首里

　旅の風景３集と４集は、沖縄だ。１県で２週ずつの発行ということは、このシリーズは９４集まで発行されるのだろうか？でも、京都も中途半端だし、沖縄も離島が入っていない。ということは、２巡もありで１８８集まで出るのだろうか？　それとも、そんな先のことは全然考えずに行き当たりばったりなのだろうか？



　３集のキーアイテムは、首里城、守礼門、シーサー。首里周辺の各局のデザインは、どれも捨てがたいが、寒川を選んだ。実は当蔵も押印するはずだったのだが、あまりに摩耗が酷く、シート貼には押印したが、３通組の方には押印しなかった。押印しなかった理由には、印の摩耗ともうひとつ、インキ浸透式であったことだ。どうもインキ浸透式日付印は、「読めればよい」といった感じで、初日カバーに押す気になれない。もっとも、やむを得ない場合が少なくないのであるが。



　写真なら写真、画なら画でよいが、中途半端にCG処理したどちらつかずのデザインは、かつての休戦土候国の切手のようで軽い印象を受けてしまうのは、私だけだろうか。１０種連刷ばかりの切手を発行するので、小遣いがなくなって困るというのは収集家だけで、一般の方々に対しては最近は切手の売れ行きも良くなって評判がよいそうだ。

旅の風景シリーズ第３集

【渡辺版】
洋七封３通組　那覇中央と首里、首里寒川　3,727円

【鳴美版】
洋七封３通組　那覇中央と首里、首里寒川　3,727円
大型封にシート貼　那覇中央、牧志、首里当蔵、首里寒川　　2,940円

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