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ついにローソンの中に郵便局が出来た。郵便局の中にコンビニというのはあったが、既成店舗のコンビニ内に郵便局というのは、初めてだ。かつて、全コンビニで郵便物の引受を行うという話が持ち上がって、全特かなにかが猛反発して立ち消えになった話があったと記憶しているが、あの時のイメージは、普段のカウンターで郵便業務を取り扱うというものだった。
今度のは、郵便局の囲いを作り、コンビニ業務とは別に取り扱うというもので、貯金も行うというから、簡易郵便局の簡易版である。
当初は、上田郵便局の職員が出向して仕事をするが、ローソンの店長が研修を済ませたら店長を受託者にして簡易郵便局にするという。新しい発想で、これが成功したら過疎地を中心にして一気にローソン内の郵便局が増える可能性がある。
ところで、それなら最初から簡易郵便局にすればよいのに、なぜ分室なのか? 上田局の局員が出張するのだから分室だ、という話も分からなくはないし、受託者が研修中なのだから簡易郵便局としては開局できない、という理屈もあるが、本音は「分室にすれば収集家が押し寄せるだろう」という目論見が見え隠れするのだが、いかがであろうか。
そもそも、小包の引受をしないのでローラー印は要らない筈だし、風景印を使用するのは、客寄せパンダ以外の何ものでもないではないか。
愛知県で行われた移動郵便局ポスクルも、収集家を意識した気配が感じられた。民営化以前は、口々に「収集家のためにやっているわけではない」と邪険にされた経験があるので、我々にとっては良い時代がやって来たと思うべきだろうか。
なお、このブログは、郵政のお偉いさんも見ているようだ。
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