:: dragonyan ::

日々のこと

Courtney Barnett @ 梅田クラブクアトロ

2015-10-31 | 鑑賞とか


10月怒涛のライブ鑑賞月間、
ラストはコートニー・バーネットさんでした。

コートニーさんはオーストラリアのメルボルン出身、
左利きでギターを弾くシンガーソングライターで、
ジャンルは

「オルタナティブ・ロック」「インディー・ロック」
「グランジ」「ガレージロック」

ってwiki先生はおっしゃってますけど、結局なんなのさ。

左利きでギターをかきならし、けだるそうに歌うコートニーさん、
超かっこよかったですよ。

やっぱり楽器ができる女子はかっこいいなぁ
私は特に女性ドラマーがかっこええと思うけど、ギターもなかなかや。
ギターなぁ放置されてるなぁ、、、全然練習してへんなぁ、、、

さてさて木曜日のライブは
ギター兼ボーカルのコートニーさんの他、ドラムとベースだけという
超シンプルなバンド編成やったけど、厚みあるある。

大所帯好きの私でも、物足りなさを感じさせない演奏やった。
なんせかっこよかったわー

レーヴェン、ショートストローほどにうぉぉぉとはならんかったけど、
すごい良かったですよ。

10月のライブ鑑賞月間めっちゃ良い感じやった。
今年あとは12月のZAZENBOYSくらいかなぁ、、楽しみや!!



Courtney Barnett - Full Performance (Live on KEXP)

巡り巡る

2015-10-31 | 日々の事とか

昨日行ったライブの話は後回し。
今日は2年ぶり?3年ぶり?に会う友人と食事に行ってました。


梅田ナビオの6階にある「鶏っく」

超美味しかったんやけどーお腹いっぱい食べたんやけどー
締めに食べた鯛の釜飯が思い出に残るほどの美味しさやったんやけどー
写真はない。

牛久大仏に誘われて、関東に住む友人に会いに行き、
その共通の友人に「会ってきたよー」と報告がてら連絡を取り、
そして本日、久々の再会に涙する女2人 in 梅田。

タイミングが合えば会えるようになったーる。

牛久さんのGoサイン、タイミングがバッチリやったようですよ。
ありがとーございまーす。




「OK」


先の記事で書いた、楽しんでたらいいんだよ、ってのはほんまにそう思うけど、
楽しむにもコツがいると思うねんなぁ。
生きてたらやっぱりしんどい時もいっぱいあるわ、そらそうだ。

そんな時にジタバタでもじっとしててもなんでもええけど、
腐すことなく前を向いてたら光も射してくるってもんだ。

そんな偉そうなこと言っちゃってー
結局はいろんな人たちに助けられてるねんなぁ。ありがたいわ。
縁は巡り巡る。温かく繋がるご縁は大事にしたいな。
そんなことを思う本日の会合でした。

努力とか向上心とか

2015-10-29 | 日々の事とか

昨日仕事帰りに、本町あたりで信号待ちしていましたら、
どこぞの会社の先輩・後輩らしきサラリーマン2人の会話が聞こえてきました。

「楽なほうを選んでもなんとかなるけど、
あえてしんどい方を選んで努力するほうが成長もする。」

「頑張ったら頑張った分だけ自分の身につくから」

とかなんとか、熱いご指導をされておられました。

そうだそうだもっともだ、素晴らしいこと言う先輩だな。と思う反面、
「けっ、くそくらえー」と思う私もおりました。

「努力」とか「向上心」とか「成長」とかいったものに対する拒絶反応なー
なんでやろう。ひねくれてるんやろか。やろな。

人が努力して頑張ってキラキラしてる姿は美しいと思うけど、
それを人に強制したり、「そうあるべき」的な押し付けがイヤなんやろな~
なんの努力もせずに、人のせいにしたりグチグチ言うくらいなら
それは頑張った方がええんちゃうとも思うけど。

なんでも楽しんでやってたら身につくよ。と思ってる派。
身につかんでも楽しんでたらええよ。と思ってる派。
正しいか正しくないかは分からんけど、そういう派閥もあるんだよ若者よ。

