時に請求してくれよー!(怒)
別の部屋から不気味なわめき声なども聞こえてきて、結局一睡もできなかった。
朝になってやっと検査技師が来て採血。
院長と看護主任が検診に来たので、いつ帰宅できますかと聞いたら、熱は注射で下がっているだけだから多分もう1~2泊することになるだろう、と。
まだ何の病気かわからないうちから引き止めるのはおかしいのでは?(苦笑)
レントゲン撮影。尿検査。そしてやっとインフルエンザの検査。
そして別の医師がインフルエンザ陽性を告げにきた。
私が「インフルエンザだとわかれば、後は自宅で安静にしますから帰宅します」と言うと、医師は「じゃぁご自分の自己責任ということで。インフルエンザの薬を5日分出しますから。」と、初めて帰宅許可を出してくれた。
インフルエンザ陽性が判明したのにさらに心電図。
そしてまた看護主任が来て「最低もうひと晩は入院した方がいい」などと言うので「どうしても帰る。絶対に帰る。」と言い張ったら、渋々OKしてくれた。

1泊2日といっても約15時間の滞在で4万円近い値段。
お金儲け目当てが最初からこれほどミエミエの病院ってのも珍しいのではないかと(呆)。

極めつけは、あとから聞いたダンナの話。
私に退院許可を出してくれた医師が、病室を出た後廊下にいた旦那にこう言ったそうだ。
「多分旦那さんにもうつっていると思うので、早めに別の医療機関で診察を受けてくださいね。」
ダンナは「それを言うなら普通、後で旦那さんも診察しましょうか。とか言うだろうに。」と苦笑い。
あの医師はきっとレギュラーではない、通いの医師に違いない。

とにかく、私は本当に怒っているのだ。
相手がどこの誰だかわからない分、怒りが増長しているのだ。
私は年末年始は自宅にこもるぞ。
他人にうつすといけないからね。



これ以降私は一度もスタンディングライヴには行ってません


AEROSMITH 2004

2007-02-22 19:31:59 | Live 2000-2004
2004年7月20日(火) 東京ドーム。

この年、UDOが初めて「THE ROCK ODYSSEY 2004」という夏フェスを企画し、そのトリをとるべく来日したエアロスミスの単独公演。

☆日程☆
7月10日 札幌ドーム
7月13日 大阪ドーム
7月15日 広島グリーンアリーナ(スティーヴン・タイラーの怪我のため中止)
7月17日 ナゴヤドーム
7月20日 東京ドーム
7月24日 横浜国際総合競技場(THE ROCK ODYSSEY 2004)
7月25日 大阪ドーム(THE ROCK ODYSSEY 2004)

☆セットリスト☆
01. Toys In The Attic
02. Love In An Elevator
03. Roadrunner
04. Back In The Saddle
05. The Other Side
06. Cryin'
07. Jaded
08. Never Loved A Girl
09. Rag Doll
10. Back Back Train
11. Stop Messin' Round
12. Last Child
13. Milk Cow Blues
14. Dream On
15. Draw the Line
16. Baby Please Don't Go
17. Mother Popcorn ~ Walk this way
18. Sweet Emotion
~アンコール~
19. I Don't Want To Miss A Thing
20. Train Kept A Rollin'


東京で39.5度という観測史上最高気温をマークした中、東京ドームなら温度管理されているだろうから大丈夫かな、と思って行ったんですけど。。。
汗だくになりました
「HONKIN' ON BOBO」を聴いていなかった私は「知らない曲ばかりだったらどうしよう。。。」という不安があったものの、始まってみれば文句なしのカッコよさ
ステージ向かって右に伸びた花道?の終わり近くの席前から2列目という決して良い席ではなかったんですけど、目の前にジョー・ペリーが来て「CRYIN'」の後半を間近で堪能することができました
ジョーのヴォーカルも聴けたし...できれば「BRIGHT LIGHT FRIGHT」なんぞ演ってくれたらもっと嬉しかったんだけど...。
セットリストを見ての通り、メジャーな曲満載の超盛り上がりライヴを楽しむことができました

