前記事→その2:あれこれ
実は、前回フレット交換で紹介したギターは、2回目に挑戦したのもので、
一回目のは、今も調整中です。
3年位前からやってますが、いまだに完成していません(笑
まだ未完成なのですが、一番最初に、こんな仕様のギターでフレット交換を
挑戦するのは、やたらと手間がかかる(やってから気がつきましたw)
という事で紹介。。。(笑
一本目に選んだのは、、
↓コレ、
だれもが憧れ、そして自力製作に挑戦するであろうインギーモデルもどきw
ラージヘッドではなくスモールヘッドをスキャロップ加工してあるのが気に入って
オークションで購入したのですが、、、
フレット交換前の写真
フレットが低い。。。Orz
インギーといえばジャンボフレットにスキャロップ。。。
という事で、
”こりゃ自力でフレット交換するしか!!”と、思いたったのが無謀でした(笑
【初心者が挑戦するには無謀な理由】
無謀1:
指板をスキャロップ加工するならまだしも、スキャロップ加工された指板をフレット交換
するのは難しいです。
まず、指板に平面が出来ているのか判断できませんでした。。。Orz
実際、今フレットを打った状態ですが指板がまともにフラットになっているのか、
わかっていませんw
無謀2:
あと、メイプル指板は塗装が必要なので、この工程で今、挫折しています。
無謀3:
さらに追討ちで、フレットを選択する時よくわからなかったので、高い方が良いものだろうと
ステンレスフレットを選択。その値段の通り、硬くて加工性がものすごく悪いです。
以上。
今は、こんな具合です。
”とりあえずフレット抜いてみよう”と思い立つ。
フレット抜き。ここまでは快調(笑
フレット抜き終わった写真
この時は、すでにジャンボフレットになってインギーフレーズを弾きまくっている
自分を想像しています(妄想)
ちなみに、いままで王者のフレーズを弾けた事はありません(笑
前回同様、フレット抜いた後のささくれは瞬間接着剤と聞いて、、、
固めてみる。。やはり効果はビミョー
どちらにせよ、指板を削って整えないといけないので、指板Rも300くらいにしとこうと
思いつきで削ってみる。。
この辺りから”本当にこのやり方でいいんだろうか?”と疑問を持ちはじめる。。(笑
とにかく削って、”指板の削り後も味があるな~”と自分に言い聞かせつつ次の工程へ、、
フレットを打つ!!打ったフレットは後で色々、苦労するステンレスフレット。
しかもフレット溝が浅く、打ち込みに苦労しております。
なんとかフレット打ち込んで、次にフレット整形を、、
ここでステンレスという材質の凄さを思い知らされますw
ひたすら、、、”削れね~”を連発しながら、フレットを整形してます(笑
目の粗い金工ヤスリ買って来て、木の部分を削らないように、恐る恐る削って行きました。
『ステンレスフレットは磨耗しない』を体感しましたw
現在(2011.06.11)の姿
”塗装どうやってしようか”と”ナットの整形ってどうやってやるんだ?”で
悩んでおります(笑
まっ、この試行錯誤しながらやってくのが、自力でやる楽しみの一つではあるのですが、、
こんな仕様を、最初の自力フレット交換に選ぶとやたらと時間がかかる。
っていう紹介でした~(笑
つづく
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