雑記帳

雑記帳 野菜栽培のこととか (2014~)

京野菜検定対策 伝統野菜の逸話

2015年01月31日 | 京野菜検定
検定問題のなかに伝統野菜の逸話、伝承、言い伝えの問題が出てくるときがあるみたいです。
あまり出題されることはなさそうなので、詳しく覚えなくてもよいですね。
ウロ覚えで記憶しておいて、もし出題されたら、1点得した気分くらいで良いと思います。

それらを整理しました。
(『京の伝統野菜という旬野菜』より引用。)

とりあえず、過去に出題されたもの。

九条ねぎ
今から、1150余年前、弘法大師が東寺付近で大蛇に追いかけられ、ネギ畑にかくれて難を避けられたことから、この付近の農家はネギを食べると一家に不幸を招くという迷信があり、弘法大師の縁日、毎月21日にはネギを食べることを遠慮するという風習が伝えられている。

京野菜検定公式テキスト『京の伝統野菜と旬野菜』P67左下。
京野菜検定公式テキスト『京のブランド産品ガイドブック』P11左。
第2回 過去問題 第12問
第5回 過去問題 第32問



京たけのこ
源氏物語の横笛の巻に、女三宮が、父の朱雀帝から贈られたある野菜を、2歳になった息子の薫君に食べさせた時の様子を、「御歯のおひ出づるにくひあてむとて、たかうなを、つとにぎりもち雫もよよと、食いぬらし給えば」と書かれています。ある野菜とは「京たけのこ」のこと。

第3回 過去問題 第58問。
京野菜検定公式テキスト『京の伝統野菜と旬野菜』P45左。




きゅうり京都市左京区吉田にある今宮社は、別名、木瓜大明神と呼ばれ、この社の紋章がキュウリを切った時の形に似ているとこところから、当時の農家はキュウリを食べると明神様の神罰にふれ、不幸を招くと言い伝え、食べなかった。

京野菜検定公式テキスト『京の伝統野菜と旬野菜』P89右下~P90
第5回 過去問題 第32問


もぎなす
かつて、「花しばり」と称して、大豆ぐらいの大きさなった小さなものを珍重した時代があった。当時、この超ミニなすを贈り物に用いたという風潮を幕府は天保13年(1842)に促成物の栽培および販売禁止令をだして厳しく罰した。

京野菜検定公式テキスト『京の伝統野菜と旬野菜』P86右中
もぎなすのはまだ出題されていないので、出てくるかもしれないです。

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