DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

自殺 と いじめ

2018-11-19 11:28:06 | 雑感

 こどもの自殺する。自殺した子供の親は学校でいじめがあったのかと学校を追及する。学校は、当初、学校はいじめはなかったと回答し、その後、調査委員会なるものが設置され、いじめがあったという発表がなされる。これが最近のパターンのようになってきている。まあ、いじめにも、事例によって大きな差がある。対象者を追い詰め、逃げ場を塞いで、自殺を強要したような、いじめが自殺に直接的に結びつくようなケース場合もあるだろうし、いじめと自殺の間に時間的に相当の期間があり、その間、不登校状態が長く続いたような、自殺との因果関係が希薄な場合もあるだろう。

 いじめもハラスメントと同じで、対象者がどう受け止めたかがいじめがあったかなかったかの判断の基準になるだろう。だから、実態がどうであろうが、対象者がいじめられ、苦痛に感じていたというのであれば、それはいじめと判断されるだろう。自殺した場合は、対象者がすでにこの世にはいないのだから、対象者に確かめることができない。いじめがあったという判断に傾くのは仕方ないことなのだろう。

 しかし、いじめたとされる少年にとっては、どうなのだろうか、と考えてしまう。一生消し去ることができない深い傷を負うことになる。このことも、しっかりと受け止めることが大切なのではないだろうか?

 自殺の原因をいじめにするのは簡単なことだが、それはどうなのだろうか?もっと、大切なこと、いじめ後のケアの在り方をきちんと検討してみる必要があるように思うし、そっちの方がずっと大事なのではないかと思う。

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