そしておばちゃんは今からライブに行って楽しんでくるんだよ。イエイ♪

SHORTSTRAW & SAWAGI JAPAN TOUR 2015 @ 心斎橋JANUS

2015-10-17 | 鑑賞とか

実は帰阪した2日後、風邪で寝込んでしまいました。
よわっちーわー。

寝てても起きてても動いてても横になってても具合が悪くて、
何もできへんから横になるけど、横になっててもしんどくて。

もう自分は一生社会復帰できないのではないだろうか
というくらいに自分の体の中で起きている暴動に、涙目で耐えていました。

でも翌日には復帰できるんよなぁ。人間の体てすごいなぁ。
ほんでもってその翌日にはライブ鑑賞に行くんよなぁ。


出演は↓こちらの4組

・SHORTSTRAW(from SOUTH AFRICA)
・Sawagi
・マイミーンズ
・DENIMS


最初のDENIMSというバンドはボリューム大き目の若者ロックで
お客さんもまばら、しかも若者ばかりやし、間違えちゃったかなぁと
おばちゃんは居心地の悪さを感じました。

次のマイミーンズも然り。
良いとか悪いとかじゃなくて、どちらも好みでなかったので
とうとうライブセンサーが狂っちゃったかな~と思ってたところ。

SAWAGIの登場。



以前どこかで観たことあるんよなぁ。
その時もええやんええやんと思っていましたが、やっぱり良かった!
お客さんもぎゅっと詰まってきてノリも良い感じや。

昨日はなんだか頭の中がごちゃごちゃしてて、
上手に整理がつかずに、思考と感情が勝手にうねうねしとったんよな。

そんなところ、爆音で聴くSAWAGIの音楽に救われたのであります。
すごい良かったよ。
ほんまに、どうしようもない思考を吹き飛ばしてもらえた。昇華。

いいな~と思うバンドとそうでないバンドは何が違うんやろうなぁ。
リズムかなぁとも思うけど、なんかたぶんそれだけでも無いような。
ほんまに良かったよSAWAGI、昨日の私にはすごい有り難かった。

やっぱり私のセンサーは狂っちゃいなかったわ。
良かった良かった、ラストはお目当てのSHORTSTRAW


南アフリカ出身のバンド

イエーーイ。
おばちゃん、この間のレーヴェンに引き続きノリノリでございました。
ノリノリのおばちゃんは目も当てられないかもしれんけど、知ったこっちゃない。
ライブに行ったら楽しんだもん勝ちなのですよ。

SHORTSTRAW最高やった。お客さんも最高。場の空気最高。楽しかったわー
一生懸命日本語を話す姿も愛らしく、性格良さそうなバンドやなぁ。
病み上がりで、思考もごちゃごちゃの自分から、いろんなもんが吹っ飛んだ。
遠路はるばる南アフリカからありがとう。

楽しかった!


Shortstraw - OMG (Official Video)

北関東に行ってました。

2015-10-16 | 観光とか

先週の木曜日の朝、夢に牛久大仏が登場しました。
…大丈夫です、大丈夫です、そんなにおかしいことではないはずです。

(夢の話)
電車に乗って牛久大仏へと向かっているはずが、
いつの間にか、うさぎなどが放し飼いにされてる動物園に到着したので、
「なんでやねん」と夢の中でも大阪人丸出しのつっこみを入れたのち、
無事に大仏のもとへとお参りに行けました。

そんなこんなでパッと目覚めて、ネットで牛久大仏を調べたら、大仏のそばには、
うさぎやリスなどと触れ合える「小動物公園」という公園があったのですねー
そんなことは全く知らんかったのに、見せられるてことは行くことになるやろなぁと。

普段は「めんどくさい」が口癖の、動かざること山の如しなんやけど、
思い付いた時の動きの早さったらない。

そこから、関東に住む友人に連絡し「明後日からの3連休は何してる?」から始まり、
たまたま予定が空いていたようなので、お家に寄らせてもらうわ~というところから、
泊めていただくことになり、さらには牛久大仏も一緒に行ってもらえることになった。

急な話やったのに、ええよーと二つ返事で気さくに応えてくれた友人に大感謝。
その旦那も気ぃ良くお付き合いしてくれたし、感謝しかないわ~


てなわけで、先日の3連休は関東方面へ行っておりました。


久しぶりだわー東京。

東京に着いてから、泊めてもらえる友人とは別に、会いたかった人達にも会えて、
楽しい時間を過ごしたけど詳細は省きーの。

その後友人一家のお迎えにより、無事にお宅訪問することもできたのですなー。
なんだかんだスムーズやったわ~

行くわ行くわと言いながらも、なかなか行けずにおったんやけど、
今年の春頃やったか「今年のいつとは言えんけど、家行くわなー」と放った
約束をきちんと守ることができましたよ。

居心地の良い素敵なお家でくつろがせてもろたわ~お布団超気持ちよかった。

翌日は朝から出発しましたよ。
距離感がよく分からんのやけど、まぁまぁ遠いのな~
乗り物に弱い私は、息子さんから奪ってまで助手席を確保。そんな大人どう?

