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金属とインキ浸透

2008-02-28 22:33:10 | 郵便局


 愛知県藤岡局管内に設置された移動郵便局。初めての試みという人もいるが、戦争中にサイパンやパラオで自動車による移動分室を設置していたから、誰か古い人が覚えていて提案したのだろう。
 だが、折角の移動郵便局も、藤岡局の和文日付印をそのまま使用するというので、興味が半減したという人も多いだろう。日付印に「移動分室」とか「御作」などと入っていたら、大騒ぎになったのに違いない。実際に使用した日付印は、普通の藤岡の和文印。



 しかし、藤岡郵便局の窓口では、インキ浸透式を使用している。民営化以後は、窓口ではインキ浸透しか使用していないそうだ。移動郵便局の方は、金属印なので、どこで引き受けたものかは、歴然と区別できるのだ。下図は、窓口で使用している和文日付印。なお、藤岡局は、事業会社藤岡集配センターは併設されている(窓口はない)ので、そこでは金属製の和文日付印を使用している由だが、年号に下線がないので区別できる。


大手町分室

2008-02-26 19:42:47 | 郵便局設置/廃止
 5月7日、丸の内支店は、銀座支店に統合、統合というのは体裁だけで、実質的には丸の内支店廃止、業務引継支店が銀座支店ということのようだ。地下の私書箱室は、一部を銀座に持っていくが、丸の内のオフィスからは、「そんなのとんでもない」という声が聞こえてきそうだ。そこで、銀座支店大手町分室が、大手町ビル内に設置される。私書箱とゆうゆう窓口の分室だ。大手町ビルには、大手町ビル内郵便局が開設している。
 東京中央郵便局の窓口は、八重洲のビルのフロアを借りて、新局舎完成までの間、仮営業をする。かなり手狭なようで、従来行ってきたロビーでのイベントなどは難しいそうだ。初日押印サービスも、場所がないので、どこか別の場所にセッティングするという。
 丸の内側にも窓口を設置する計画らしいが、東京中央郵便局の分室になるのか、別の郵便局なのか。
 丸の内支店は5月6日がラスト。東京中央郵便局は、日付印は変わらないだろう。銀座支店も変わらないだろう。銀座支店大手町支店は、「銀座」の日付印を使うわけにいかないだろうから、「銀座/大手町」になるのだろうなあ。



雪まつり

2008-02-08 23:57:09 | 写真付き切手


 お買いあげ戴いているお客様には、とても申し上げられない話なのだが、召集令状の呼び出しのようなフレーム切手の買い付けには、いささかうんざりしているのが正直なところ。いやいや,特典航空券を手配して札幌に飛んだ。
 やる気のないところは、商品には見せない。仕事だから当然なのだが、実情は、昼間の仕事を済ませて札幌滞在1時間の「一刻も早く帰りたい」強行スケジュールで、雪祭りの雪像など一目も見ずに帰途についた。札幌中央の閉局ギリギリで、もしも窓口で切手が売り切れていたら無駄足だった、というのは楽屋裏の話である。
 4月からは、各地の郵便局でフレーム切手が発売される。支社版というよりも、郵便局版という雰囲気のようだ。買って戴くお客様も大変だと思うが、買いに行く方は、もっと大変なのだ。
 せめてもの愚痴を一言。


一筆啓上

2008-02-07 23:26:11 | ふるさと切手


 丸岡城がなくなった一筆啓上の福井県ふるさと切手の再版シート。1月10日以降発売ということで初日カバーを作成するために手ぐすね引いて待っていた。しばらくして、北陸三県で1月28日から発売という情報が北陸支社から入ったので、そのつもりで丸岡郵便局に出張する手はずを取っていた。ところが、情報網から1月22日に都内の郵便局に現物が到着したことが判明した。端末に入力されていなかったので、販売することができないという。だがその翌日には、「YOKOSO JAPAN」の発売に合わせて売捌き開始となった。「郵趣ウィークリー」には、29日に都内で入手できたなどと、のんびりしたことが書かれているが、東京では北陸に先駆けて販売を開始していたのであった。
 いつから売り出すのか分からない切手に関しては、情報収集と緊張の毎日である。今回もなんとか面目が果たせたのでほっとした次第。