私が洋楽にのめりこみ始めた頃、QUUEN KISS AEROSMITH を日本のマスメディアは「3大バンド」としてよく取り上げていました。
21世紀になってKISSとAEROSMITHを観ることが出来るなどと誰が想像できたでしょうか。。。
しかも、この翌年には「QUEEN+PAUL RODGERS」が来日。。。

彼らが現役でいるうちは私も頑張らなくちゃ!なんて思ったりして。。。(笑)



KISS 2004

2007-02-09 18:54:15 | Live 2000-2004
2004年5月28日(金)、日本武道館。
ROCK THE NATION ジャパンツアー2日目。

☆来日メンバー☆
Gene Simmons(B,Vo)
Paul Stanley(G,Vo)
Tommy Thayer(G)
Eric Singer(Dr)

☆セットリスト☆
01. Love Gun
02. Deuce
03. Sukiyaki Song(上を向いて歩こう)
04. Makin' Love
05. I Love It Loud
06. C'mon And Love Me
07. Cold Gin
08. Got To Choose
09. War Machine
10. Parasite
11. She
12. Love Her All I Can
13. Calling Dr. Love
14. I Want You
15. 100,000 Years
16. Unholy
17. Shout It Out Loud
18. I Was Made For Lovin' You
19. Detroit Rock City
~アンコール~
20. God Gave Rock and Roll To You II
21. Rock And Roll All Nite


KISSは'76年頃から聴いていましたが、ライヴはこれが初めてでした。
文句なしのロックンロールサーカス!
彼らのショーマンシップに恐れ入りました

前日のセットリストとは数曲入れ替わっています。
まさかKISSのライヴで「上を向いて歩こう」を歌わされるとは。。。(苦笑)
ジーン・シモンズの火吹きパフォーマンスはお決まりのFirehouseではなくWar Machineで。
Unholyではジーンがセットのはるか上のほうまで飛び上がり(というか、もちろん吊り下げられて、ですが)、あの歳でこのパフォーマンスはキツイだろうなぁ。。。などと余計な心配をしてしまいました
するとI Was Made For~ではポール・スタンレーまでもが宙吊りになり、アリーナ中央に設置されたステージに着地。
偉いなぁ。。。ホント、お疲れさまです(笑)

以下は当日に書いたモノです。


KISSのライブに行った。
あまり期待していなかったのが失礼なくらいの出来で、とても楽しめた。
昨日は選曲も出来もイマイチだったそうで、今日のチケットを買っておいてラッキーだった。
明日はもっと良くなるのかな?

2階、前から3列目で、一度も立ち上がらず。
何故か私たちの前2列2名ずつが立ち上がらなかったからだ。
周りは皆立っていたのに...きっとオープニングから立ち上がるだろうと思って準備していたのに...で、オープニングのラヴ・ガンのイントロが鳴った瞬間、立ち上がりそうになったが、前の人たちが立たなかったので、せっかくだから座って鑑賞させていただいた(苦笑)。
座ったままだとダンナが寝るんじゃないかと心配だったが、今日はちゃんと起きていた。つか、かなり楽しんだ様子。よかったよかった。

中学生の頃からプライベートでも仕事でも数え切れないくらい通った武道館。
かつてロック少年少女だった連中が、スーツに身を包み、子供の手を引いて、ロックの聖地・武道館に集う。
それぞれ年齢に応じた悩みや状況があるだろうけれど、今夜だけはロックンロールオールナイトでシャウトイットアウトラウドしてストレス発散だも~ん(笑)。

月1回位、ストレス発散したいなぁ。
音楽業界から足を洗って以降、ライブでも行かないと大音量で音楽を聴くこともなくなっちゃったからなぁ...。
ストレス発散というより、リハビリって感じかも(^^;)

次は7月のエアロスミス。
東京ドームアリーナ前から2列目!
体力つけておかないと...(^^;)