ところでなんで牛久大仏が見たいの?と尋ねる友人に、
まさか夢で見たからとか言ったら気持ち悪がられるよなぁと思いつつ
言ったね。「夢に出てきてん」そのまま、そう、ありのまま言ったね。
でもそんなに引かれることもなくて良かった。(知らんけど)


さぁ着いたよ。



でかーー

大きさが半端ない。

着いてから、喉が渇いた私は、自動販売機で水を買ったのですなー。
ほんならゴトンゴトンって、なんか変な音。
見てみると、水のペットボトルのあとからもう1本、ソルティーライチも出てきた。

こんなことは生まれて初めてなんですが、大仏さんからプレゼントをいただいたーと
無邪気に言う私に、冷たい目で見ることもなく温かく見守る友人夫婦。


大仏さまありがとう、いただきますー



「OK」


大仏さまを前にして何か感じるものあるかって、何もありゃしない。
夢に出たから行ったものの、でかーーとしか感想がない。




でかーー



でかーー

内部にも潜入しときました。


なんかおもしろい空間やったな~

自由の女神の3倍の大きさやったっけ。
とにかく大きさがすごすぎて、世界一大きい像としてギネスにも認定されてる。

新しい大仏さま、歴史はないし、御利益云々はわからんけど、
ど迫力な大きさの大仏の存在感に、圧倒されに行ったら良かろう。

さくっと大仏様をあとにして、次はコキアの丘のある国営ひたち海浜公園へ。
またしても距離感分からんけど、さらに遠いのなぁ。
よくぞ連れて行ってくださいましたわ。おつかれさん。


きれいなぁ

コキアという植物を初めて見たわ~
ほうき草とも呼ばれるらしく、色づいたあと枯れた草を乾燥させて箒にするらしい。
へーー。



きれいやったし人も多かったな~

ひたちなか公園は超広いとこで、大阪で言うたら万博公園みたい。
数時間の滞在では全く周りきれませぬ。
お天気も良かったし、気持ち良かったわ~


おばけススキの前におる知らんカップルをパチリ

夕方になったので、帰路に着きましたんやけどー、
5時頃公園を出て、水戸駅まで送ってもらい、東京へ戻って、
そこから新幹線に乗って大阪に着いたのが夜10時半だったという。

最後まで距離感掴めぬまま移動時間も長かったわー
でも行けて良かったー
友人たちにも大仏さんにも会えて良かったー

ありがとうありがとう、また行った時にはよろしくねー

Räfven(レーヴェン)@ 梅田クラブクアトロ

2015-10-10 | 鑑賞とか

星乃珈琲店のロイヤルミルクティーがにっがいにっがい。
あらちょっと渋めのお紅茶ね、というのとは全く違う。にっがー

もしかしたらたまたま何かの間違いでそうなったんかもしれんし、
たまたま行った店舗の味がそうなんかもしれんけどな~

普段美味しい紅茶を飲みつけてるだけに我慢でけへんかったわ~
頼んだ飲み物をほとんど残して店を出たのは初めてや。

なんとなくモヤモヤしたものを抱えてライブに行きましたら


そんなもん吹っ飛んだっっ

今年のフジロックで、チャランポランタンとセッションしたとかで
どんなバンドかと興味を持って、ほんでもって行って良かった。

くそかっこ良かったっっっ

クアトロは少なめの入りやったけど、お客さんのノリが素晴らしく
踊れや歌えや、超楽しい会場の雰囲気やったし、何よりレーヴェンが

くそかっこ良かったっっっ


お客さん輪になって踊る。


お客さん座らせられる。


フラフープしながらサックス吹く人。


なんかアコーディオンの人がせり出してきた。

レーヴェンはジプシーパンク・バンドなんだってさ。へー。
チャランポのジャンルが分かった、ジプシー歌謡やな。そうかそうか。

途中バイオリンの方がデス声で歌ったり、民族音楽のような曲があったり、
全員がボーカルにもなったり、フラフープ回したり、とにかく芸達者や。

めちゃめちゃ楽しかった。激アツやったわ。
おばちゃんノリノリで、久しぶりにジャンプしましたわ。低くやけど。
レーヴェンヤヴァカッターマジアツカッター


裸ん坊が約半数。


アンコールが終わっても拍手冷めやらぬお客さんの前に現れたレーヴェン

底抜けに楽しかった。また行きたい!


