2013年、まさかこんな締めくくりになるとは。。。
元F1ドライバーのミハエル・シューマッハがスキー事故で頭部に重症を負い、
今この時も生死の境を彷徨っています。
セナファンの私はシューマッハが嫌いでした。
レース観戦中にシューマッハを応援したことはほとんどありませんでした。
でも今、心の底から全力でシューマッハを応援しています。
マイケル頑張って!
2013年、まさかこんな締めくくりになるとは。。。
元F1ドライバーのミハエル・シューマッハがスキー事故で頭部に重症を負い、
今この時も生死の境を彷徨っています。
セナファンの私はシューマッハが嫌いでした。
レース観戦中にシューマッハを応援したことはほとんどありませんでした。
でも今、心の底から全力でシューマッハを応援しています。
マイケル頑張って!
CSフジNEXTで12月2日から、オフシーズン恒例の『F1 REGENDS』が放送されます。
昨年のオフシーズンは別の企画でしたが、今年は1991ー1992シーズンのうち、
厳選した16戦が放送されると思います。
1991年はアイルトン・セナが3度目のワールドチャンピオンを獲得したシーズンなので、
できれば全レース放送して欲しいところですが、
まぁ全16戦のうち厳選した8戦でも御の字です。
当時の総集編は全て保存してありますが、ダイジェストではなくフルで録画保存したいし、
特に12月9日放送のブラジルGPは永久保存版!
ウチに、1991ブラジルGPを走るセナのジグソーパズルが飾ってあります。
今は亡き父と一緒に作った思い出のパズル。。。
ほぼ灰色一色の路面をはめ込むのにかなり手こずりましたっけ。。。
「I felt it was my duty to win here in Brazil. God was with me.」
というアイルトンの言葉も入っています。
このレースのゴールシーンでは、アイルトンの無線を通しての絶叫号泣が流れて、
母国GPのプレッシャーの中での勝利がいかに重要であるかが
ひしひしと伝わってきましたっけ。。。
もう一度、アイルトンと一緒に感涙にむせびたいと思っています。
先週末の2012最終戦ブラジルGPは見どころ満載でしたね。
ヴェッテル、ワールドチャンピオンおめでとう!
私はアロンソに勝って欲しかったんですけど、仕方ないですね。
チェッカー後、パルクフェルメでヘルメットを脱いだアロンソの、
感情を押し殺すかのように宙を見ていたあの表情が目に焼きつきました。
ましてや母国GPでチームメイトに先を譲らなくてはならなかったマッサの心中は
察して余りあります。
コースオフして、抜け道(?)を通ろうとしたらゲートが閉まっていて、
Uターンして芝を突っ切ってコースに戻っちゃったライコネンには
驚いたというか、さすがライコネンというか。。。(笑)
川井ちゃんに「木曜日にちゃんと下見しておかないから」と突っ込まれていましたが、
レース後の言い訳がまた凄かった(笑)。
こういうタイプのレーサーが他にいなくなったのも時代でしょうか。。。
小林可夢偉がヴェッテルとアロンソをオーバーテイクしたのも興奮しました。
残念ながら9位フィニッシュでしたが。。。
ザウバーでの最終戦にポイント獲得できて良かったですね。
でも。。。
何故今私がこれを書いているかというと。。。
もし、可夢偉がザウバーにとって本当に必要な選手なら、
ザウバーは可夢偉を放出することはなかったでしょう。
そしてもし可夢偉が他のチームに欲しがられるような選手なら、
もっと早くオファーがあったはずです。
オファーがあったのにそれを断った後にザウバーのシートを失ったなら、
それは不運でも何でもなく、可夢偉サイドの読み誤りでしょう。
F1は他のカテゴリーのレースとは比べものにならない程の資金が必要だと聞きます。
平たく言ってしまうとF1運営は「一握りの富裕層の究極の道楽」でしょう。
以前にも書きましたが、元々ヨーロッパ貴族の遊びだったので、
国や人種に対する偏見も根強いのではないかと。
そのうえビジネス利権も計り知れないわけで、
一握りの人たちはその権限を手放そうとはしません。
情熱だけではどうにもならない世界でしょう。
情熱+才能+後ろ盾+資金+運がないと。
また、ビジネスとしての面も大きいので、それ程の才能に恵まれていなくても
潤沢な資金があればシートを得ることができるのも現実です。
世界同時不況の今、スポンサーを獲得するのは大変でしょう。
でも、既に大半の選手が来季のシートを確保しているということは。。。
F1レースを続けたい気持ちは痛い程わかります。
25年F1を見続けてきて、去って行ったドライバーをたくさん見てきましたし。
他のスポーツでなら、ファンのカンパでチームが存続したというような例は
複数聞いたことがあります。
でもF1でそれをやりますか?
しかも今頃?
魑魅魍魎との折衝を上手にこなせるような有能なマネジメント体制を整えてから
出直すという道もあるかもしれませんよ?
