今年から再び安藤広重の東海道五十三次になった文通週間。しかも、葉書料金の70円が加わって4種類になった!
この題材ならば、多局印の選局に悩むことはない。70円は白須賀。90円は小田原。ところが指定局が小田原なので、4つハンコを押すのならどこかを探さなければならない。小田原でハト入りとハトなしを押すには芸がないからだ。鴨宮局の風景印には、新幹線が邪魔だけれど、広重の小田原の一部が描かれているというので併印決定。
ところで、小田原のハト印はインキ浸透式だが、小田原局の窓口では和文ハトも欧文ハトも和文ハトなしも欧文ハトなしも、全部インキ浸透だった。それでは、郵頼を受ける東京中央の初日印係はどうだったかといえば、こちらもインキ浸透。初日印係では、作業のために送られてきたのがインキ浸透だったが、小田原局の窓口では金属印を使っているのに違いないと思っているようだった。
110円は、浜松。ここも風景印はウナギの図案で面白くない。東海道沿いの馬込局を併印することにした。切手に描かれているのは大杉で、風景印は松の大木だからちょっと違うのだが…。
130円は、石薬師。風景印の図案もぴったし。最寄りの津中央局で特印を併印して完成。