シェーグレン症候群の薬剤師

シェーグレン症候群を患っている薬剤師のブログです。
病気の事、生活のこと、メモしています。

ムコスタの口腔乾燥症に効果があるか?

2015-12-28 00:36:13 | シェーグレン症候群
最後に一つ追加です。

こんな記事がありました。参考までに引用させていただきました。
私は胃薬の中ではムコスタは好きです。こんな効果が少しあったからだったのかは不明ですが。
こういうことも研究されている程度に思ってください。適応はありませんので保険では処方することは出来ません。適応外ということもかのうかもしれませんが。


レバミピドの作用機序は、炎症部位でのフリーラジカル産生抑制・消去作用、好中球の浸潤・活性化抑制作用、あるいは炎症性サイトカインの産生調節作用などが粘膜炎症に対して効果を示すことが明らかにされており[文献 1)]、シェーグレン症候群をはじめとする口腔乾燥患者に有効ではないかと考えられている。事実、レバミピド点眼液は、ドライアイに適応を有し上市されている。
そこで、レバミピドが口腔乾燥症に効果を有するのではないかと期待され、以下の試験[文献 2)]が行われており、本試験において統計的に有意差は認められなかったものの、レバミピドの唾液分泌に対する効果が示唆されたため、さらなる試験が必要と考えられている。

<方法>

「シェーグレン症候群改訂診断基準」(厚生労働省研究班、1999)に基づきシェーグレン症候群(軽症、重症を含む)と診断された患者で、導入期間(2-4 週間)の開始前と導入期間終了時のサクソンテストによる唾液分泌量の差が 1 g 以下および導入期間終了時におけるサクソンテストで唾液分泌量 3 g 以下の患者 104 名を対象とした。レバミピド群:53 名、プラセボ群:51 名に割り付けた(軽症:レバミピド群:37 名、プラセボ群:35 名、重症:レバミピド群:13 名、プラセボ群:15 名)]
レバミピドを 1 回 1 錠(100 mg)、1 日 3 回毎食後に 8 週間経口投与し、投与開始前、投与 2、4、8 週目のそれぞれの時点で唾液分泌量(サクソンテスト)の計測と自覚症状の変化を評価した。
また、投与開始前、投与 2、4、8 週目の口腔乾燥状態を患者に、4 段階(症状無し、時々症状を感じる、ほぼ毎日症状を感じる、ほぼ毎日強く症状を感じる)で評価してもらい、口腔乾燥の全般改善度を測定した。

<結果>

唾液分泌量はどの測定ポイントにおいてもレバミピド群ではプラセボに比べて増加傾向を示したが、プラセボと有意な差は認められなかった。また、レバミピド群による口腔乾燥の改善率も増加傾向を示したが、プラセボと有意な差は認められなかった。


今年はこれまで

2015-12-28 00:16:37 | 日記

最近はSSの話題もなく、体調も相変わらず、あまり書くこともなく。徐々にですが、症状は悪くなっています。慣れてきたせいで乗り切っている感じです。
また来年もぽちぽち書いていきますので。また覗いてください。良いお年を。

睡眠 爆睡

2015-12-27 23:50:40 | シェーグレン症候群
大抵一晩に3回以上は起きています。目薬を2回くらい、水を数回のんで、あとトイレに行って。だからなんとなーくすっきり寝た感じがしない日々が多いです。
しかし引越し当日はさすがに疲れたのか、全く起きず、声をかけられたのもわからず爆睡。朝まで何もせずに寝ていました。目も口も気にならずに寝てました。
不眠に悩む中高年の女性は多いです。SSの人も不眠には悩まれているようです。夜の睡眠の事を昼間考えている人も多いそうです。精神的に不安定だと睡眠にも影響はしますが、やっぱり昼間の活動量・・肉体労働の少なさが問題なんだなと思いました。本当に睡眠を必要としていれば身体は勝手に寝てくれるのかもしれないと思いました。
だからといって毎日倒れるまで働くわけにはいけませんものね。
でも疲れていましたが、すっきり朝まで寝れたのはなんとなくすがすがしく心地よかったです。

年末を迎えて

2015-12-27 23:30:02 | 日記
また年末を迎えました。乾燥の季節にもなりました。これから一番SSにとっては辛い時期です。
今年は暫く仕事を休み双子の孫の世話に大忙しでした。双子たちが家の近くに引越してきました。その準備と引越し全て私が一人でやりました。引越し当日なぜか皆用事があっていない!!もう体力の限界でした。手首と親指は腱鞘炎で痛い。双子もすくすく育ちデブになり重たい!!!うれしい悲鳴でしょうが・・・・疲れました。