たき洋一奮戦記 ~私たちの未来は 私たちの手で! 

たき 洋一 が、私たちの声でつくる政治への挑戦を綴ります

会議って?(その4)

2011-10-31 19:45:43 | 政治活動

今朝は、すごいもやでしたね。

朝の活動中も、みるみる周りが曇っていく状況でした。

なにか今の状態を象徴するかのようです。


橋本駅では、うって変わっていいお天気です。
このようになれば、良いですね。


(本日の写真も全てイメージであり、本文とは無関係です)

昨日の続きです。


さて、計画実施前に「説明会」と呼ばれる会がもたれるようになりました。
ここで、よくいわれるのが「この会はどういう会ですか?」という言葉です。
行政側からみると、「既に決定された計画について住民に対して説明する会」と捕らえているように思います。

住民側からすると、初めて聞く計画ですから、案をお聞きした上で、当然に住民の意見を聞いて反映してもらう場として考えますので、計画変更はしませんという当局の姿勢に対して、憤りを感じるとともに、これは単なる「報告会」と映るのです。

この意識の違いが、溝を深めていくこととなります。

そもそもこのような会は、行政として積極的に取り組んでいないケースもあります。
議会で審議する中で、「住民への説明会を行うべき」との意見に対して実施される場合も多いと思います。


では、当局として住民の声をどのように取り入れようとしているのでしょうか?
よく聞かれる言葉は、「地域に出向きご意見をお聞きしました。」です。
”出向き”というのは、当たり前のことなのですが、庁内の仕事が中心と考えているのでしょうね。
そして、出向く先が、本来はこのような説明会と考えるのですが…
実際には、いわゆる「区長さん」と呼ばれる方々と意見調整することなのです。
「区長さん」は、地域のことを一番熟知されている方と位置づけられています。
従って、全ての事に対してお伺いを立てる事となります。
「区長さん」に責任を押し付けすぎだと感じています。
この件は、また別の機会にさせていただきます。

ですから、地元の意見は取り入れたのだから、何か問題がある場合は「区長さん」を通じて説得をお願いすることとし、当初の方針通りとなります。

ここまでで、会議が何のために開かれているのか。
それは、「住民の声を聞きました。」、「住民の要望です」というシナリオにするために必要な儀式であるとさえ考えることもできてしまいます。

明日は、会議から外れますが住民の意見をお聞きする「パブリックコメント」について書いてみたいと思います。
(続く)



会議って?(その3)

2011-10-30 17:00:14 | 政治活動

(本日の写真も全てイメージであり、本文とは無関係です)

昨日の続きです。
さて、委員全員に発言を求めるケースです。
これは、比較的市民が多く委員として入られる場合に多いと感じます。
回毎にテーマを設定して、それぞれに意見をいただくように事前にお願いをしています。
ですので、委員の方は、他の委員の発言に対して議論を行うのではなく、ご自身のお考えを発表する形をとります。
欠点としては、全員の用意された発言をいただくわけですので、時間がかかるため、委員お一人が一回づつ発言されて、会議は終了です。
あとは、次回の予定と宿題の発表という形になってしまいます。

もちろん、最初に紹介した発言のない会議に比べると、大変大変中味のある会議といえると思います。
問題は、このいただいたご意見がどのように最終結論に反映されるかです。



委員長は事務局に対して、この結果をまとめて次回報告するよう指示されます。
委員さん全員からの発言を纏めるのは至難の業でもあります。
で、どうなるかというと、ほとんど事務局と申しますか、当局の考えている方針に都合のいい部分をピックアップすることとなります。

では、折角いただいた意見は何だったのか?となります。
そして、最終の答申案の際に、「私の意見は全く盛り込まれていない」との不満が続出します。
それは、折込済みとして、当初の方針通りの答申が作成されたうえで、「このような貴重なご意見をいただいた」と付記することになるのです。

またお忙しい市民の方にお昼に時間をとっていただきますので、みなさん短時間いえ予定時間に終了しようという意識が働きます。
夜間に開催の場合もありますが、その場合も自ずと終了時間は延長できません。

そこで、委員全員の承認を得たと、答申がなされることとなります。

どうですか?
もちろん何度も申しますが、全てではありませんが、このようなケースも多々あるのです。

では、なぜ会議や答申が必要なんですか?
それは、住民の方のご意見を伺ってではなく、「住民や業界の方々のご意見または要望をお聞きした結果、このようにします。」と持っていくためのように思われます。

明日は説明会と呼ばれるものについて触れたいと思います。
(続く)



会議って?(その2)

2011-10-29 20:03:32 | 政治活動

(本日の写真も全てイメージであり、本文とは無関係です)

