カー・プールという考え方があるのを始めて知ったのは、米国に留学していた頃のことだ。田舎のことゆえ、地下鉄などという気の利いたものはなく、企業派遣がほとんどの日本人留学生はみな自分で車を運転して通学していたが、自費留学の留学生は、学校の近くに住んで歩くか、近所に住んでいる者同士で車を相乗りして通学していた記憶がある。なにせ森の中の大学のこと、当時は考えが及ばなかったが、今からすれば、ガソリンの節約にもなるばかりでなく、環境にもやさしい通学方法だった。
このカー・プールが、ドバイでオンライン登録することによって解禁されることになった。そもそも、これまでいわゆる白タクとして、みつかると5000ディルハム(約15万円!)もの罰金を課せられていたというから、驚く。
これからは、最大4人までの友人や同僚の名前を、道路交通庁(RTA)が1ケ月以内に開設するウェブサイトからオンラインで登録することで、そのような心配をしなくてもよくなるという。裏返せば、登録をしていない車がカー・プールをした場合に罰せられることを明確にしたわけで、むしろ規制を強化したと言えなくもない。
また、RTAは、エミレーツ航空やエマール、そしてザイード大学など大手私企業8社との間で、各社従業員に対するバス通勤を促す覚書を結んだという。
いずれも、ドバイの交通渋滞がいかに深刻であるかを示すものだ。
このカー・プールが、ドバイでオンライン登録することによって解禁されることになった。そもそも、これまでいわゆる白タクとして、みつかると5000ディルハム(約15万円!)もの罰金を課せられていたというから、驚く。
これからは、最大4人までの友人や同僚の名前を、道路交通庁(RTA)が1ケ月以内に開設するウェブサイトからオンラインで登録することで、そのような心配をしなくてもよくなるという。裏返せば、登録をしていない車がカー・プールをした場合に罰せられることを明確にしたわけで、むしろ規制を強化したと言えなくもない。
また、RTAは、エミレーツ航空やエマール、そしてザイード大学など大手私企業8社との間で、各社従業員に対するバス通勤を促す覚書を結んだという。
いずれも、ドバイの交通渋滞がいかに深刻であるかを示すものだ。