無事に台風は通過をしたようです。
昨夜、東大寺別当の北河原公敬猊下の出版記念パーティが開かれました。
大阪のホテルに、宗教界、財界の方々など700名が集われました。
別当ってあまり馴染みのある言葉ではありませんね。いわゆる住職さま。220代住職という意味です。
このように書くとわかりやすいですよね。
ちなみに東大寺十四世別当は弘法大師さんです。
このように、とかく難しいと思われる事をやさしく噛み砕いて教えていただいています。
ISBN:978-4-06-217210-3 講談社
本文より
何も言わない蓮ですが、人の生き方、あり方について示唆しているように思うのです。嘘と偽りと貪りに満ちた世の中で、「どうせ汚い世の中なんだから」と汚濁に染まるのか、それとも嘘と偽りと貪りはあろうとも、それに浸り切らず、美しい香しい花を咲かせるべく努めるのか。どちらにも道は開けています。選び取るのは自分です。それが試されています。
改めて自分自身を省みてしまいます。
猊下のご自宅前にはたくさんの蓮が育てれています。
いつも高尚なイメージをもっていたのですが、非常にわかりやすい本です。
皆様もどうぞ心の洗濯をなさってみてはいかがでしょうか。