DEEP PURPLE 2004

2007-01-29 19:31:55 | Live 2000-2004
2004年3月20日(土) 東京国際フォーラム ホールA

☆来日メンバー☆
Ian Gillan (Vo)
Roger Glover (B)
Steve Morse (G)
Don Airey (Key)
Ian Paice (Dr)

☆セットリスト☆
01.Silver Tongue
02.Woman From Tokyo
03.I Got Your Number
04.Strange Kind Of Woman
05.Bananas
06.Knocking At Your Back Door
07.Contact Lost~The Well Dressed Guitar (Steve Morse solo)
08.Don Airey solo(incl: Symphony no 9 - Sukiyaki Song - Star Wars main-theme)
09.Perfect Strangers
10.Highway Star
11.Doing It Tonight
12.Pictures Of Home
13.Lazy
14.When A Blind Man Cries
15.Space Truckin'(incl: Ian Paice short solo)
16.Smoke On The Water
~アンコール~
17.Speed king(incl: Roger Glover solo)
18.Hush


久々の更新です

私は1978年にレインボーイアンギランバンドの来日公演に行きましたが、どちらもあまり楽しめませんでした
なので「ディープパープルとは相性が悪いのかなぁ。。。」と思って、以降パープルファミリーのライヴには一度も足を運んでいませんでした。
この来日公演も、ダンナがどうしても行きたいと言ったので、ライヴ直前にヤフオクで定価割れしたチケットをゲットして、全然期待せずに行きました。

以下は当日書いた日記です。

Deep Purpleのライヴに行った。
あまり期待はしていなかった、というより、覚悟して行ったので、それほどガッカリせずに済んだ。

59歳のイアン・ギランにかつてのシャウトを期待してはいけないのだ。
誰だって歳をとる。
でも...衣装はもう少し考えた方がいい。
まるでスパのサロンでくつろいでいる湯治客、もしくはリハビリ中の患者みたいだった。
以前イエスのジョン・アンダーソンが似たような衣装を身にまとってステージに立ったのを見たときは、宗教家に見えたのだが...キャラクターの違いだろうか(苦笑)。

イアン・ペイスはあまり変わらず。
ロジャー・グローバーは昔より生き生きしているように見えた。
スティーヴ・モーズ、サラサラのブロンドがきれいだった。でもやっぱりリッチーが見たかったな。
ドン・エイリー、器用な人。器用貧乏タイプと見た。
でも、バッハではなくベートーベンを演奏するあたり、さりげない自己主張があって良かったかな。

あらかじめセットリストをチェックして行ったのだが、まさかスピードキングを演るとは思わなかった。
ハイウェイスターでも息切れしていたのに、無茶だよなぁ...ブラックナイトにしておけばいいのに。
さすがにチャイルドインタイムは演らなかった。賢明。

新しい曲は知らないけど、旧知の曲では頭を振ってしまった(^^;)
期待しなければ、結構楽しめるものなのね。
KISSも期待しないで行こうっと。
エアロスミスは期待しても大丈夫だろう。

Deep Purpleのライヴの最中に寝られる人(ダンナ)って...
どうしても行きたいって言ったのは誰だっけ?!
キッスやエアロスミスでは頼むから絶対に寝ないでよ...(呆)




忌野清志郎・弾き語り ONE MAN SHOW

2006-10-04 19:49:00 | Live 2000-2004
2004年2月17日、PARCO劇場。

2003年11月から2004年2月にわたって全国で行われた、忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNSの「WANTEDツアー」 の追加公演として行われた、バンドではなく清志郎たった1人での弾き語りワンマンショーです。
DVDがリリースされています。

このDVDには初日(2月16日)と2日目(17日)が分かれて収録されていて、残念ながら両日ともフル収録ではありませんが、見どころ聴きどころ満載の素晴らしいワンマンショーだったので、その様子はDVDを観ていただくとして。。。

