goo blog サービス終了のお知らせ 

dtnkanother_Buchilog_Jaken

碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

たかべんラーメン

2009年06月03日 17時49分00秒 | Kanother旅日記
てなワケで、喋り場での喋りシゴトを終えて駅へ向かったんですが、少~し喋り過ぎたんと昼エサの鳥めしが少~し量が少な目だったんとで、いくぶん小腹が減ったので駅そばでも喰うたろか、と思いつつ駅を物色してると「たかべん」と書かれた駅そばが。

「たかべん」て何さ?てんでサクッとケータイでチェックしてみると「たかべん」てのは、だるま弁当で有名な「高崎弁当㈱」のことで、且つ高崎駅のたかべんラーメンは、地元では意外に旨いと評判なんだそうな。ほう。

ラーメンか・・・・・・てことで改めて高崎駅周辺のラーメン屋もチェックしてみたものの、何となくグッとくる感じもなかったので、駅そばから路線変更、駅ラーメンを手繰ることにしました。

注文から待つこと3分、出てきたラーメンのスープは、後口に魚介系がほのかに残る、クセがなくてスッキリした醤油味。具はメンマ、ネギとチャーシューが2枚で、チャーシューの脂の乗り具合が、いかにもKanother好きする感じです。麺の方は弛~く縮れのある中細麺で、シコシコとした歯応えもなかなか、喉の通りもグンバツ。そしてお値段なんと!350円なんである。素晴らしい!



確かに所謂「激旨」ラーメン店として紹介されることはないでしょうが、「意外に旨い」と言う評価は言い得て妙。てのも、あの名店やあの行列店1杯分の値段で、このたかべんラーメンが3杯喰えるワケで、そしてあの店この店がたかべんラーメンの3倍旨いてことも絶対にないワケで、そう言う意味でも、あの味にしてこの値段と言うのはヒジョーに満足度が高いワケですよ。

しかも駅そばの常として量的には若干少な目とあって、ラーメンマニア氏のような方であれば、遠征の最後で「余裕があれば帰りにもう一杯」的に喰えるんではないでしょうか。

てか、CP考えるとKanother的にはその価値はあると思いますよ、ホント。高崎にお越しの際には、是非お試しを!


※こちらは駅そば店舗の外壁に描かれた「たかべん」だるまイラスト。ちょっと可愛い。

高崎・鳥めし

2009年06月03日 13時10分00秒 | Kanother旅日記
今日も今日とてKanother in 高崎。先週に引き続いての出張りですが、今回は喋りのシゴトです。

Kanother的には高崎っちうところに伺うのは、今回が初めて。スケジュール的には駅周辺で昼エサを喰うて喋り場へ向かうってな感じだったんですが、高崎名物と言やあ「だるま弁当」しか思い浮かばんほど右も左も判らんなかで、取り敢えず駅ビル食堂街を彷徨いてると「上州御用鳥めし」の文字が。何だかよく判らんが、旨そうなんでここにしましょう。

で、店内に入ってから何やら能書きめいたもんを見てると、日本の鶏料理専門店は大正末期頃に街に姿を見せるようになり、このお店「登利平」の始祖は、その頃に東京は北千住で産声を上げたんだと。何と!遥か高崎まで来て下町に連なる系譜に邂逅とは!

とは言え、さらに前の江戸時代の高崎は、利根川を介した水運で江戸の町と商いで繋がってたんやから、それほど縁のない話しではないんかもしれませんな。前っても、大正初めから見りゃあ、江戸はたった50年前、今で考えりゃ昭和30年代くらいの事やもんね。

その後、昭和の初めには前橋で鶏肉販売店を開業、昭和28年になって暖簾分けを受けた先代さんが新生・登利平を開店したってのがザックリとした歴史なんだそうです。

そんな歴史を持つ「登利平」に開店当時から並ぶメニューが「鳥重」。その頃から用いられている「たれ」は、たれ壺の中で半世紀に渡り脈々と生き続け、登利平の味として受け継がれてきてんですて。いやいや、能書き読むだけで口ん中はヨダレで一杯っすわ。

注目は当然、「鳥重」。薄~くスライスされたのと皮つきの2種類、件の「たれ」がまんべんなくまぶされた鳥肉が熱々ご飯の上に乗っかり、湯気とともに甘~い「たれ」の香りが鼻を擽って、もう辛抱堪らん。

堪えきれずにガッつくと、鳥肉はあくまで柔らかく、「たれ」は半世紀のコクを感じさせ、流石は上州鳥めし、名物!と唸らざるを得ません。

高崎って、次にいつ訪れる機会が来るか全然判りませんが、そん時も是非、ここ「登利平」で昼エサ喰いてぇと思った、Kanotherなんでした。

・・・・・・でも、唐揚げ定食も旨そうだったな~。