雑記帳

雑記帳 野菜栽培のこととか (2014~)

第8回京野菜検定対策 「出回り時期」

2015年01月19日 | 京野菜検定

ブランド品の出回り時期が試験問題に出ます。
丸覚えするしかないので、テキストの表の順番を変えて覚えやすくしました。

⚫︎「京みずな」と「壬生菜」はハウス栽培で、大株に育てることは少なく「小さな株の束」200gで出荷することが多いので、栽培サイクルも早くなり周年で出荷できるようです。
ただし、「旬」を考えるとやはり冬野菜ですので10月から3月ということになります。

⚫︎「九条ねぎ」も冬季に甘みが増して美味しい「旬」は冬になるようですが、薬味としての小ねぎの需要があるので短期間で出荷して周年栽培しているようです。

⚫︎「大納言小豆」と「新丹波黒」は晩秋の収穫のあと、保存がききますから、いつでも出荷できるということですね。

⚫︎「賀茂なす」「伏見とうがらし」「万願寺とうがらし」「京山科なす」の"ナス科"の野菜は夏の野菜で秋まで収穫できるので10月いっぱいと覚える。
一般に普通に露地栽培だと5月頃定植したら京山科なすと同じような収穫になると思いますが、ハウスで促成栽培で早く定植すると5月初めくらいから出荷できるのだと思います。

⚫︎「聖護院かぶ」「聖護院だいこん」は冬野菜で9月最初くらいの播種で11月中旬くらいからの収穫になります。早生、晩生種で出荷のズレを作って冬の期間出荷できるようにするのだと思います。

⚫︎「京夏ずきん」「紫ずきん」はセットで覚えます。
「紫ずきん」の出荷を8月のエダマメ需要の多い時に合わせるために改良して新しい早生の品種を作り出し、8月のお盆に間に合わせたのが「京夏ずきん」です。

⚫︎「鹿ヶ谷かぼちゃ」収穫は梅雨が終わったころの7月中旬になります。

⚫︎「えびいも」の収穫は霜が降り始める頃(11月くらい)までには始めると思うので10月下旬からとなっているのだと思います。霜にあたるとトロトロになってくるので霜のあたらないところで保存しながら少しづつ出荷だと思います。




「出回り時期」については過去問題を参考にすると間違いますので注意してください。
第5回検定試験までは旧テキストからの問題で作られています。第6回から、公式テキスト『旬をたのしむ京野菜』と公式テキスト『京のブランド産品ガイドブック』に変わって、出回り時期が修正されています。



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