昨日の続きです。
このような会議に住民代表が入ることもまだ少ないのが現状です。
そして、業界団体や直接利害関係にある方々には、この会議に前後して打ち合わせと称する会議が役つき委員を対象に事務局主導で行われるケースもあります。


この打ち合わせで、意見はあってもスムーズな進行をお願いするとともに、事務局としての方向性をレクチャーします。
ここで、多少の議論がある事もありますが、委員の方も半ば諦めとともに了承するしかありません。
想定問答もここで検討されます。
他の委員からの発言に対しては、こう発言して潰し当初の線で結論を得るよう議論されます。

何より議事録という、後々形となって残る事に神経を使います。
打ち合わせ時の議論は残りません。
できるだけ全員の総意をとりたいし、言質をとられないようにということに力を注がれます。

もちろん、委員長や座長なども事前に事務局において選任されます。
誰しも重い役は荷が重いと感じますし、委員となられる方は他の会議の委員と重複しているケースも多いですから、特に問題なくそのまま決定となります。
そして、事務局にとって好ましくない発言をするのではという委員には、率先して副委員長になっていただき、個人の意見より纏める側に回ってもらおうとします。

このように骨抜きの形の会議が行われます。

しかし、「あくまでも決定するのは委員の皆様であり、事務局ではありません。」これが重要なポイントです。
また、一般市民の方が委員として参加されている場合は市民の考えに、刷り込まれてしまいます。

そして、区長と呼ばれる方が参加している場合は、地域住民の声であり、地域は了承したという事になるのです。

これが、会議の実態です。
もちろん全てではありませんが、このような形のものもあるのも事実です。

明日は委員全員に発言を求める形式の会議についても紹介します。
(続く)


会議って?(その1)

2011-10-28 16:31:43 | 政治活動

今朝は金曜日、いつも通り橋本駅へ。
なにやら人だかりが。

ときどきあるのですが、観光バスのツアーの受付待ちのようです。
今日はバス3台のようでしたので大賑わいです。

こんなときは、日頃お顔を合わすことの少ない方々ともお会いできるのでありがたいです。
お声がけ下さる方もいらっしゃり、ついつい張り切ってしまいます。
しかし、添乗員の方がお話されるときはお話はストップです。
この辺りが難しいところです。

(写真は市議会委員会のもので本文とは関係ありません)
さて、今朝もお話したのですが会議のあり方についてです。
先日、ある地域の体系づくりを行う会議の議事録を読ませていただきました。
その自治体のみならず、周辺地域にとって大切な事を協議、決定していく会議です。
一例としての紹介ですので、その中身は伏せさせていただきますがノンフィクションです。
事務局はその自治体の担当課が受け持っており、委員はその自治体の管理職・議会、また上位団体とぼかしてもわかりにくいですので、ずばり県、国の出先機関、業界団体の代表者、学識経験者(大学教授)等、30名で構成されています。
そこに申し訳程度に住民代表2名が参加されています。

そして、事務局の進行で議事は進みます。
まずは、進捗状況の報告など。
ボリュームは結構ありますが、事務局の説明に対しての質疑や意見はありませんでした。

議事に入ります。
内容は差し控えますが、ここでも質疑や意見もなく全て承認可決です。

その他事項に入り、決算状況で質問がでました。
もちろん質問者は住民代表です。
これで、この会議は終了となります。

最後に、住民代表以外の委員から質問がありましたが、「次回の会議日程」についてです。

これは、あくまでも一例にすぎません。
住民代表の方も、本当はもっと質問したかったのかも知れませんが、当日膨大な資料を渡されても、何を質問すれば良いのか????だったのかもしれません。

事務局サイドからみると、この会議は素晴らしいという評価になると思います。
住民からみるとどうでしょうか?
税金を使って、本当に私たちの暮らしのことを考えていただいているのか不安になりますね。

どうしてこのような会議になっていくのか、またこの会議の持つ意味について検証していきたいと思います。(続く)

(冒頭の写真も記事とは関係ありません)


ブログ満2歳です

2011-10-27 18:40:31 | 政治活動

もう真っ青、雲ひとつない秋空でした。


今日は10月27日。
2009年10月27日にこのブログはスタートしました。
この記事が745本目となります。

選挙期間中を除き、毎日更新を続けてまいりました。
お読みいただいている皆様に感謝あるのみです。


丁度1年前のアクセス状況は、178,627ページをご覧いただいていましたが、現在は、482,448ページとこの1年で30万以上のアクセスをいただきました。
本当にありがとうございます。


また、コメントを通して、メールで、様々なご意見もありがとうございます。
時にはくじけそうになるくらい厳しいご意見もいただきますが、その一つ一つのご意見に感謝し、反省し、それを糧に頑張ってまいりました。
また、励ましのご意見にも感謝し、後押しをしていただきました。
今日、このブログを書かせていただけるのも皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。