☆2月17日のセットリスト☆
01. おはようダーリン
02. 赤い原付
03. 涙でいっぱい
04. たとえばこんなラブ・ソング
05. ミスターTVプロデューサー
06. モーニング・コールをよろしく
07. ラー・ラー・ラ・ラ・ラ
08. 山のふもとで犬と暮らしてる
09. いい事ばかりはありゃしない
10. 山を降りて出かける日
11. 上品な猫みたいな
12. 500マイル
13. 多摩蘭坂
14. あそび
15. 体操しようよ
16. 誰かがBedで眠ってる
17. うんざり
18. つ・き・あ・い・た・い
19. ONE MAN SHOW
20. エンジェル
21. ドカドカうるさいR&Rバンド
22. Sweet Lovin'
23. 雨あがりの夜空に
~アンコール~
24. 雑踏
25. あの娘が結婚してしまうパート2
26. 約束
~2度目のアンコール~
27. 宝くじは買わない
28. おやすみ


初日はギターの弾き語りだけだったそうですが、この日(2日目)はギターだけではありませんでした。
特筆すべきは、清志郎がドラムセットに座り、その周りにオープン・チューニングのギターを3本立てかけて、歌いながらドラムを演奏し、同時にスティックでギターの弦を叩いて音を出し、さらに同時にブルースハープをも奏でる、という特許申請モノの(?)技を披露してくれたことでしょうか
この状態で3曲ほど演奏してくれたように記憶していますが、残念ながらDVDには「誰かがBedで眠ってる」1曲しか収録されていません。
ピアノの弾き語りも素晴らしかった~

以下↓は当日に書いた文章です。

忌野清志郎のライブに行ってきた。
WANTEDツアーの追加公演なのだが、バンドではなく清志郎の弾き語りワンマンショーとのことで期待大。
そして、期待以上の素晴らしいワンマンショーだった。
ロックにバンドは必要ないことを思い知らされた。
「俺自身がロックなんだよ~!」との言葉通り!素晴らしいっ!!あんたがKING!!!最上級の賛辞を贈りたい。

去年、某イベントで、FM公開生放送中だというのに「憧れの北○鮮」「君が代」を演奏した時も、私は幸運にもその場(武道館の客席)にいた。
清志郎のソロライブはそのときが初めてだったのだが、今まで行かなかったことを心底後悔したほどのカッコよさで、次のライブからは必ず行こうと思ったのだ。

やはり、観客の年齢層は高かった。
そして、見るからに音楽業界関係者という人が多かった。
PARCO劇場のキャパシティだというのに、見覚えのある人がいるわいるわ...。
昔勤めていた会社の当時の社長を見かけたときは、思わず顔を伏せてしまった(苦笑)。
○山さん、相変わらずお元気そうで、若々しくて結構なことです(マジ)。
あぁ、昔はこういう環境に身を置いていたんだなぁ...と、少し懐かしく感じた。



今日は忌野清志郎のニューアルバム「夢助」の発売日。
順調に快癒して、これからもずっとロックであり続けてくれますように



EARTHDAY CONCERT ’03

2006-09-20 20:28:59 | Live 2000-2004
2003年4月22日、日本武道館。

コスモ・アースコンシャスアクト アースデー・コンサートとは...
<1990年から毎年4月22日のアースデーに日本武道館で開催しています。「アースコンシャス~地球を愛し、感じるこころ~」の趣旨に賛同したアーティストたちがコラボレーションし、地球への愛を謳いあげます。>とのことです。
詳細はコチラをご覧下さい。

このライブの模様は、4月22日(火)19時から2時間にわたってTOKYO FMを通じてJFN38局をはじめ、世界各国に中継放送されました。

少し遅れて会場に入ると、夏川りみが「涙そうそう」を歌っているところでした。
アリーナにも空席が目立ちました。

新人バンド?のおしゃべりコーナーの間にアリーナはほぼ埋まり、次に及川光博が登場。
ベルバラのオスカルばりの赤い衣装がとてもお似合いで、アリーナ前方に陣取ったミッチー・ファン(べいべー)たちの統一された動きにも魅せられました
この後忌野清志郎も登場して、新ユニット「ミツキヨ」で1曲披露。

