最近は、イベント関係は書いていませんでしたが今日、明日はちょっと特別に書いてみます。
「アジアから音楽文化発信を考える~著作権のこれから」というシンポジウムに出席しました。
私の政治の師である笹野貞子元参議院議員が、コーディネータとして参加されているというよりも、京都創政塾も協賛をしているからです。
創政塾講師の北海道大学教授の山口二郎先生
同じく講師の作詞家のもず唱平先生もいらっしゃいます。
まずは平松大阪市長の挨拶から始まりました。
その後、谷井昭雄パナソニック特別顧問の基調講演
そして中国、韓国、ベトナム、マレーシアの著作権関係者から様々な視点からのご意見がありました。
アジア各国内で経済交流は深く、半数以上をアジア圏内で流通しています。
そこで障壁となるのは言葉です。
今日のシンポジウムはこの機械を使うことで同時通訳されています。
しかし、言葉を超えて交流できるのが音楽ですね。
日本と中国の合作の歌も紹介されました。
政治や文化面でも切っては切れない関係の各国ですが、音楽の交流でひとつになれます。
先日も、SMAPの中国公演が大きな交流の輪を広めました。
そこで、近年問題となるのが目に見えない知的財産権です。
インターネットの不正ダウンロードも含め大きな問題となっています。
そのために埋もれてしまっている作詞家作曲家の方もいらっしゃいます。
法を制定して取締るのではなく、道徳や教育が大事ではないだろうか。
作る側、聞く側双方にメリットの生まれるようにしていくことが大切です。
そして、互恵という交流から、アジアが世界がひとつになれるはずです。
Win-Winの関係を築く必要を感じたシンポジウムでした。
第2部は、千昌夫さん、崔京浩さん(中国)、成世昌平さん、MAYUMIさんの歌で
酔いしれました。
言葉を超えた真の文化交流を実感しました。