午後5時過ぎ、そろそろ涼しくなってきた頃だと思い、エミレーツ・ゴルフ・クラブのドライビング・レンジに練習に行こうと、アパートの駐車場に停めたホンダMRVに乗り込みキーを回す。おかしい、何度やってもエンジンがスタートしない。
ヘッドライトでも付けっ放しにしただろうかと思ったが、どうもそうではなさそうだ。部屋に戻って、自動車保険に付いているロード・サービスの会社オート・アシスト(AA、ダブルA)のフリーダイヤルに電話する。この会社、日本のJAF、米国のAAA(トリプルA)にあたる。オペレーターからイフターが終わる8時に掛けなおすように言われ、仕方がないのでジムで汗を流してから焼きそばを作って食べ8時を待つ。
電話が通じて30分ほど待つと、充電器を積んだホンダのバイク(写真)で浅黒いインド人かパキスタン人のどちらかよくわからない青年が、アパートに到着。私が駐車場に案内して、ボンネットを空けると、彼は積んできた充電器をバッテリーにつないで、MRVのキーを回す。エンジンが一発でかかった。
彼曰く、バッテリーの寿命だから(The battery is dead)、エプコのガソリンスタンドに行って交換してもらえと。
この車の走行距離はまだ3万3千キロ。それに5千キロごとにディーラーに点検させているし、1年目の車検もパスしたばかりだ。そんなに早くバッテリーの寿命が来るだろうか、と疑ったが、とりあえず一番近いエプコのガソリンスタンドに持って行く。バッテリーを交換したらいくらかと聞くと、500ディルハム以上だとアバウトなことを言う。だが、ボンネットを開けて、バッテリーをチェックさせると、「大丈夫。まだ寿命ではない」という答。単に、交換がめんどうなのでいい加減なことを言っているのかもしれない。だが、ディーラーのサービス・コントラクトには、消耗品の交換も含まれているので、できればこんなところで交換して余分な金を使いたくはない。リスク覚悟でシェイク・ザイード・ロードを20キロほど走って、アパートに戻る。
一旦エンジンを止め、エアコンやオーディオのスイッチを全て切り、おそるおそるキーを回す。怖れたとおり、かからない。明日の朝AAを呼んで、ディーラーに持ち込むことにする。
レンタカーが動かなくなったことはあるが、MRVを購入してからは初めてだ。外出先でなく、アパートの駐車場で起きたのは不幸中の幸いというべきか。たまたま明日は外出の予定がないのもついている。
ロード・サービスの有り難味を知る。
[9月23日追記]
22日朝、AAを2時間半待って、MRVのエンジンをかけ、ホンダのサービス・ショップに持ち込む。受付で「バッテリーが寿命のようだから交換してくれ」と言うと、「ああそう、じゃここにサインして」とまるで予期していたかのよう。バッテリーの交換には30分ほど待たされる。交換が終わって帰り際、担当者に「バッテリーはまだ新しいはずだが、こんなことはちょくちょくあるのか」と聞く。すると、「熱(Heat)のせい」との答え。気温が高いため、エアコンを常時使うせいなのか、それともバッテリー自体が暖められて早く劣化するのか、不明だが、いずれにせよ、バッテリーの寿命が早く来ることは当地では珍しいことではなさそうだ。そうなら、定期点検の時に交換してくれればいいのにと、恨めしい。
ヘッドライトでも付けっ放しにしただろうかと思ったが、どうもそうではなさそうだ。部屋に戻って、自動車保険に付いているロード・サービスの会社オート・アシスト(AA、ダブルA)のフリーダイヤルに電話する。この会社、日本のJAF、米国のAAA(トリプルA)にあたる。オペレーターからイフターが終わる8時に掛けなおすように言われ、仕方がないのでジムで汗を流してから焼きそばを作って食べ8時を待つ。
電話が通じて30分ほど待つと、充電器を積んだホンダのバイク(写真)で浅黒いインド人かパキスタン人のどちらかよくわからない青年が、アパートに到着。私が駐車場に案内して、ボンネットを空けると、彼は積んできた充電器をバッテリーにつないで、MRVのキーを回す。エンジンが一発でかかった。
彼曰く、バッテリーの寿命だから(The battery is dead)、エプコのガソリンスタンドに行って交換してもらえと。
この車の走行距離はまだ3万3千キロ。それに5千キロごとにディーラーに点検させているし、1年目の車検もパスしたばかりだ。そんなに早くバッテリーの寿命が来るだろうか、と疑ったが、とりあえず一番近いエプコのガソリンスタンドに持って行く。バッテリーを交換したらいくらかと聞くと、500ディルハム以上だとアバウトなことを言う。だが、ボンネットを開けて、バッテリーをチェックさせると、「大丈夫。まだ寿命ではない」という答。単に、交換がめんどうなのでいい加減なことを言っているのかもしれない。だが、ディーラーのサービス・コントラクトには、消耗品の交換も含まれているので、できればこんなところで交換して余分な金を使いたくはない。リスク覚悟でシェイク・ザイード・ロードを20キロほど走って、アパートに戻る。
一旦エンジンを止め、エアコンやオーディオのスイッチを全て切り、おそるおそるキーを回す。怖れたとおり、かからない。明日の朝AAを呼んで、ディーラーに持ち込むことにする。
レンタカーが動かなくなったことはあるが、MRVを購入してからは初めてだ。外出先でなく、アパートの駐車場で起きたのは不幸中の幸いというべきか。たまたま明日は外出の予定がないのもついている。
ロード・サービスの有り難味を知る。
[9月23日追記]
22日朝、AAを2時間半待って、MRVのエンジンをかけ、ホンダのサービス・ショップに持ち込む。受付で「バッテリーが寿命のようだから交換してくれ」と言うと、「ああそう、じゃここにサインして」とまるで予期していたかのよう。バッテリーの交換には30分ほど待たされる。交換が終わって帰り際、担当者に「バッテリーはまだ新しいはずだが、こんなことはちょくちょくあるのか」と聞く。すると、「熱(Heat)のせい」との答え。気温が高いため、エアコンを常時使うせいなのか、それともバッテリー自体が暖められて早く劣化するのか、不明だが、いずれにせよ、バッテリーの寿命が早く来ることは当地では珍しいことではなさそうだ。そうなら、定期点検の時に交換してくれればいいのにと、恨めしい。