次の忌野清志郎のソロ・コーナーでは、ある事件が起きました。
「風に吹かれて」の日本語カヴァーを歌い終えると、突然「北朝鮮で遊ぼ~♪」と歌いだしたのです。


ザ・タイマーズ時代にインディーズ発売されたアルバム「不死身のタイマーズ」(上の写真)に収録されている「あこがれの北朝鮮」という曲です。
「カップルで海岸を歩いていると連れてってくれる~♪」などと歌詞を少し替えて歌いました。
何しろ生放送中だったわけで、放送局やスポンサーはさぞ焦ったことでしょう
生放送は急遽別の内容に切り替えられたようです。
「ブーアの森」「花はどこへ行った」の次に、またしてもやってくれました。
「ロック君が代」!
かつてこの曲を収録したアルバムをレコード会社が発売中止にしたことでかえって有名になった曲なので、当然というか、これも生放送ではカットされたようです。
歌詞中の「苔のむすまで」の「むす」の部分を何度も繰り返しながらヘアムースを撒き散らすというお茶目な演出もありました

そして佐野元春が登場。
清志郎とのジョイントという豪華な「チェンジズ」「明日なき世界」「トランジスタ・ラジオ」「悲しきレイディオ」を堪能できました♪
清志郎がステージを後にすると、佐野元春もいつものクールさを取り戻し?「ストレンジデイズ」「シェイム」「愛のシステム」「ヴァニティファクトリー」を演奏。

佐野元春のライヴはレコード会社勤務時代に何度も観ましたが、清志郎のソロを観るのはこれが初めてでした。
2人とも日本のロック界をリードしている大御所で、メッセージ性の強い曲を得意とするところも似ていますが、タイプは好対照ですね。
私は清志郎が大好きです

現在咽頭ガンの治療中の忌野清志郎氏の回復を心からお祈り申し上げます

OLIVIA NEWTON-JOHN ’03

2006-08-22 21:15:48 | Live 2000-2004
2003年4月4日、東京国際フォーラム ホールA。

☆来日メンバー☆
Andy Timmons : Guitar, Musical Director
Dane Bryant : Keyboards
Lee Hendricks : Bass Guiter
Warren Ham : Harp, Horns, Vocals
Steve Real : Vocals,Percussion
Marien Landin-Chapman : Vocals
Dan Wojciechowski: Drums

☆セットリスト☆
01. I Honestly Love You (Intro)
02. Have You Never Been Mellow
03. Xanadu
04. Magic
05. Love You Crazy
06. Sam
07. If Not For You~Banks Of The Ohio~Let Me Be There~Please Mr. Please ~Jolene
08. Physical
09. I'll Come Running
10. Not Gonna Give Into It
11. Don't Cut Me Down
12. Somewhere Over The Rainbow(*)
13. Reason To Cry(*)
14. It Takes Two(*)
15. Take Me Home Country Roads~Close To You
16. Don't Stop Believin'
17. Suddenly
18. You're The One That I Wnat
19. Hopelessly Devoted To You
20. Summer Nights
~アンコール~
21. Come On Over
22. I Honestly Love You


歌声は全く衰えていませんでした

レオタード姿のPVで有名なPhysicalは、カントリーメドレーの最後にジャズ/ボサノバ調のアレンジで披露してくれました。
若々しいレオタード姿より、椅子に座って身体をスゥイングさせながら艶っぽく歌う方がずっとPhysicalの歌詞の内容に合っていて素敵でした