モナコに住んで、美女を伴ってパーティーに出席し、フェラーリを乗り回し、
プライベートジェットで移動する。
そして、チャリティーに熱心に取り組む。
私がイメージするF1パイロットはこんな感じなのですが、
これも一昔前の話なのでしょうか。。。
もし可夢偉が募金(+スポンサー資金)で来季のシートを獲得し、優勝すれば、
間違いなくF1の伝説のひとつになるでしょう。
でも、それがF1界に及ぼす影響は殆どないと思います。
F1の世界というのは、これからも「夢の別世界」であり続けることでしょう。
環境やエネルギー問題でエコカー全盛の今、F1の存在意義を見出せるのは
そこしかないんじゃないかと。
少なくともF1パイロットと呼ばれる人には、寄付される側ではなく
寄付する側にいて欲しいものです。
可夢偉の募金サイトはコチラ → KAMUI SUPPORT
アラン・プロストがロシアのウェブサイト 『F1News』 のインタビューの中で
映画 『アイルトン・セナ ~音速の彼方へ』 について
「私はそれを見ていないし、見たいとも思わない」 と語ったそうです。
ロシア語が解る方はこちら ↓ をどうぞ
http://www.f1news.ru/interview/prost/73322.shtml
(翻訳ソフトでもそれなりに読めました^^;)
一部分だけですが、日本語で読める 『ESPN F1』 はこちら ↓
http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/story/71396.html
『アイルトン・セナ ~音速の彼方へ』 に関しては、以前書いたとおり
私はあまり楽しめませんでした。
セナの才能や功績を称えるというより、F1における政治の部分を強調しすぎていて、
昔感じた怒りが蘇ってきたからです(苦笑)。
プロストが敵役として描かれている、という点に関しては、
まぁ、セナファンから見たらそれはそれで事実なわけで。。。(苦笑)
エンドロールでプロストの名前が出てきたときは
正直 「よくこの映画にOKを出したなぁ」 と驚き、
「ひょっとして罪滅ぼしのつもり? それとも何か思惑があるのか?」 などと
深読みしてしまいましたが。。。
やっぱり納得していなかったんですね(苦笑)。
政治的な駆け引きなしで、純粋にスポーツとしてF1レースを楽しめる日が来ることを
いちファンとして、ドライバーのためにも、願っています。
アイルトン・セナ財団公認 生誕50年記念作品
『アイルトン・セナ ~音速の彼方へ』という映画を観てきました。
公開に先駆けて、英BBCで放送中の『Top Gear』という番組でセナ特集が組まれ、
それがとても良い出来だったので、映画にも多大な期待を抱いていたのですが。。。
正直私は、108分の映画より、たった15分間のTopGearセナ特集の方が気に入りました。
どんなスポーツ界にも存在すると思われる『政治・権力・(人種的)偏見』。
当然F1界にも存在します。
カーレースは元々ヨーロッパ貴族の楽しみだったわけで、
そのうえに現在では莫大なお金がからんでいるので、
上記のような問題はどのスポーツ界よりも根深いのかもしれません。
22年来のセナファンとしては、そういう部分を今更蒸し返すより、
セナの『天賦の才能と努力』をもっと取り上げて欲しかったです。
とはいえ、セナの偉業を108分にまとめること自体が無理なんですけどね(苦笑)。
で、この映画を観てセナに興味を持った方におススメしたいのが
『Ayrton Senna The History』なのですが。。。
セナの死後、限定発売されたこの作品、なんと未DVD化のようです。
なんとも残念。。。
アイルトン・セナの素晴らしさについては今更語るまでもありませんが、
前出『Top Gear』セナ特集の最後に、司会のジェレミー・クラークソンが
「To be honest with you, I was never a Senna fan.
Always thought Gilles Villeneuve was the greatest racing driver of them all.
But...
To make this film, I've watched hours and hours and hours of footage.
And the thing is...
Villeneuve was spectacular on a number of occasions.
Senna, he was spectacular every single time he got in a car.」
と言ってくれました。
この言葉に尽きると思います。
中田英寿選手が現役引退を表明しましたね。
ウチのダンナがドルトムントのスタジアムで観た6月22日の対ブラジル戦が事実上の引退試合となってしまいました。
ダンナもヒデと同じく8才からサッカーを始め、高校卒業までずっとサッカー部だったそうです。
ポジションも同じMF。
さすがに大学ではサッカー部には入らなかったそうですが、その後就職してから、とある会社のサッカー部の名誉監督に就任したことがありました。
ま、現役としてはもう使えないけれど、知識だけは豊富だから、という理由だったようですが
試合観戦後、ホテルに戻ったダンナとIMを使ってチャットした時、私が「ヒデが起き上がらなかったの、見た?」と訊ねると、「ずっと見てた。」と返事が。
「気持ちの整理をつけるのに時間がかかったんだろ。引退するつもりかもね。」というダンナの言葉で、私はユーミンの「ノーサイド」という曲を思い出しました。
ダンナの周りの観客は、ヒデに気付かず早々に帰り支度を始め、席を後にする人が多かったそうです。
同行者に「あれ?帰らないんですか?」と言われてもダンナは「ヒデがまだ起きていないだろ!」とその場を動かなかったそうです。
立ち去ったのが観客だけでなく、チームメイトたちまでも...というところにダンナは怒りを覚えたそうです。
「ヒデの気持ちが他のメンバーに伝わっていなかったから勝てなかったんだ。」と。
帰国後、ドイツで撮ってきた写真を見せてもらったら、試合後にピッチに座り込んだところから起き上がるまでのヒデの写真が何枚もありました。
お疲れ様でした。