ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ドバイの床屋

2007年03月05日 23時55分08秒 | 暮らす
昨日は仕事を終えて、モール・オブ・ジ・エミレーツにある「スーパー・トリム」という床屋に行った。この床屋はチェーンになっているらしく、メルカールというビーチに近いモールにもあり、ドバイではまあまあという評判を先輩駐在員から聞いていた。最後に髪を切ってから1ケ月以上も経っているので、ここのところ少しうっとうしく感じていた。

店に入ると他に客は一人しかいなく、閑散としている。なんだか覇気のなさそうな若いアラブ人(あとで聞いたらシリア人だと言う)に椅子に座らされ、どうしたいかと聞かれるので、1センチ切ってくれとだけ言う。もみあげだけはばりかんを使うが、あとははさみとくしだけを使って器用にちょきちょきとカットしていく。かかったのは10分くらいだろうか。ひげをトリムしようかと聞かれるが、ノー・サンキューと断る。頼まなければしてくれないと聞いていたシャンプーをしてくれと頼む。他の店員に目配せをしていたのに気づいたが、別料金のオプションサービスで、馬鹿な客だと思われたのかもしれない。これは、ほんの数分だ。マッサージとかは一切ないし、どこの国から来たかとかお世辞もない。

料金は50ディルハム(約1600円)だった。シャンプーがなければもっと安かったかもしれない。レシートはと聞いたら、そんなものはないと言われる。日本では、学生時代からの惰性でずっと美容院に通っていて、最近では毎月4000円を払っていた。10分1000円の床屋があるのは、前から気になっていて、それでも十分な気がしていたが、ここはそれに近いのかもしれない。それほど悪くないと思う。

デイラやバール・ドバイのインド人の床屋では10ディルハムが相場とも聞く。精神的に冒険する余裕ができたら、またチャレンジしてみることにしよう。

[2008年7月12日追記]
先週、1ケ月半ぶりにモール・オブ・ジ・エミレーツのスーパー・トリムに行った。カットの料金は60ディルハムになっていた。

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