容姿の衰えはそれほど気にならなかったのですが...
喋り方や身のこなしがすっかり「オバサン」になっている上に、ステージに愛娘のクロエを招いてデュエット(*セットリスト12&14)、挙句クロエに丸々1曲歌わせて(*リスト13)オリビアご満悦。
残念ながらクロエ嬢はステージに立てるほどの歌唱力ではないというのに、オリビア母さんったらMCでも娘を褒める褒める...松田聖子を彷彿とさせる親バカぶりには辟易しました

会場で本人プロデュースのワインやチョコレートを売るのもどうかと...
かつてイルカ保護や熱帯雨林保護活動に熱心だったようですが、たとえばワインの売上金の一部をコアラ保護にでも回すというのなら分からなくも無いのですが、そういうアナウンスはなく、ライヴ会場でついでにワインを売るというよりまるでワインのプロモーションのためにライヴをやったんじゃないかと思うほどの力の入れようでした。
そういえばオリビアはかつて「コアラ・ブルー」というブティックを世界規模で展開していましたよね。
そういうところも松田聖子とダブりますね。
「コアラ・ブルー」は一度倒産するも、新しくワインとチョコレートを扱う会社として出直したようです。

オリビアは自分の生活の変化にあわせた音楽活動をやってきた人で、彼女のアルバムを順に追うと彼女のプライヴェートを垣間見る事ができます。
そういうのって...どうなんでしょうね...?
まぁ、美しい歌声を聞かせてもらえるならそれでいいんですけど。

ところで...2005年に失踪した恋人はその後見つかったのでしょうか...?



PAUL McCARTNEY ’02

2006-08-01 19:22:25 | Live 2000-2004
2002年11月13日、東京ドーム。

過去の麻薬歴を理由に入国拒否された1975年、大麻所持で現行犯逮捕され強制送還された1980年...ポール・マッカートニーの来日は絶望視されていましたが、10年後の1990年にめでたく初来日公演を果たし、1993年にも来日。
(でも確か1993年来日時にはスタッフの1人が大麻所持で逮捕されたとか...
それからまた約10年ぶりの来日公演です。
このときはトラブルは無かったのかな?(苦笑)
ポールの隣にリンダがいなかったのがとても残念でした


☆セットリスト☆
01. Hello Goodbye
02. Jet
03. All My Loving
04. Getting Better      
05. Coming Up
06. Let Me Roll It
07. Lonely Road
08. Driving Rain     
09. Your Loving Flame
10. Blackbird
11. Every Night
12. We Can Work It Out               
13. YouNeverGiveMeYourMoney~CarryThatWeight       
14. Fool On The Hill
15. Here Today   
16. Something
17. Eleanor Rigby  
18. Here, There And Everywhere
19. Michelle
20. Band On The Run
21. Back In The U.S.S.R 
22. May'be I'm Amazed
23. Let 'Em In
24. My Love
25. She's Leaving Home
26. Can't Buy Me Love
27. Live And Let Die
28. Let It Be
29. Hey Jude
~アンコール~
30. The Long And Winding Road
31. Lady Madonna 
32. I Saw Her Standing There
~2度目のアンコール~ 
33. Yesterday
34. Sgt.Pepper'sLonelyHeartsClubBand~TheEnd


1980年のウイングス来日公演が幻となってしまったので、これが私にとって「初ポール」でした。
実はこのライヴに行く気は無かったのですが、ライヴの2日前にイープラスからハーフ・プライスのお知らせが届いたのです。
14,000円→7,000円!ということで、即申し込み♪
東京ドーム3days、しかも14,000円という強気の値段設定が災いしたのか、チケットの売れ行きが悪かったようで、招待客受付には長蛇の列

しかしながらライヴの内容は、セットリストで一目瞭然ですが「ザ・ベスト・オブ・ポール・マッカートニー」とも云うべき、素晴らしいライヴでした。
ビートルズ時代の曲も演奏するということで、エモーショナルな懐メロ大会だったら嫌だな、と危惧していたのですが、60歳にして現役バリバリのポールにかかればビートルズナンバーも「懐メロ」などにはならないことを思い知らされました。
ポールのMCを同時通訳(字幕)という画期的な試みもまぁ成功し、旧知の曲では客席も大いに盛り上がっていました。
オープニングの不思議なスクリーン上映(約30分)を含めると約3時間というヴォリュームで、14,000円の価値は充分あったと思います。
と云っても私は7,000円しか払っていませんが