Ra?fven 10 year anniversary at Pustervik

Moon ♀Mama presents 『CON ⚡CON』vol.1

2015-10-07 | 鑑賞とか

Moon♀Mama とZAZEN BOYS の2マンライブに行ってまいりましたよー。
結論から言うと、久しぶりに自分の中の何やらが揺さぶられるライブやったっ

前の記事で書いた、階段裏から観た時みたいな壁は一切作りたくなかったので、
やや前方よりの中央付近から観てやりましたよ。だってザゼンやもんっ



コンパスというお箱はわりと小さめなもんで、真ん前まで行かずとも
かなり近い距離からZAZEN BOYSを観られるという幸せ。
向井さんばっちりがっちりがん見させていただきました。

昨日は隣に居てた若かろう女子が超ノリノリで、それがなんかすごく嬉しくて、
何度かガツガツ当たられても全く腹も立ちませぬよ。
バンドとの距離も近いし、壁なしでめっちゃ楽しかったっ

そやのに途中でいらん野次が飛んでたなぁ。
「もっと来いよ!ここ大阪やぞ!」・・・それいらんわ~

私の横のノリノリ女子は除いて、正直おとなしかったのはお客さんのほうで、
もっと乗っかってかなあかんのはこっちのほうであるにも関わらず、その野次。
ザゼンがそんなことを言われる筋合いはない。大阪云々も意味が分からんしなー

連帯責任でもないけど、他の人もその申し訳なさを感じたやら感じなかったやら。
不思議なもんで、その後からなんだか会場の空気が上がっていったので、
あの野次もやっぱり必要やったのかな。(もうやめてほしいけど)

そこから怒涛の演奏、ラストはやっぱり破裂音の朝やったのですな~
泣いた。あれって泣ける曲なのかなんでだ。泣いた。
ありがとうありがとう。

ZAZEN BOYSは12月に梅田クアトロでワンマンするって!
やったやった、願いを叶えてくれた嬉しい。必ず行きます。

そんなわけでお次は、このイベントを企画したPIKA⭐さん率いるバンド、
Moon♀Mamaの登場。


あふりらんぽは少し聴いてたけど、その後のPIKA⭐さんの音楽はあまり知らず、
Moon♀Mamaは初見で、一体どうなんやろうなぁと思ってました。

どのあたりからか忘れたけどぐいぐい引き込まれて、
龍の棲家という曲では、ピチピチ弾ける白い光に包まれた。(イメージです)
コーラスの別府さんの声もなんとも心地よい空間を作り出してたな~
坂本弘道さんのチェロもすごく良かった。

「歌う人」という曲では思いがけずウルウルきてしまったわ。
対比される言葉の羅列と、そしてそれ全てを内包するような。

PIKA⭐さんの誤魔化しのない真っすぐさは、
少しばかり居心地の悪さを感じなくもないけど、
それでも弾けるようなエネルギーに、こちらもお裾分けしていただいたみたいな。

いや~良かった。2組ともすごく良かった。
ええライブを観させてもらいました。久々にライブ鑑賞でチャージされた。
そしてそして、今週は金曜日もライブ鑑賞デイですねん。イエイ!

KITTY, DAISY & LEWIS vs EGO-WRAPPIN @ BIGCAT

2015-10-06 | 鑑賞とか

今月はライブ鑑賞強化月間ですよー
昨日は昨日でピカ⭐さん率いるバンドMoon♀Mama と
ZAZEN BOYSが対バンとか!!!なんちゅうこってすか。

心斎橋コンパスというライブハウスは大きいとこではないので、
何が何でもチケット取るぞ!と意気込んでゲットしたらまさかの整理番号1番。
勢いがありすぎた。でも開演時間ギリギリに行ったけどな。無駄な1番な。

その感想を書く前に、先週の木曜日に行ったライブのレポート書かなあかん。
暇はあれども書く環境下になかったのであります。

久しぶりに行ったBIGCATはお客さんで満杯。ソールドアウトやったしなー
開演時間になってもまだ会場に入りきれてないお客さんの列に並んでたら
中からはもう演奏してる音が聞こえてきてた。
入りきってないのに始まるってな。

