昨日は、朝からトラブル続きの一日だった。原因は、トイレの介助場面で、肛門まで便が降りてきているのに、そこから先が出てこない。肛門を直接指で刺激し、肛門内に指を入れて、道筋を付けても、それでも出てこないという頑固な便だった。
火曜日は、午前中、ドイツ語教室に出席する予定で、行っている間に、ヘルパーが来てくれ、食事を始めているという段取りだったのだが、ドイツ語教室へ出かけることに待ったがかかり、その後もいつトイレと言い出すか分からず、私は動けないままに、昼食の用意を始めることになった。ヘルパーさんにちょっと買い物をしてきてもらって、昼食は用意した。
食事を終え、ヘルパーさんが帰ると、すぐにトイレに、でも、便は出ずに、「浣腸を買ってきて何とかして!」ということに相成った次第だ。
浣腸しても、ちゃんとは出ずに、混乱は続く。排便を諦め、ベッドに戻りしばらくしてようやく落ち着いたという状態だった。
その後、大きな変化はなかったものの、排便はないまま。まあ、そうは言っても、トイレの水が茶色に濁り、便の一部が出ていることは確かなようだった。
こういう事態に遭遇すると、私は何て無力なんだろうと愕然とする。そこへ行くと、看護師などは、考えるよりも先に体が動くように訓練され、自然に体が動いて対処できるようになっているようだ。その一方、私などは頭が動き、体を動かそうとするが、体は動かないまま、呆然と立ち尽くすということになるようだ。本当に困ったものだ。
今日も、同じような状態が今でも続いていて、同じことが繰り返されている。何とかならないものだろうか?
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