いよいよ最終コーナー

　いよいよ終盤戦を迎えた支社版フレーム切手。出始めたのが昨年の10月からなので、まだ１年も経過していないというのが嘘のようだ。毎日毎日、支社の報道発表を朝昼晩、ノイローゼになるのではないかと心配しながら見続けて、なんとかほとんどの初日カバーを作ってきた。
　９月10月はお休みだ。時々、こうしたお休みをしてくれるのなら、民営化して再開しても、「さて、作ろうかな」と思うのだが、今度は先の見えないチキンレースの様相を呈している。しかも、今度は50円のフレームまで参入するって「郵趣」に書いてある。
　使われそうもない切手をどんどこどんどこ出して売ろうという施策が丸見えなのだが、それと承知で買ってしまうのが収集家のサガなら、それを後押しするのがウチの仕事だ。
　支社が制作するふるさと切手はなくなるらしいが、それに準じるシリーズ切手を発行して、記念切手とふるさと切手を合わせた発行件数を維持するといっているのだけれども、国営でなくなった郵便局の切手は、上手に発行計画を練らないと収集家は離れていってしまいますよ。