なんでも鑑定団

　7月14日から16日まで、逓信総合博物館で「全日本切手展2012」が開催されることになりました。その最終日の7月16日（午後１時から午後３時）に、なんでも鑑定団の出張鑑定が開かれます。鑑定品を見てもらいたい方、収録を参観したい方を募集中です。詳しくは、「たんぶるぽすと」や「全日本郵趣」に掲載されます。

25銭

　最初の手彫証券印紙25銭の25枚ブロック、というか50面シートの右半分。もとフェラリ・コレクションにあって手彫切手のシートコレクションに含まれていたもののようだ。実は、左半分も残骸が残されていて、15枚がつながった状態で存在する。10枚は時代の切れ目で切断されたらしく、リーフには後から継ぎ足された使用済と共に収められている。

インドネシア作品追加

インドネシア展のアクセプトが1作品追加になりました。
飯塚博正さんの「満州郵便史」（５）
です。
これで日本からの作品は15となり、活躍が期待できます。

花回廊

　都道府県の花ほどの制約はないものの、なかなか切手に描かれた花の風景印が見つからない。バラはどこにでもあるのだが、それでは「花束のようなバラ」を捜すと限定される。スミレは宝塚限定。ポピーが難しかったが、埼玉の大山。どうにもならないのでムスカリで、鳥取花回廊を描く会見でしのいだ。
　それにしても、指定局が東京中央で、東京駅の風景印というのが味気ない。もともと、日本人はスタンプラリーが好きな国民なのだから、郵便局会社も工夫してもたいした売り上げにつながらないなどと言わずに、盛り上げる努力をして欲しいものだ。

渡辺版は50円と80円の各5通で10通組　
鳴美版は各5連で50円と80円の2通組

169-0073新宿区百人町2-21-8
株式会社　鳴美