木曜日行ったライブも2組のバンドが演奏する2マンライブで、
先に演奏したのはKITTY, DAISY & LEWISというロンドンから来たバンドやった。


三兄弟バンド

私、音楽のジャンルが全く分かりませんでして、
50sぽい懐かしさにジャズ的な要素とかスカ的な要素を散りばめた、、、
さっぱり分からん。

とにかく素敵なバンドでしたよ。

ライブ好きなくせして人混みは苦手でして、
できるだけ揉みくちゃにならん場所へと居場所を探したところ、
木曜日のBIGCATでは、階段の裏という秘密基地みたいな場所から鑑賞しました。

段と段の隙間から覗き見する感じな。
そうしましたら会場との一体感から隔たりがあったのは言うまでもなく、
なんとなく音楽に入り込めないでいました。

ライブの醍醐味っつったら、自分の境界をどこまで取り払えるかやと思う。
周囲にいる人が気になったり、どうでもええことに気を取られると、
全く溶け込めんまま、ただただ聴いてるだけという。
まぁそれでもええねんけど。

木曜日は素敵なバンドを目の前に、段の隙間からただ聴いてるだけの状態やった。
でもその場所から移動する気はサラサラなかった強情者の私です。

そんなこんなで素敵な音を奏でるバンドやなぁと思ってるうちに終わり、
次はエゴラッピンだー。初ラッピン。



よっちゃん歌上手かったわ~
日本の女子ボーカルの中でも上位に入るのではなかろうか。知らんけど。

エゴラッピンの音楽もジャンルがよく分からんのやけど、
なんとなくチャランポランタンと被るものがあるよね。
昭和歌謡を思わせるジャズ風味の何やら。

チャランポランタンはそれにユニークさがプラスされた感じで、
エゴラッピンは格好良さというか渋みがある。
なんか渋カッコ良かった。

でも前述の通り、階段の隙間から覗き見してたもので
かっこいいな~(ボンヤリ)という感じでエゴラッピンも終わってしもた。

でもアンコールで2組のバンドが一緒に演奏した「りんご追分」には
かなりの衝撃を受けて、階段の存在を忘れるほど前のめりになっていた。
そのあとの曲「Bo Diddley」も超かっこ良かった。

1組ずつでも充分すごいバンドが、
一緒に合わさった時に発するパワーはものすごい威力がありましたわ。
アンコールの2曲だけでも行った甲斐あったかもしれん。

階段裏で、ステージを遠くに眺めていただけの聴衆者が、
アンコールの曲で隔たりを越えましたよ。良かった良かった⭐

映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」

2015-10-01 | 鑑賞とか

ぬるりと始まりさらりと終わったシルバーウィーク、
その最終日に観に行った映画がこちら。


ヴィンセントが教えてくれたこと

ビル・マーレイが演じる偏屈ジジイと、
隣に越してきた少年との交流を描いたハートフルコメディ。

と聞いて、クリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」を思い出した。
頑固じいさんと少年というのは相性が良いのかしら。

96歳で亡くなったうちのひいじいちゃんと、私の兄との相性は悪かったけどなー
確かに神経質なところはあったものの、私にとっては優しかったひいじいちゃん。
人には色んな一面があるもんで。

この映画もそんな風に一人の人間の色んな面を見せてくれます。

悪態をついて他人を寄せ付けようとしない偏屈じいさんは、
前半はその自堕落ぶりやクソジジィぶりを遺憾なく発揮するんやけど、
途中からその奥にある優しさを垣間見せるのですな。

正しいやり方でも、分かりやすい優しさでもないけど、
人からの頼まれごとを無下にはねつけずに請け負うところなんかに、
滲み出る人間性な。

あー、あれや。
映画スモークのハーヴェイ・カイテルの感じと似てる。

「世に言われる聖人にも欠点はあっただろう。
なぜなら聖人も自分たちと同じ普通の人間であるから。
人のために尽くすことができる人を聖人というならば、
自分にとっての聖人はヴィンセントだ。」

…私アレンジ入ってますが、ラストに少年はこのようなことを言うのですな。
ろくでもないじいさんが聖人になった瞬間ですな。

人にはいろんな側面があるし、人は自分の見たいように人を見るし、
その人の人物像みたいなもんは、あって無いようなもんやな~とか。

私的には、聖人と讃えられて壇場に上がってきたヴィンセントが
照れ隠しに悪態つかへんかなぁ、とひねくれた展開を期待したけど、
おとなしくキレイに爽やかに終わった。王道の良い映画やった。

エンドロールまで楽しめるおもしろい映画でしたよー。