この4月の県議選で落選させていただき、また自分を見つめなおす機会をいただきました。そのことで、活動内容は大きく変わることとなりました。

朝の駅の活動については、現在もなお「意味がない、止めたら」とのご意見をいただいたりもしています。「橋本の選挙スタイルには、私の活動はなじまない」とのご意見もいただいてもいます。
もちろん、うなづける点もあるかもしれません。
そして、私のことを思って意見いただいていることに感謝するばかりです。

しかし、私は今の現状でいいのだろうかという疑問を持ち続けています。
市民、県民の声や想いは何処に??
一部の声の大きな利益代表の方たちで全て決まる、筋書きのある形骸化した会議。
本当にいいのだろうか?私たちの暮らしはどうなるんだろう???
私の力は小さいですが、変革のきっかけとなる小さな穴でも空けることで何かお役に立てればと思います。

今後とも活動内容はグレードアップさせながらも、ブレることなく続けていきたいと思いますので、今後とも叱咤激励を賜りますようよろしくお願いいたします。

また、TwitterやFacebookをしないのか?とのお尋ねもいただいています。
私も性格上、スタートする限りはきちんとしたいので、現在はこのブログを通じて発信してまいりたいと考えています。

今後ともよろしくお願いいたします。



             たき 洋一



まちじゅうがイベント

2011-10-26 21:41:02 | 政治活動

一昨日の記事の中で紹介したSunChildは、おおさかカンヴァス推進事業の作品のひとつです。

この「おおさかカンヴァス推進事業」って何?
調べてみると、大阪のまち全体をアーティストの発表の場として「カンヴァス」に見立て、大阪の新たな都市魅力を創造・発信しようとするものだそうです。

なるほど、まち全体でのイベントといえば思い起こされるのが、「神戸ジャズストリート」です。25年以上前に始まりました。異人館で有名な北野坂を中心に、プロやアマチュアの演奏家がジャズをスイングします。

そして、クラシック版は大阪クラシックですね。

一ヶ所にとどまらず、面的に行われるイベントには多くの魅力と吸引力がありますね。


明日から、お隣河内長野でも「ぐるっとまちじゅう博物館2011」が、始まります。
このイベントは、文化財を公開する「文化財特別公開」をメインとして、まち全体を博物館と見立てて、さまざまな企画を行われます。
今年は今も戦国時代の山城の姿を残す烏帽子形城跡を舞台に烏帽子形山に焦点をあてて開催されます。


九度山の人形めぐりも観光資源として貢献していることはもちろん、参加される町民の方々にも、喜びや楽しみを与えているようです。


さて、橋本ではどうでしょうか。

やっちょんまつりも開催会場が増えてきました。
多くの連が参加されていることからも、まちじゅうで踊るイベントになっても楽しいですね。


だんじりも各町内で練り歩いたり、集まったりと人手の問題もありますが神社のお祭りとは別に市内全てが出揃うと迫力満点でしょうね。


秋の夜長、楽しいイベントに心はせてみましょう。



外来種

2011-10-25 18:47:45 | 政治活動

最近、道端で紫の大きな花を咲かせる朝顔を見かけます。
これも季節はずれに咲いているんでしょうか?

そういえば、九度山の桜はどうなっているのか気になり見てきました。

やはり、ポツリではありますが咲いています。
どうやら台風で、開花を抑制するホルモンをもつ葉が飛ばされた事が原因かもといわれています。
ともかく、少し不気味ではありますが地球環境の変化によるものではないようで一安心です。


さて、朝顔に話を戻して…
こちらも一ヶ所ではなく、あちらこちらで見られます。
また、朝だけではなく夕方でも花を咲かせています。
不思議に思い調べてみると…
夏の花として古くから親しまれている朝顔ではなく、南米原産の「オオバアメリカアサガオ」よいう花のようです。

「オオバアメリカアサガオ」は、朝顔と同じヒルガオ科ですが、6月から11月ごろまで咲くとの事です。
花は朝から一日中咲き、種をほとんど作らず、葉の根元付近から根を出して新しい苗となるため、風で葉が飛ばされると、飛んでいった先で根を張ることもある。
1年で10メートル以上も成長する。

そして周りの植物を覆うことで枯らしてしまうこともあるようです。

魚では、橋本市只野の以賀尾池でコクチバスが発見されました。


生態系に影響を与える外来種に注意が必要ですね。

そういえば、まちも全国的に大手のチェーン店が繁盛する裏で地元の商店が圧迫されていくのも課題ですね。



未来への希望

2011-10-24 19:53:44 | 政治活動

私の世代では、大阪万博といえば懐かしい思い出です。
小学2年生の私は、何度も何度も通ったものでした。
万博が終わり、エキスポランドも閉園した今でも、しっかり大地に根を下ろし未来を見据えているのが太陽の塔です。

