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あのうの幸せトンボ

日々の何気ない出来ごとを、思いつくままに……。

彼岸花

2014-09-10 20:31:21 | 日記
今朝、ウオーキングをしておりましたら彼岸花を一つ見つけました。

ホントに「可憐な」と言う言葉がぴったりの細い茎に小さな花が1個咲いておりました。
いつもなら今頃は残暑が厳しい頃で、彼岸花はもう少し先でお目にかかるものなのですが今年は天候が不順で、例年とやはり違うんですね。
それで、余程あわて者の彼岸花なのか?それとも「ちょっくら、地上の様子を見てくるわ」と偵察隊の一員が顔を出したというわけなのでしょうか?

しばらくすると偵察隊の報告によって本隊が「よし、それなら咲こうか」てな調子で次から次へと顔を出し、あぜ道や堤防が紅い絨毯を敷き詰めるように深紅で染まるのであります。
彼岸花は、満開の頃は誠に綺麗な風景を見せてくれるのですが、咲き切った後がいけません。
桜なら咲き切れば風に散り「桜吹雪」と言われるほど潔い散り際を見せてくれるのですが、この花は人間の「老醜」を見ているよう。
あれほど美しかった花も焦げ茶色に枯れて垂れ、朽ちていくのであります。
人間もそれにしかり。若い時に美しい人ほど老いたときのギャップが大きいと言うものなのでしょうか?自分はギャップが大きいのか小さいのか?
でも近頃は歳を重ねてもいつまでも美しい人もお見えになる時勢ゆえ、1+1=2ではないのであります。


友人たちと「エアロビ」後にはいつも近くの温泉で汗を流しながら、姦しく美女会談(?)をしております。
本日も温泉へいつものメンバーで行きました。
体育館の近くにあるその温泉は塩分を含んでおり太古の昔、この地は海であったとのことで海が何らかの要因で陸となり、地中深く掘り下げた地層から塩分を含んだ温泉を掘り当てたとのことであります。

友人のKさんのお姉さんが50代半ばで病気で急死され、息子さんも事故で亡くなられたとのことを聞き、「ホントに人生、いつ何が起きるか分からへんなぁ、今を楽しまなあかんなぁ」と皆の意見が一致したのであります。

確かなのは「今」のこの時間だけなのだと、改めて思いました。

では、さようなら (^O^)/