現在64歳のポールですが、再婚相手のヘザーと離婚し、慰謝料ガッポリ取られちゃいそうですね...
リンダが生きていれば...
64歳になったポールに食事を作ってあげて欲しかったな...。



RENAISSANCE ’01

2006-07-20 12:48:12 | Live 2000-2004
2001年3月16日、東京厚生年金会館。

☆公演日程☆
3月13日 大阪 BIG CAT
3月14日 名古屋 BOTTOM LINE
3月16日 東京 厚生年金会館

☆来日メンバー☆
Annie Haslam (Vo)
Michael Dunford (G)
Terence Sullivan (Dr)
Mickey Simmonds (Key)
Rave Tesar (Key)
Dave Keyes (B)

☆セットリスト☆
01. Carpet Of The Sun
02. Opening Out
03. Midas Man
04. Lady From Tuscany
05. Pearls Of Wisdom
06. Dear Landseer
07. Northern Lights
08. Moonlight Shadow
09. Precious One
10. Ananda
11. Mother Russia
12. Trip To The Fair
13. One Thousand Roses
~アンコール~
14. I Think Of You
~2度目のアンコール~
15. Ashes Are Burning


歌姫アニーは10年ぶり2度目、ルネッサンスとしては初来日です。
アニーのソロ来日公演にも感動しましたが、まさかルネッサンスとしての来日公演が叶うとは夢にも思っていませんでした。
当時の最新アルバム「Tuscany」から4曲、アニーのソロ3曲。。。それ以外(全体の約半分)は往年の名アルバムからの曲というありがたさ
あらためてセットリストを見て気付いたのですが、「燃ゆる灰」から「四季」までのスタジオ盤から漏れなく選曲してくれたようですね。
メンバーが出てくる前に「Prologue」のオーケストラバージョンがかかっていたし、まさに「ザ・ベスト・オブ・ルネッサンス」的なライヴでした。
このライヴを完全収録した2枚組CDも発売されました。

国内版は廃盤のようですが、輸入盤は現在でも入手可能だと思います。

残念ながらアニーの声は10年前より少し力がなくなって、特に高音は時々辛そうでしたが、それを差し引いても充分満足できる感動のライヴでした



THE YELLOW MONKEY ’01

2006-07-12 20:10:20 | Live 2000-2004
2001年1月8日、東京ドーム。

このライヴを最後に、イエモンは活動休止しました。
後の2004年7月7日に解散を発表するまでずっと活動休止のままだったので、これが事実上のラストライヴです。

☆セットリスト☆
01. ジュディ
02. サイキックNo.9
03.STONE BUTTERFLY
04. DEAR FEELING
05. TVのシンガー
06. I LOVE YOU BABY
07. GIRLIE
08. 天国旅行
09. カナリヤ
10. ROCK STAR
11. SHOCK HEARTS
12. Sweet&Sweet
13. JAM
14. BURN
15. SUCK OF LIFE
16. バラ色の日々
17. パール
18. 峠
19. メロメ
20. 真珠色の革命時代
21. 悲しきAsian Boy
22. Brilliant World
23. WELCOME TO MY DOGHOUSE

このライヴはWOWOWで生中継されました。

'97年にロンドンで観たイエモンとはまるで別モノでした(!)
気合が入った中にも「ついに東京ドーム!」という嬉しさもあったのか、ライヴをのびのびと楽しんでいる様子も伝わってくる、素晴らしいライヴでした。