「芸術は爆発だ!」の岡本太郎さんの代表作です。
この太陽の塔は3つの顔を持っています。
正面胴体部の顔は現在を、上部の金色の顔は未来を表しているそうです。
では、もうひとつは…

現在、未来といえば過去です。

過去の顔は、背面にあります。
この過去の顔は外部からは見ることができませんね。

もう40年も前に建設されたものでありながら、今でも存在感を示しています。


その前に、現代美術家ヤノベケンジさんの「SunChild」が展示されました。
これは、おおさかカンヴァス推進事業2011の作品として展示されたものです。


前の説明によると、
《 Sun Child 》 は再生・復興してゆく人々の心に、大きな夢と勇気を与える希望モニュメント。高さ6.2mにおよぶこの巨大な子供の像には、防護服を脱いでも生きてゆける世界を希求し、たとえ傷だらけになっても完全と足を踏ん張り、たくましく前を見据えて立ち向かうという、次に来たるべき未来像とメッセージが込められています。
岡本太郎氏の「太陽の塔」と呼応するように、《 Sun Child 》 はその手に“太陽”を持ち、大阪の地より世界中へと希望の光を贈ります。
と書かれています。

震災、原発事故がおこり、将来の不透明感に不安になる現在、希望の光、
あるいは灯火である“太陽”を心にとどめ、立ち上がる人々によって、
世界は再び明るい未来へのメッセージですね。

10月28日より、東京の岡本太郎記念館でも展示されるそうです。



2011-10-23 20:39:24 | 政治活動

今日もイベントや式典など盛りだくさんの一日です。
妻地区の会館の落成式、学文路天満宮の秋祭り、私立幼稚園の運動会に、民間施設のお祭り…、市外では、丹生官省府神社のお祭りに、青洲まつり,
高野山世界遺産ウオークにりら創造芸術高等専修学校の演劇祭もありました。

実際には、私は近隣ではなく大阪へ行きました。
お天気が心配な一日でした。
朝、橋本市内は、もやで視界が非常に悪い状態です。


しかし、空は青空で、雨の心配はなさそうと思いながら車を走らせました。
紀見トンネルを抜け、河内長野市に入ったとたんに雨が降っています。
トンネルを抜けると…と言いますが、ほんの少しの距離で違うものですね。


こんな天気は、夕方だと虹が見えるんだろうなと思っていました。

少し早く着いたので、まだ紅葉には早いのは承知で、箕面公園に立ち寄りました。
野生のサルは?と、思いきや全く見当たりません。


条例の施行で、サルにえさを与えると1万円以下の罰金など規制をしたためでしょうか。
人間との共生が図れているのならいいのですが。

そして、滝をみると、なんと虹が!!!!

さっき思ったことが、こんな形で現れるとはびっくりです。
滝と私のロゴで使っている虹が一緒になるなんてとても感激です。


そして、見上げると私の大好きな木漏れ日がみえます。

とても心新たに、癒し、元気をいただきました。

そうこんな車も発見しました。

よく海外ドラマ等では見かけますが、実物はあまり見かけません。
どうぞ、お幸せに!!


皆様にもいい日でありますように。


天空

2011-10-22 18:32:32 | 政治活動

台風12号の線路支障で運休していた天空ですが、10月4日から運転を再開しています。
紅葉の高野山にお出かけの方に間に合ってよかったです。

そして、観光バスも戻ってきました。

この駅のロータリーのバス停留所は、一番端に天空専用として使われています。

大勢の方が、バスから天空へ 天空からバスへと移動されます。

しかしながら、この駅での移動のみで、せっかく橋本にいらっしゃっているのにほんの僅かの時間しか過ごしていただいていません。

往復に天空を使われるツアーは見かけませんので、この橋本駅に降り立たれるのは1度きりです。特に天空からバスの場合は、待っているバスに足早に向われますので経済効果はほとんどありませんし、橋本を印象付けることは残念ながらできません。

駅近くにも応其寺もありますし、観光ルートを設定して旅行社に提案してみたいです。
なにしろ折角足を踏み入れていただいているのですから、歩いていただけると、このまちに住みたいと感じていただけるかもしれません。

折角の機会を活かせる観光資源を大切にしたいですね。


天空は原則予約制ですが、空きもあるようです。
レトロな雰囲気と、沿線の花は素敵ですよ。
こちらでご確認のうえご乗車されてはいかがですか。