注目ポイントはチケットの「東京ドーム」の文字のすぐ上。
「*お席は2階スタンド最前列となります。開演中は必ずお席についてご覧下さい。」と書いてあります。
私はこのライヴチケットを最初プレオーダーで申し込んだのですが、残念ながら外れてしまい、激戦が予想される一般発売にもチャレンジしませんでした。
案の定、発売即ソールドアウトだったようです。
ところが一般発売後、チケットサイトからメールが。。。
席を一部開放するので、プレオーダーの抽選に外れた人に優先的に販売する、と。
チケットの売れ行きがあまりに凄かったため、安全上の理由から席を潰してあった2階最前列を開放することにしたようです。
ただし、立ち上がることは厳禁なので、座って観ることを厳守するように、と。

まさに...願ったり叶ったりです
アリーナも1、2階席もほぼ総立ちの中、2階ほぼ正面最前列に座ったまま、ライヴを堪能することができました

解散は残念でした...
吉井和哉のヴォーカルが好きだったので、ソロも聴きましたが...イエモンの方がよかったなぁ...。



JANE BIRKIN 2000

2006-06-30 20:10:05 | Live 2000-2004
2000年9月10日、Bunkamura オーチャードホール。

'99年にTBSで放送されたドラマ「美しい人」の主題歌として使われた「 L'aquoibonste(無造作紳士)」がヒットし、8年ぶりの来日公演を果たしました。

来日公演は9月4日~12日まで、仙台、札幌、東京、名古屋、大阪の全国5都市で行われました。
東京公演を完全収録した2枚組CDがリリースされています。

Jane Birkin / Jane en concert au Japon UICM-9001/2

☆セットリスト☆
01. フォード・ムスタング
02. バビロンの妖精
03. ディ・ドゥ・ダー
04. 無造作紳士
05. シック
06. ベイビー・ルゥ
07. ささいなこと
08. 想い出のロックン・ローラー
09. その名はノーマ・ジーン・ベイカー
10. コーヒー・カラー(クーラー・カフェ)
11. 手ぎれ
12. それでも
13. インパーフェクト
14. さよならは早すぎる
15. ジェーンB.~私という女
16. 軽く
17. ジョニー・ジェーンのバラード
18. 哀しみの影
19. ニコチン
ミュージシャン紹介
20. コワ
21. いつわりの愛
22. さよならが言えない
23. そんなもの
24. プレイ・ナイフ
~アンコール~
25. ラ・ジャヴァネーズ
26. 虹の彼方
27. ぬかるみ


タンクトップ(もちろんノーブラ^^;)にカーゴパンツという、いかにもジェーンらしいいでたちで登場。
孫もいる「おばあちゃん」なのに、まるで少女のようにはにかんだり笑ったり...
下手ウマが特徴の彼女の歌ですが、なんか昔より巧くなったような...
歌声は以前のウィスパリング・ロリータ・ヴォイスと比べるとやや歳とった(しゃがれた)かな?という印象を受けましたが、それさえも魅力にしてしまうジェーン・バーキンという女性の素敵な人柄がひしひしと伝わってくる素晴らしいコンサートでした。
MCや挨拶では一生懸命日本語を使ってくれて、「C'est comme ca(そんなもの)」の曲紹介の時に日本語でこんなことを言っていました。
「昨日お寺へ行きました。そこのお墓に煙草とお酒が置いてありました。私はセルジュを思いました。パリのお墓にもいつも煙草とお酒が置かれているからです。この歌はセルジュに捧げられました。」

そう、ジェーン・バーキンといえばセルジュ・ゲンズブール。
セルジュとデュエットした「Je t'aime moi non plus(ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ)」は、ダリダ&アラン・ドロンの「あまい囁き」を遥かに超えて、天国までイってしまった曲...なんちって

ジェーン・バーキンは女優としての方が有名かもしれませんね。
私は「ラ・ピラート」という映画がとても強く印象に残っています。

アンコールで、差し出される花束を本当に嬉しそうにひとつひとつ大切に受け取る姿に、彼女の魅力の根本を見たような気がしました。
一瞬一瞬を大切に生きなければ彼女のような魅力的な女性にはなれないのでしょうね...と反省したりして...